ちょっと気を付けたいことも!意外と知らない猫の恋

By ハナ
ちょっと気を付けたいことも!意外と知らない猫の恋
この読みものに付けられたタグ 知識
あなたは恋、してますか?
猫に恋してる、猫好きさんもいるかもしれませんね。
暑い時期を過ぎ、秋口に差し掛かると猫は恋の季節を迎えます。

 
しかし猫の『恋』は人間の恋とは少し違います。
少しだけ、ナイーブな部分も気を付けたいところもある猫の『恋』模様。
あまり知られていない猫の恋をご紹介します。
 

◆猫は『おじさん』の方がモテる

人間の好みは色々。年上が好きな人もいれば、年下が好きな人もいます。

ですが、猫の場合は『年上』の方がモテるのだとか。
オスは若いメス猫を好むみたいですが、メス猫に人気なのは断然『おじさん猫』なのだそう。

猫の世界では恋愛に必要なのは『強さ』です。
体が大きく、喧嘩にも強く、猫として地位が高いオス猫の方が、メス猫からはモテます。
当然ですが、若い猫はまだ経験も浅く、体も発展途上中。
経験豊富なおじさん猫には若いオス猫は敵いません。

だいたい5才以上の猫が体力的にも経験値的にも安定しており、メス猫からはモテるのだそう。
人間も余裕のある大人の男の人が好き!という女性は一定数いるので、猫もどっしり構えた余裕のある『大人の猫』に惹かれるのかもしれませんね。
 

◆猫にも『同性愛』がある


猫は本能的に子孫を残そうとしてるから同性愛はない!と勘違いしている人がいますが、実は猫にも『同性愛』は存在するのだそう。

ただ人間のように『体と心の性認識がちがう』ということや『恋愛対象が同性』という、感情や心に起因しての同性愛というわけではありません。
猫の同性愛は『性の発散』が目的の事が多いようです。

愛や恋心があるかどうかはわかりませんが、基本的に『交尾がしたい』という欲求を解消できなかったオスネコが、自分よりも弱いオスネコに対して起こることが多いのだそう。
ただ、同性愛はオス同士のみに起こることか、というとそういうわけでもありません。
避妊をしていないメスも、オスがその場にいない時には、自分よりも弱いメスに『交尾行動』をすることもあるといいます。
オスもメスも、猫の場合は『性的欲求』があると同性であったとしても襲う可能性があるのだそうです。

実は、猫にも『同性愛がある』と私が聞いたのは動物病院でのこと。
猫エイズの女の子猫を動物病院に連れていった時でした。
『猫は同性愛がないから、エイズのキャリア猫でも同性なら移らないって考えている人もいるけど、同性でも交尾するから移るよ』と、先生に言われました。
詳細は伏せますが、その猫は元々保護施設の管理を任されていた方が飼っており、飼い主と一緒に保護施設に住み込みをしていた猫。
保護施設に暮らす前にした血液検査では、エイズも白血病も陰性でした。
でも保護施設から出てくるときにはエイズを発症していました。
飼い主が施設にいた際に『同性での交尾らしきもので襲われているのを見た気がする』
『でも同性だから遊んでるだけで交尾じゃないからエイズがそれで移ったわけじゃないですよね?』という話がきっかけでした。

猫は同性での交尾もします。
襲われる側がいやがれば、喧嘩になりどちらかが怪我をする可能性もあります。
多頭飼いで、同性しかいないから去勢や避妊をしなくても大丈夫!とは思わず、将来的に赤ちゃん猫を迎える予定がないのであれば、病気や怪我の予防にも繋がるので、去勢や避妊を検討しておいた方がよいでしょう。
 

◆猫に『血のつながり』は関係ない

多頭崩壊した飼い主はさんの中に、『家族猫なら子猫が生まれないと思った』という人がいます。
猫が産んだ子猫の実の兄妹同士でまさか恋に落ちるとは思わなかった!という方は、結構いるのです。

人間は倫理観や法律もあるので『血のつながりが濃い中での恋愛』はほとんどありません。
しかし、猫と人間は違います。
発情期を迎え、手近にいた異性猫が自身の子供や兄弟猫だけだったとしたら、兄弟猫でも自身の子供猫だったとしても手近にいる異性猫と番ってしまうのです。
ただ、猫も近親での交尾を繰り返すと血が濃くなり先天的な障害をもって生まれることが増えます。

猫の恋には血のつながりや親子関係は関係がありません。
近親猫のファミリーだから大丈夫だとは思わず、ファミリーでも異性猫がいる場合は去勢や避妊をするなどしっかりとした対策をとりましょう。
 
この読みものに付けられたタグ 知識