子猫の季節がやってきた!もし子猫を拾ったらどうする?

By ハナ 2020/10/12
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猫には年に2回恋の季節が訪れます。
1度目は春、2度目は秋です。

SNSでも子猫を見ることが多くなり、猫の恋の季節はそろそろ終わり、子猫の季節がやって来ます。

実は、我が家にも路上で保護された子猫が今秋やって来ました。
我が家の子猫は先月に保護されたばかりですが、本日も同じ場所で子猫が保護されたと耳にしましたので、猫のベビーラッシュが来ていることを物語っているように思います。
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我が家の子猫は私が保護したわけではなく、友人が保護し、子猫を保護したらやるべきことを、友人が済ましてくれた上で、我が家に家族としてやってきました。

ではもし、我が家の子猫の保護主さんのようにふいに突然子猫に出会ってしまったらどうすればよいのでしょうか?

今回は猫初心者さんに参考してもらえるような、『子猫を拾ったらどうすればよいか』をご紹介します。
 

◆動物病院へ

①健康状態をチェックしてもらいましょう

保護した時間などもあると思いますが、子猫を保護したらまずは家に連れて帰るよりも先に、動物病院で保護した子猫の健康状態のチェックをしてもらいましょう。
お外にいた子猫はお腹がすいていることも多く、また暑い季節は脱水症状が見られることもあります。
保護した子猫の健康状態をチェックしてもらいながら、適切な処置やどうすればよいか等を教えてもらいましょう。
 

②虫の駆除をしてもらいましょう

お外にいた子猫にはほぼ100%ノミやダニなどの小さな虫が体にいます。
おうちに連れて帰り、お風呂に猫をいれれば大丈夫!と思う方もいるようですが、子猫の健康状態や月齢によっては、お風呂にいれることが難しい場合もあります。
動物病院ではノミダニ駆除の薬をしてくれるので、おうちに保護した子猫をいれる前に、病院でしっかりと駆虫してもらいましょう。
 

③検査をしてもらいましょう

保護した子猫をそのまま自宅で『家族』として迎えるのであれば血液検査も一緒にお願いしてもいいでしょう。
お外にいた猫は『猫エイズ』『猫白血病』『猫パルボウィルス』という猫内での感染症のキャリアである場合があります。
どれも猫から人に移るものではなく、猫の月齢が小さければ陽性が継続するかどうかすらわからないようなものです。
しかし、どの病気かのキャリアだった場合、猫から猫に移る可能性や治療が必要になる可能性もあるので、家族として保護した子猫を迎えるのであればしておかなければいけない検査と言えるでしょう。

◆動物病院はいくらくらいかかるの?


子猫を保護してすぐに動物病院へ診察に行った場合、してもらうことや病院によって値段はかなり違いがあります。
保護した子猫が健康だった場合は5000円~2万円までの間におさまることが多いようです。

動物病院の場合、本当に病院によって値段が違うため参考になるかはわかりませんが、我が家の子猫の場合は、保護されてすぐの病院で猫風邪と診断され目薬の処方を受けて、合計で6400円だったそうです。 
詳しい内訳はこちらです。↓ 

初診料 1000円
虫駆除薬 2種類 2400円
猫用目薬  3000円

また、それに加えて我が家にきてから猫エイズなどの血液検査と健康診断を受け直しています。
血液検査については、高額ですが正確な方法でできるものをお願いしたため、5000円ほどかかりました。
また、まだワクチンも打たなければいけないので、検査に加えてもう5000円ほど追加で病院代がかかります。

子猫を保護し、すぐに必要な病院での費用だけで我が家では1万5000円ほどかかっている計算です。
意外とバカにならない金額が最初にかかりますが、初めにしっかりと検査をしたり診察してもらったりすることはこれから家族として迎えるのであれば必要なこと。
必要経費だと考えておきましょう。


検査などがすべて終わったら、保護した子猫を家族として迎えるか、じっくりと考えてみましょう。
動物病院にもよりますが、自宅で保護した子猫を飼えない場合は、相談に乗ってくれる動物病院もあります。
家族として迎えることが難しいのであれば、検査が終わってすぐに動物病院に相談してみてもいいかもしれませんね。

もし子猫をそのまま家族として迎えるのであれば、子猫を飼うための準備やグッズも、揃えなくてはいけません。
金銭的な余裕がある程度なくては猫を家族として迎えるのは難しいので、金銭的な面も含め、『命を預かることができるのか』しっかりと考えましょう。
保護した子猫を家族として迎えいれるのは、お金もかかりますし、子猫の月齢によればかなり大変なこともあります。
猫が大きくなったって、大変なことも嫌なことも、いらっとしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、猫との暮らしは大変なことや辛いこともあるけれど幸せもたっぷりもってきてくれます。

猫の命に責任を持つことができそうであれば、保護した子猫をぜひ家族として迎えてあげてくれれば…と思います。
 
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