猫は毛柄や性別で性格が違うってホント?毛柄別、猫の性格の傾向とは
猫の性格には個体差が大きいものの、毛柄ごとに似た傾向があると聞いたことはありませんか?
長年色んな柄や色の猫ちゃんと暮らしていると、なんとなく『この柄の猫はこんな性格』と感じることもあるのではないでしょうか。
科学的な根拠がある訳ではないですが、毛柄と性格には何かしらの関係があるようです。
今回は、科学的な根拠はないかもしれませんが、長年猫飼いの中で言われている猫ちゃんの毛柄や性別での性格の違いをご紹介します。
▪️単色柄の猫
白猫は繊細な猫が多く、気難しい一面も見られることが多いと言われています。
他の猫に対しては強気な性格を見せる一方、飼い主には深く甘える傾向があると言われています。
黒猫は穏やかで落ち着きがあり、賢く人懐っこい性格の猫が多いようです。
声をかけると返事をするように鳴く子も多く、コミュニケーション上手な子も多い印象です。
グレーの猫はおおらかでおとなしい猫が多いと言われていますが、内面は意外に繊細で神経質な面を持つことがあります。環境の変化に弱いタイプも少なくありません。
▪️バイカラーの猫
複数色が混じる猫には、性格にも個性がはっきり出ると言われています。
サビ猫は優しく温厚な性格と言われています。協調性もあり、多頭飼いにも向いている印象です。
飼い主への愛情が深いタイプですが、初対面の人には警戒心を見せることも多いようです。
三毛猫は典型的なツンデレ気質で、自立心が強く、他の猫と群れるより単独行動を好む傾向があります。
三毛猫は女の子が多いこともあり、気まぐれな女王様タイプの猫が多いと言われています。
白黒の猫はタフで生命力が強いと言われることが多いようです。遊びが好きで、元気いっぱいのイメージが強い猫でもあります。
白が多いか、黒が多いか、猫ちゃんの柄で性格の違いが見られるとも言われています。
▪️トラ柄の猫
身近な毛柄として人気の高いキジ猫・サバ猫は、バランスの取れた甘え上手で遊び好きの性格が多いといわれます。
キジトラ猫は猫の原種に一番近い猫とも言われており、体が強い傾向にあるのも特徴です。
我が家も歴代猫すべてキジトラですが甘えたなところもあり、ツンデレでもあるまさに『猫』という性格をしています。
茶トラの猫は、やんちゃで活発なタイプが多く、毎日をにぎやかにしてくれる存在。無邪気で明るく、人との関係を楽しむ猫が多いようです。
▪️短毛と長毛による違いは?
猫の性格は毛柄だけでなく、毛の長さによっても性格の違いがあると言われています。
短毛の猫はよく動き回り、活発で遊び好きな印象を与えることが多いと言われています。
実際に我が家の猫も短毛もどちらかというとよく動く、活発な性格をしています。
長毛の猫は動きがゆったりして見えることや、ブラッシングなどで静かに触れ合う時間が増えることから、おっとりとした甘えん坊と感じられることがあります。
ただし、これも毛柄と同じく「はっきり証明された差」ではなく、見た目やお世話の仕方から生まれるイメージの影響が大きいと考えられています。
▪️オスとメスで違う性格傾向
毛柄だけでなく、性別による性格の違いもよく耳にします。
オス猫は甘えん坊で遊び好きの猫が多い傾向があります。去勢後はより穏やかでデレデレした性格になることがあるようです。
一方、メス猫は自立心が強く、こだわりがある傾向が多いと言われています。神経質でツンとした印象を持つ一方、心を許した相手には深い愛情を見せます。
まさにツンデレ猫と言えるのではないでしょうか。
▪️性格を左右するのは「環境と愛情」
色柄や、毛柄での性格の違いをご紹介してきましたが哺乳類動物学者・今泉忠明先生によると、猫の性格は毛柄や品種よりも「育った環境」に大きく左右されるそうです。
生後3〜4か月の社会化期に人間や他の動物と触れ合う経験を持つ猫ほど、穏やかでフレンドリーな性格に育ちやすいといわれています。
毛柄による性格の違いは傾向として楽しむ程度にとどめ、その子が受けた愛情や安心が現在の性格を形づくっていると理解しておくとより、猫との生活が楽しいものになるのかも知れませんね。
いかがでしたか?
猫の毛柄ごとに性格の“らしさ”を知っておくと、その子の行動の背景が少し見えやすくなり、接し方のヒントにもなります。
毛柄ごとの性格の違いは、飼い主アンケート調査などで一定の傾向が報告されていますが、論文間で結果が一致しているわけではなく、あくまで“傾向”として楽しく参考にする程度がよさそうです。
一番大きく性格に影響するのは、毎日の暮らしの中でどれだけ安心できる環境と愛情が用意されているかという点です。
愛猫の毛柄から性格のヒントをもらいながらも、「この子はこの子だけの個性がある」と意識して向き合うことで、お互いにとって心地よい関係が育てていけるはずです。