猫に嫌われるのは『ニオイ』が原因かも。猫が嫌いな身近なニオイとは?

By ハナ
猫に嫌われるのは『ニオイ』が原因かも。猫が嫌いな身近なニオイとは?
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猫の鼻は人間に比べるとニオイに敏感です。

私たちでは気づかないニオイにも猫は気がつくことができます。
そのため、私たち人間が不快に思わないニオイでも、猫にとっては不快に思うこともあります。 

猫がニオイに敏感だということは、「ニオイによって人への好き嫌いが決まることもあるかもしれない」ということです。

 

では、猫はどんなニオイに対して、苦手意識や嫌悪感を示すのでしょうか?
猫が嫌うニオイを調べてみました!
 

◆猫は脇汗が苦手?

【猫は男性が苦手】という話を聞いたことはありますか?
猫は低い声が苦手なので、男性の低い声が苦手で、男性が苦手な猫がいるのではないかと言われていました。

しかし、2014年の調査で猫が男性に対して苦手意識を持つのは『ニオイ』が原因ではないか、という研究結果が出たのだそうです。
人間の男性の脇の下の汗に含まれている成分が、猫だけでなくほとんどの哺乳類に対して、ストレスを与える可能性があると示されました。
猫だけでなく、男性の脇汗は哺乳類全般を不安にするニオイを発しているのだそう。

ただこの調査では猫が永続的に『男性の脇汗のニオイに対してストレスを感じる』という結果は出ていません。
つまり、猫は初対面の男性の脇汗のニオイに対してはストレスを感じて苦手意識を持ちますが、その後その男性が怖い相手ではないと分かると、その男性の脇汗に対してストレスを感じることは無くなるのです。

猫は一概に『男性が苦手』なわけではなく、『初対面の男性の脇汗のニオイが苦手』というだけのようです。
猫がニオイに慣れ、信頼すれば、苦手意識がなくなるものなのでニオイのことはあまり気にせず、信頼関係を作れるように意識した方がよいでしょう。
 

◆猫の嫌いなニオイとは?
 


実は男性の脇汗よりも、女性の方が猫が嫌うニオイを発している可能性が高いんです。

女性の使う化粧品や香水に用いられる『中鎖トリグリセリド』という油のニオイに、猫は苦手意識を持っていると言われています。
『中鎖トリグリセリド』のニオイだけでなく、香水や化粧品の作られニオイが苦手な猫は多いのだそう。
人間からしても、つけすぎてしまった香水は『不快』に思うこともあります。
人間よりも鼻の良い猫は、より強くニオイを感じてしまうので、少量香水をふるだけであっても、猫からすると『香水をたくさんふりかけられた』と思うくらいのニオイになっているのかもしれません。
 
また香水や化粧品だけでなく、石鹸やお花やフルーツのニオイがする香料『メチルノニルケトン』も猫にとって苦手意識のあるニオイなのだそう。
柔軟剤や洗剤にも含まれていることのある成分なので、知らないうちに身の回りで使っているかもしれませんね。

また、ニオイを楽しむ『代表』ともいえる『アロマ』も猫にとっては避けるべきもの。
猫はアロマのニオイが苦手というわけではありませんが、アロマ製油はニオイだけでなく、万が一猫が舐めてしまうと重大な健康被害が出ると言われています。
ニオイの好き嫌いというわけではなく、アロマは猫の体にはよくないものなので、猫の前では焚かないようにしましょう。
 

◆猫の好きなニオイ

では反対に猫が好むニオイとはどんなニオイなのでしょうか?

一般的に『マタタビ』や『キャットニップ』は猫が好きなニオイ、として有名ですよね。
マタタビもキャットニップも猫にあげると猫がメロメロになってしまうようなニオイがしているようです。

マタタビやキャットニップは、いくら猫が好きだからといって与えすぎるのはNGです。

マタタビは猫が『好きなニオイ』というよりも『猫が酩酊感を味わう』ニオイです。マタタビを嗅いだ猫は人間で言えば、『酔っぱらい』のような状態になります。
酩酊状態になるニオイのものを猫が喜ぶから……といってずっと猫にマタタビを嗅がせておいて良い訳はありません。
マタタビそのものは、猫にとって人間のお酒同様『趣向品』と言えるでしょう。
猫が好きなニオイだからといって与えすぎず、マタタビやキャットニップはほどほどにしておいてくださいね!
 
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