猫がストレスを感じた時にみせる『ストレスサイン』。
前編でも2つのサインをご紹介しました。
後編でも猫のみせる『ストレスサイン』をご紹介しますが、後編でご紹介するストレスサインは前編よりも少し危険度は高め。
もしかすると『ストレス』だけが原因ではない場合もある、少し危険なストレスサインをご紹介します。
こんな行動を猫がしていないかチェックしてくださいね!
◆隠れる
猫は隠れるのが大好きな動物です。
肉食動物とはいえ、猫は体も小さくあまり強くはないため、周囲の敵から身を守るために四方を囲まれて、周りから体が見えないようになっているところが大好きです♪
しかし猫が隠れ家や敷物の下など、飼い主さんの目の触れないところに一日中隠れてしまっているのは、少し『おかしい』と思った方がよいでしょう。
ストレス源を見ないように、体を隠して耐えているのかもしれません。
しかし、猫は体が弱ると、本能的に姿を隠すと言われています。猫が死に際にいなくなる、と言われているのはそのためです。
猫が飼い主さんからずっと身を隠してしまうのはストレスだけでなく、何かの病気で弱っている可能性も大いにあります。
餌を食べている姿を見かけることもなく、ひたすら猫が隠れ家に隠れてしまっているのなら、一度獣医さんで診察を受たほうがよいかもしれませんね。
◆攻撃行動が増える
猫に限らず、人間でもイライラすると人に八つ当たりをすることってありますよね。
猫もストレスがうまく発散できないと飼い主さんに噛みついたり、引っ掻いたり、八つ当たりで攻撃してくることがあります。
猫が八つ当たりをしてくるのなら、ストレスを思いっきり発散させてあげるため遊んであげるといいでしょう♪
『八つ当たり』での攻撃の場合、大抵猫も手加減をしてくれているはずです。しかし、手加減せずに飼い主さんに対して攻撃してきたり、威嚇をするのであれば少し危険な『ストレスサイン』と考えてください。
性格が変わったように激しい攻撃行動をする猫は、自分をコントロールすることができないほど強いストレスにさいなまれているのか、ストレスの中でも『痛み』を伴っているストレスを感じている可能性が高いそうです。
すぐに病院に連れていき、怪我をしていないか、病気はないか調べてもらいましょう。
いかがでしたか?
『ストレスサイン』はストレスがかかって辛いという猫の心の叫びだけでなく、猫の病気や怪我の早期発見をできるきっかけにもなります。
いつもの猫の行動をきちんと見て観察しておき、猫からの『SOS』であるストレスサインを見逃さないようにしましょう!
(記事 ハナ)