猫は3日で飼い主を忘れない!猫の実記憶力はどれくらい?
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『猫は飼い主を3日で忘れる』なんて失礼な言葉もありますが、猫は本当にそんなに記憶力が悪いのでしょうか?
出張や入院など、猫になんらかの理由で長い間会えなくても、猫に飼い主さんが忘れられたという話はあまり聞かないですし、私自身も忘れられたことはないので、猫の記憶力はそこまで悪いとは正直思えません。
猫はいったいどのくらいの記憶力があるのでしょうか?
どんなことは覚えていて、どんなことは忘れてしまうのか、猫の記憶力について調べてみました!
すると猫はランプがついている箱のなかに餌が入っていることを16時間たっても覚えていたのだそう。
ちなみに同じ実験をした犬は5分程度しか、ランプがついている箱の中に餌が入っていることを覚えていられなかったそうです。
この実験の結果から猫は犬よりも興味のあることに対して、記憶力がいいということが証明されました。
他にも色々と猫の記憶力実験は行われていますが、アメリカでの実験同様、猫は興味のあることに関してはかなり優れた記憶力を発揮することがわかっています。
ただし、猫の優れた記憶力が発揮されるのは『猫の興味のあること』だけ。
猫の興味が薄いことや、猫にとってあまり重要ではないものには10秒も覚えていなかったそうです。
猫らしいと言えば猫らしいかもしれませんね。
では猫は記憶力がいいのであれば、母猫や兄弟猫のことを覚えているのでしょうか?
『猫の記憶力がいい』といっても、『記憶』ができる前に、親猫や兄弟猫と離れていると猫は『親猫や兄弟猫がいた』という認識がないため覚えていることはありません。
猫はだいたい生後4ヶ月~6ヶ月ごろから記憶が構築されるそうなのでその頃まで母猫や兄弟猫と暮らしていたら、母猫たちのことを覚えている可能性もあります。
とはいえ、覚えていられる限度もあるので、あまりに長い期間母猫や兄弟猫に会わなければそのうち忘れてしまうでしょう。
ただ、猫には『家族』という認識があまりないと言われています。
『この猫が母親』『この猫が兄弟』という感覚が人間とは違い、猫にはそもそもないのだそう。
ずっと母猫や兄弟猫と一緒に暮らしていれば、『仲良しの一緒に過ごす猫』『仲間』という認識にはなるようなのですが、『血のつながり』を認識することはないと言われています。
自分の母猫や血のつながりのある兄弟猫でも交尾をし子供を作ることができるのは、『血のつながり』を人間のようにとらえていないからかもしれませんね。
飼い主さんのように毎日一緒にいたり、いないと生きていけないもののことは『長期記憶』といって長い間覚えている記憶に分類されます。
猫は短期記憶も優れていますが、長期記憶も優れています。
そのため、飼い主さんに1~2週間程度会わなかったくらいでは飼い主さんのことを忘れてしまうことはまずありません。
しかし、人間もそうですがずーっと記憶が保持されるわけではありません。
ある程度古くなった記憶は要らないものから順に忘れていきます。
大体よく懐いていた飼い主さんに関する記憶は、2~3年くらいは覚えているのではないかと言われています。
人間もですが頭の中で反芻して思い出していれば、もう少し長く記憶として覚えておくことができます。
猫も頭の中で何度も反芻して飼い主さんのことを考えていれば、3年以上覚えておくことは可能なのかもしれません。
また、猫は視力が弱いため、飼い主さんを顔や見た目で覚えているわけではありません。
そのため、見た目が多少変化しても匂いや声などが変わっていなければ、猫は飼い主さんを数年経過していても覚えておくことができるのかもしれませんね。
出張や入院など、猫になんらかの理由で長い間会えなくても、猫に飼い主さんが忘れられたという話はあまり聞かないですし、私自身も忘れられたことはないので、猫の記憶力はそこまで悪いとは正直思えません。
猫はいったいどのくらいの記憶力があるのでしょうか?
どんなことは覚えていて、どんなことは忘れてしまうのか、猫の記憶力について調べてみました!
◆実は猫の記憶力は犬よりいい
アメリカでの実験記録になりますが、『たくさん箱を並べた中でランプがついている箱の中に餌がはいっている』と言うことを猫に覚えさせ、猫がいつまでランプがついている箱のなかに餌が入っていることを覚えているのか、という実験を行いました。すると猫はランプがついている箱のなかに餌が入っていることを16時間たっても覚えていたのだそう。
ちなみに同じ実験をした犬は5分程度しか、ランプがついている箱の中に餌が入っていることを覚えていられなかったそうです。
この実験の結果から猫は犬よりも興味のあることに対して、記憶力がいいということが証明されました。
他にも色々と猫の記憶力実験は行われていますが、アメリカでの実験同様、猫は興味のあることに関してはかなり優れた記憶力を発揮することがわかっています。
ただし、猫の優れた記憶力が発揮されるのは『猫の興味のあること』だけ。
猫の興味が薄いことや、猫にとってあまり重要ではないものには10秒も覚えていなかったそうです。
猫らしいと言えば猫らしいかもしれませんね。
◆猫は母親や兄弟を覚えてる?

では猫は記憶力がいいのであれば、母猫や兄弟猫のことを覚えているのでしょうか?
『猫の記憶力がいい』といっても、『記憶』ができる前に、親猫や兄弟猫と離れていると猫は『親猫や兄弟猫がいた』という認識がないため覚えていることはありません。
猫はだいたい生後4ヶ月~6ヶ月ごろから記憶が構築されるそうなのでその頃まで母猫や兄弟猫と暮らしていたら、母猫たちのことを覚えている可能性もあります。
とはいえ、覚えていられる限度もあるので、あまりに長い期間母猫や兄弟猫に会わなければそのうち忘れてしまうでしょう。
ただ、猫には『家族』という認識があまりないと言われています。
『この猫が母親』『この猫が兄弟』という感覚が人間とは違い、猫にはそもそもないのだそう。
ずっと母猫や兄弟猫と一緒に暮らしていれば、『仲良しの一緒に過ごす猫』『仲間』という認識にはなるようなのですが、『血のつながり』を認識することはないと言われています。
自分の母猫や血のつながりのある兄弟猫でも交尾をし子供を作ることができるのは、『血のつながり』を人間のようにとらえていないからかもしれませんね。
◆猫は飼い主をどれくらい覚えていられる?
先ほど紹介した実験はあくまで猫が『短時間覚えていられる記憶』を測った実験になります。飼い主さんのように毎日一緒にいたり、いないと生きていけないもののことは『長期記憶』といって長い間覚えている記憶に分類されます。
猫は短期記憶も優れていますが、長期記憶も優れています。
そのため、飼い主さんに1~2週間程度会わなかったくらいでは飼い主さんのことを忘れてしまうことはまずありません。
しかし、人間もそうですがずーっと記憶が保持されるわけではありません。
ある程度古くなった記憶は要らないものから順に忘れていきます。
大体よく懐いていた飼い主さんに関する記憶は、2~3年くらいは覚えているのではないかと言われています。
人間もですが頭の中で反芻して思い出していれば、もう少し長く記憶として覚えておくことができます。
猫も頭の中で何度も反芻して飼い主さんのことを考えていれば、3年以上覚えておくことは可能なのかもしれません。
また、猫は視力が弱いため、飼い主さんを顔や見た目で覚えているわけではありません。
そのため、見た目が多少変化しても匂いや声などが変わっていなければ、猫は飼い主さんを数年経過していても覚えておくことができるのかもしれませんね。
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