猫にケージは絶対必要!災害が多くなってきたからこそケージが必要な理由

By ハナ 2020/01/06
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あなたは猫のケージを持っていますか?

我が家は猫を拾った時に2段ケージを購入し、ずっとそのケージは使っています。
猫が若い頃は、お留守番の時にはケージで過ごしてもらっていましたが、危ないことをしなくなったシニア期からは、ケージの扉は開けっ放しで、もっぱらトイレスペースとして使用しています。
 
地震と大型台風を経験してからはポータブルケージも購入し、今家には2種類のケージがある状態です。

いまだに、『猫は自由な動物だから、ケージは必要ない』と思っている方もいるのではないでしょうか。
けれど災害が増えてきた昨今、ケージは絶対に必要です。
なぜ猫にケージが必要なのか、理由をご紹介します。
 

◇避難するときにはケージかキャリーバックが必須

昨年、東日本で起きた台風による大災害。広範囲で避難指示が出されていました。
地震の時に『猫がいるから避難所には行きませんでした。』というお話をちらほら耳にしました。『余震が怖いから家にいられないので、猫と車中泊します』という方も少なくありませんでした。

台風による災害の場合は、地震の場合とは違い、車で猫と待機・家で待機というわけにはいかないことが多々あります。
津波が来ている場合でも同じですが、車や家の中では水が浸水してしまう可能性があるからです。

そんな危険性があるときには、やはり猫を連れて、一緒に避難しなくてはなりません。
しかし、猫をキャリーバックやケージにも入れず、抱っこのまま避難所に連れて行っても、猫が怖がり、ストレスが溜まってしまいます。
また、他の避難してきた人たちにも迷惑がかかるかもしれません。
避難時には、キャリーかケージがなければ、猫にも避難している周囲の人たちにも迷惑がかかってしまうのです。
 

◇なぜキャリーバックより避難にケージがいいの?

避難所での生活が、数時間から1日程度なのであれば、猫をキャリーバックに入れたままの避難でも、問題は少ないかもしれません。
早く自宅に帰れるなら、それに越したことはありません!
しかし、予想外に避難所生活が長引いてしまったら?

避難所では猫をフリーにしてあげることはできません。
キャリーバックの大きさにもよりますが、キャリーバックでは猫はご飯やお水を飲むのも窮屈でしょう。
なによりも、キャリーバックは狭い『箱』です。
体を動かせず、猫のストレスはかなり溜まってしまいます。

ケージであれば、避難生活でケージに入りっぱなしでも、猫はある程度動くこともできますし、ご飯やお水を食べてもらうのにも、ある程度広さに余裕を持つことができます。
 


寝床やベッドとも、場所を分けることができるので、猫は家にいる時よりも不便でしょうが、ある程度清潔で気持ちよく過ごすことができるはずです。
 

◇避難専用のケージは必要?

猫壱にも『ポータブルケージ』という、折り畳み可能なケージがあるように、避難用のケージは結構色々売られています。
2段ケージのようなしっかりとしたハードケージをもっていれば、避難のために別のケージを用意する必要はない、というわけではありません。
もし可能であれば折り畳み式のケージもあると、避難する時には便利です。

ハードケージも基本的には折り畳むことは可能です。ですが、かなりかさばります。
先の台風のように、車が水没してしまうような状況での避難となれば、『ハードケージを小脇に持ち、猫も抱え、自分も大雨の中を歩いて避難する』というのは、正直なところ難しいように思います。
折り畳むことができれば、避難する時には、猫をキャリーバックに入れて、ケージは折り畳み、鞄などに入れることもできるでしょう。
かさばったり、重かったりということがないので、より安全に、早く、避難することが可能です。

また、ハードケージは猫の視界を遮る目隠しがありません。
猫壱のポータブルケージはメッシュ部分に目隠しができるようになっているため、外の様子を猫に見せてしまうこともなく、猫が無駄なストレスにさらされることもありません。

今からケージの購入を考えているのであれば、万が一のために避難にも使える折り畳み式のケージを購入されることをオススメします。

いかがでしたか?
地震だけでなく、台風などの自然災害でも、猫と避難しなければいけない状況が増えつつあるように思います。
避難するような災害がないことが一番ですが、もしものために猫の防災について今一度、しっかりと考えておきましょう。

また、台風の際に残念なことに『猫は避難所にははいれません』という避難所もあったと聞きます。
前回の台風を教訓に『どうにかしなければいけない』とペットの同行避難ができるように、動いてくださっている方も多いようです。
動物アレルギーや動物が怖い方などもいて、色々と難しいのかもしれませんが、猫も犬も、ペットみんなも、そしてあらゆる人が安心して避難できる対策ができるよう、筆者個人でも祈っております。
 
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