猫と人はこんなに違う。猫の身体の仕組みを知るための猫学講座

By bzp00343
猫と人はこんなに違う。猫の身体の仕組みを知るための猫学講座
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猫の視力や味覚はどうなっているの?血液型で多いのは?意外に知らない猫の身体の仕組みや能力についてまとめてみました。猫と人はやっぱりこんなにちがうんですね。。。

 

■猫の視力は人間とどれくらい違うの?


猫のまんまるな瞳。とても綺麗でまるでビー玉のようですね。しかし猫は目の大きさは人間と比べると顔の面積に対してかなり大きいにも関わらず、視力はそれほどよくありません。

猫の視力の平均は、0.2~0.3程度だと言われています。しかし、目の光を感じる能力は人間よりも優れています。その差はなんと6倍。つまり、猫は人間が見える限界の6分の1の光があれば、見ることができるのです。

これは、猫の瞳の網膜の後ろにある「タペータム」という反射膜のおかげ。このタペータムは、取り入れた光を50%も増やせる効果があるそうです。

また、猫と人では色の識別能力にも違いがあります。人間は光の三原色である「赤・青・緑」をすべて認識できますが、猫は「赤」を識別できません。猫にとって、赤い色は青か緑に見えるそうです。

 

■猫の味覚は人間とどれくらい違うの?


味覚にある「甘い」「苦い」「すっぱい」「辛い」といった感覚の中で、猫がもっとも敏感に感じるのは「すっぱい」という味覚。

これは食べ物が腐っていないかどうかを判別するためにとりわけ大切な感覚。そのため猫の口の舌のへりには、酸味を感じる細胞が多く集まっているそうです。

猫は口に含んだ瞬間、その食べ物が酸っぱくないかを瞬時に判別できるそうですが、人間と大きく違う部分として「甘さ」を感じられないといいます。

あんこが好き、という猫は結構多いそうですが、それは甘さが原因ではなく、タンパク質の旨味を感じているから。猫に甘党はいないそうです。

 

■猫の聴覚は人間とどれくらい違うの?


猫と犬を比べる時、嗅覚は犬の方が良いと考えられていますが、聴覚は断然猫のほうが上です。聴覚は猫の五感の中でもっとも優れている機能で、人間のおよそ8倍、犬の約2倍優れていると言われています。

特に猫が優れているのは「高音」を聞き取る能力。人が聞き取ることができる音は一般的に、バイオリンの一番高い音程度の20キロヘルツ。犬の場合は38キロヘルツまでなのに対し、猫は60キロヘルツまでは聞き取ることができるとか。

これは、約20メートル先にいるネズミの足音も聞き取ることができるというレベル。すごいですよね。ちなみに猫は1音の10分の1の高さの違いも正確に聞き分けることができるそうです。

 

■猫の心拍数は他の動物と比べてどれくらい違うの?


猫の心拍数は、1分間に120~140回。人間の心拍数は1分間に60~70回ですから、猫の心臓は人間の2倍の速さで動いていることになります。

動物は、体が大きくなるほど脈は遅くなります。ゾウの心拍数は1分間に20~40回。逆に身体の小さいはネズミは1分間に600~700回だそう。ネズミはつねにドキドキしているようですね。

ということは、猫の心臓はゾウの6倍早く、ネズミの5倍ゆっくり動いているということ。しかし猫もゾウもネズミも、平均寿命から換算すると、一生のうちに打つ心拍数はほぼ同じだそうです。なんだか不思議ですね。

 

■猫の血液型は人間とどれくらい違うの?


猫の性格。一言で表すとしたら「マイペースなB型」かも知れません。しかし猫の血液型で特徴的なのは「O型がない」ということ。

猫の血液型は、A、AB、B型の3種類。そして猫の80%がA型です。次に多いのはAB型で15%。もっとも少ないのはB型でわずか5%なのだとか。

しかもB型の猫は、アビシニアン、ペルシャ、ブリティッシュ・ショートヘア、エキゾチック・ショートヘア、デボンレックスなど。

日本のいわゆるミックスの猫ちゃんは、ほとんどA型ということに。猫に関しては、血液型占いは当たらないようですね。

 

■最後に


知っているようで知らなかった猫の身体の仕組み。他にもいろいろありますが、猫と人間、大きく違うところはもうひとつあります。

それは、「猫は肉球からしか汗をかかない」ということ。人間はよく「全身汗びっしょり」になることがありますが、猫は全くそんなことにはなりません。

猫がお風呂に入らなくてもいつもツヤツヤしていて、ちっとも臭くないのは、汗腺が体にないから。

これも猫の大きな特徴です。猫ってすごいですねえ。
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