猫にはそんな部分にも名前があった!?あなたはどれくらい知ってる?

By ハナ
猫にはそんな部分にも名前があった!?あなたはどれくらい知ってる?
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下記の5つは猫の体のある部位の名前です。

そこで、問題です!
あなたはこの5つの名前が猫の体のどこに当たるのか、わかりますか?

正解と解説もこの記事内でご紹介しますが、まずは何も見ずに、どこに当たるのか、考えてみてくださいね!

①糸状乳頭
②ウィスカーパッド
③タフト
④ラフ 
⑤ポー

あなたはどのくらいわかりましたか?
聞いたことがあるものから、あまり耳馴染みのないものもあったかと思います。
 

肉球には「蹠球(しょきゅう)」という正式名称があったり、猫の口回りを「マズル」と言ったり、猫の体の部位には結構細かく『名前』がつけられています。

今回は冒頭で突然問題を出してしまいましたが、猫の色々な部位につけられたちょっと知らない『部位の名前』をご紹介します♪
 

①糸状乳頭(しじょうにゅうとう)


糸状乳頭は猫の舌にある『とげとげ』の名前です。
猫になめられたときに『痛い』と感じる原因ともなる『トゲ』にもちゃんと名前があるんですね。

糸状乳頭は猫の舌に逆さ向きに生えています。そのため、猫になめられると舌がひっかかり痛みを感じるのでしょう。
また糸状乳頭は舌に生えていますが、髪の毛や爪などを作る物質『ケラチン』でできているのだそう。
だから猫の舌のとげとげはちょっと固く感じるのかもしれませんね。

なぜ猫に糸状乳頭があるのか、確実な答えは出ていないそうなのですが、『捕まえた獲物を食べるときに肉をこそぎおとすため』や『グルーミングによるブラッシング効果を増すため』など言われています。
 

②ウィスカーパッド


猫の口回りのω部分をマズルといいますが、ウィスカーパッドはその中の一部、ひげの生えている『ほほの膨らみ』のことを指します。
猫の髭が生えている膨らんだ部分のことをウィスカーパッドというのだそう。
頬袋や鼻たぶなども呼ばれています。
ウィスカーとは、猫の頬ひげのことなのですが、頬ひげが生えている膨らんだ場所だから、ウィスカーパッドという名前なのだそう。

ウィスカーパッドはあんなにふっくらしていますが、猫の頬ひげをしっかり支え、動かす役割があるため筋肉でてきています。
猫のウィスカーパッドには神経も密に通っていて、他の部位よりも敏感にできているため、しつこく触ったり、あまり強く押したりはしないようにしましょう。
 

③タフト

タフトとは猫の足の裏や耳に生えているちょっと長い毛のことを言います。
短毛種にはあまりない毛かもしれませんね。
足の裏のタフトは短毛種の猫よりも長毛種の猫によく見られます。

耳の内側に生えていて、少し巻き毛気味の長い飾り毛は『イヤータフト』とも呼ばれています。
 

④ラフ


こちらも短毛種にはあまり見られない首回りの長い飾り毛のことを『ラフ』というのだそう。
襟毛とも呼ばれるので、『襟毛』の方がなんとなく馴染みのある言葉かもしれませんね。

あまり短毛種の猫には見られず、長毛種の猫の首回りに生えています。
 

⑤ポー(ポウ)

ポーとは猫の指先のことを指します。
厳密には足の丸い部分から猫の足間接までのことをポーというのだそう。

猫だけでなく、犬の指先もポーと言うのだとか。
日本語では猫の足も犬の足も『足』ですが、英語では人の足がfootなのに対して、猫や犬のような爪のある足は『paw』というようです。
英語の『足』から猫の足先のことを日本でも『ポー』と呼ぶようになったのでしょう。


いかがでしたか?
あなたはいくつ知っていましたか?
私は調べるまで上記の単語は2つくらいしか知りませんでした。

キャットショーで使われる言葉や、専門的な言葉もあるので知らなくても当然の名前もあるかもしれませんね。
日常で猫の話をするにはあまり使わない名前ばかりですし…。

猫好きさんとの会話のなかで、上記のような猫の部位の名前を混ぜて話をするともしかすると『できる猫飼い』だと相手に思ってもらえるかもしれませんね。
猫の豆知識として、ぜひ何かの機会で『ウィスカーパッド』や『ポー』など、猫の部位の名前を口に出して言ってみてくださいね!
 
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