猫壱からのおたより

猫壱ファンのみなさま、こんにちは!

今月も猫壱からのおたよりのお届けにまいりました。今月もお受け取りいただき、誠にありがとうございます!

猫壱からのおたより7月号」でお届けした猫壱の新しい文化である「社内日記」。いよいよおたより担当の私の順番が、今月回ってまいりました!

9月は猫壱で一番のしっかり者、総務・経理・人事とマルチにこなし、5匹の猫ちゃんのママでもあるOさんが担当でした。

毎週Oさんからは、会社や社会で役立つあらゆる豆知識が配信されており、無知な私は知らないことばかり…毎週しっかり、Oさんの日記を楽しみつつ、勉強にもなっていました。

私にはこんな身になることは書けない!ということで…今年の8月で猫壱社歴4年になった私、猫壱の一般採用枠(他メンバーは身内や元々のお友だちや元同僚など)では古株。アラサーにしてお局感もでてきた私。

社内でも「懐かしい!」「変化が激しい!」と評判(?)でしたので、猫壱ファンのみなさまにも、この猫壱の激しい変化を知ってもらいたい!と思い、今月のおたよりに持ってきました♪

私と猫壱の出会い~遡っています。

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私が前職からの転職を決意したのは、2年ちょっと働いた春。

前職にはあまり熱を持って打ち込めず…次は興味の持てる分野でと思い、ペット専門の求人サイトに登録しました。

そこは獣医さんや動物看護師さん、トリマーさんの求人が主なので、猫壱のようなメーカーの求人はレアでした。

そして、そのサイトで猫壱に出会いました。ホームページを見て、猫に特化した商品展開、そして情報の詰まったブログ…これは面白そう!と思い、早速履歴書を送ると、面接にきてくださいとのこと。

当時のオフィスは小さな古びたマンションでした。Googleマップを見ながら、向かう途中、「え?もしかしてあれ?…いやまさか…せめて、せめて隣の黄色の建物であってくれ」

と願いながら歩みを進め、Googleマップが「ココ」と示すマンションに到着。

初めての感想は「まじか…」でした。「え?ここが本当に会社?監禁されたりしない!?もうーーーーー帰ろうかな」でした。←ビビリ

ここまで困惑した理由は、採用サイトに載っていた写真はオフィスの中の写真だけだったので、その印象とはぜんぜん違ったからです…

キシキシいう年季の入ったエレベーターに乗り込み、心臓バクバク…

ピンポーン「はーい!」

現れたのは・・・

・美人さん(当時事務を担当していた女性)
・メガネかけた雰囲気やわらかい人(生産管理担当者)
・え?日本人?の彫り深い人(猫壱からのおたより12月号で紹介したHさん)

パッと見ただけでも濃い面々でした。

前職もなかなか濃い人が多かったですが東証一部上場のお硬い会社です。ギャップが激しくて、めまいがしました。笑

美人事務員さんが定形の質問をしてきて、生産管理担当者は終始ニコニコしながらうんうんと相槌…そしてHさんが非常に突っ込んだ質問をバンバン飛ばしてくるシュールな面接でした。

途中、ガチャッとドアが開いて、赤いレザージャケットを身にまとった社長が登場…(このジャケットな気がする…)

しかもフラッと遊びに来ただけとのことでニコニコ去っていきました。いよいよ意味がわからない展開でした。

一次面接は通り、二次に呼ばれ、Hさんから業務で使うソフトの操作とEXCELの実技試験、Kさん(猫壱No2)から英語の試験となぜなのか心理テストを受ける…(当時のKさんの名刺に心理テストが得意って書いてあった気がする)

そこから2ヶ月くらい放置され、何なんだ!と思っていたら、Hさんから内定の連絡。そして給与や福利厚生の説明などを社長から後日受け、入社。

(2ヶ月間他社を受けていなかった私もなかなかのツワモノですね。なんとなく猫壱で働きたい!働ける!と思っていたのでしょう…)

入社後も全然契約書などの手続きがなく、これって給与もらえる?もしかして騙されてる!?と不安な日々を過ごし…

入社初月の給料が振り込まれず、えーこれやっぱ詐欺なのーあんなに働いたのにーとか思っていたら

社長から「振り込み口座間違えちゃいました」…と。笑

(現在はしっかり者のOさんがおりますので、きっちりと「普通の会社」らしい面接、手続き、そして間違いのない給与振り込みという「普通」が整っています。今後ご縁があり、猫壱に入社されることになりました際は、ご安心ください。笑)

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ちょっぴり怪しい会社っぽい会社だった猫壱に無事入社した私。

古びたマンションではあったものの、中は大幅にリノベーションされていたので、まぁまぁとかな思っていたのです。

(トイレが1つしかなく、男女共用だったので、外まで行かないといけないのは面倒でしたが‥)

私が入社したのは夏でした。

直後、待っていたのは「冷房18℃地獄」です。当時の生産管理担当者は超超超暑がりさん。エアコンは常に18℃の強風設定。リモコンも生産管理担当者が管理していました。笑

当時の私はまだまだ若かったのに加えて、入社したて。「寒い!」と主張もできず(今ならリモコン奪います笑)

真夏なのに真冬のストールをかぶって仕事していました。

悪夢の夏が終わり、秋が過ぎ、季節は冬に。そう、かつての猫壱オフィスの一番の厳しいシーズンは冬だったのです。

「おしゃれだから」という理由で(?)、オフィスはフローリンが引っ剥がされコンクリートむき出し。コンクリートむき出しということはそう、めちゃくちゃ寒いのです。

コートやマフラーはもちろんのこと、ひざかけ、カイロ(腰とお腹の挟み撃ち)、ゆたんぽ、手袋、腹巻き、の外よりも完全防備で仕事していました。

使わないから~と社長がガスを止めていたので、あるのに使えないガスファンヒーター。エアコンの微力温風じゃとても太刀打ちできず、手の感覚は毎日なくなっていました。

そんなある日、ついに私は風邪を引きました。

私は前職の上司に「馬鹿なのか!?」と言われるほど風邪を引かない人だったのに、です。笑

そしたらその日にガスが開通!翌日からガスヒーターが使えるように!ガスはとてもとても暖かかった…生き返った気がしました。

ただしそこはガスヒーター、1時間に1回、ガスヒーターから「1時間経過しました。窓を開け換気をしてください。」のアラート。

ガス中毒で死ぬわけにいかないので、やむを得ず窓とドアをフルオープン。雨の日も雪の日も…。凍死する!と思っていました。

そんな1年目の冬を越え、春を越え、夏を迎え、救世主Oさんが猫壱に入社!

「冬が地獄なんです!!!!!!」とOさんに訴え続け…

11月頃寒くなってくると、寒がりさんのOさん。社長と猫壱No2のKさんを導き、無事に…本格的に寒くなる前の12月17日に、休日出勤をして、オフィス引っ越しを完了させてくださいました…!!ありがたや・・・・・。

冬になると、今でもあの昔のオフィスでの寒さとの戦いを思い出します。

ちなみにこれは社長ともよく話すことですが…

とある4年前の健康診断の日、社長と前経理担当者と私とで、今のオフィスが入る建物の前を通りかかったときのこと…。

私は「え!社長、私ここで働きたいです!!!!引っ越しましょう!!」という主張をしていました。笑

まさかあの日の、当時は突拍子もなかったあの言葉が、実現する日がくるとは…。

小さな小さなマンションから、太陽光がたっぷり入り(夏は暑いくらい)、冬でも凍えず快適な温度でお仕事ができる今のオフィスへお引越しができたのも、いつも猫壱を支えてくださり、猫壱を成長させ続けてくれているみなさまがいるからです…。

もうすぐ寒い冬がやってきます。暖房をつける季節がやってくると、あの日の寒さを思い出します。笑

同時にこのあたたかさは当たり前じゃないこと、ファンのみなさまによってあたためてもらっているのだと思います。

みなさまに少しでも恩返しができるよう、これからも猫壱は精進してまいります。これからもどうぞ猫壱を一緒に育てていっていただければ、こんなにも嬉しいことはありません。

本日も最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました!

#猫壱からのおたより からもお返事をお待ちしております。

株式会社猫壱