キャリーバックはどう選ぶ?各タイプのメリット・デメリット

By ハナ
キャリーバックはどう選ぶ?各タイプのメリット・デメリット
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突然ですが、あなたはどんな猫用のキャリーバックを持っていますか?

猫用のキャリーバックは、たくさんの種類が販売されています。
布製で軽い『ソフトキャリー』、プラスチック製で丈夫な『ハードキャリー』、背負えるルーキー『リュックキャリー』の3種類のタイプに大きく分類されるのではないでしょうか。
ちなみに私は、ソフトキャリー・リュックキャリー・ハードキャリーと、3種類の違ったタイプの猫用キャリーバックを持っています。
 
実際にソフト・ハード・リュックとタイプの違う3種類の猫用キャリーバックを使ってみて、それぞれのいいところ・悪いところも見えてきました。
これからキャリーバックの購入を検討している方に知ってもらいたい、猫用のキャリーバックの各タイプのメリット・デメリットをまとめました!

◆ソフトキャリー

布製の猫用のキャリーバックを『ソフトキャリー』と言います。
猫壱の『ポータブルキャリー』もソフトキャリーに分類されます。
 

 

 ◇メリット

ソフトキャリーの一番のメリットは『軽い』ということ。
布製なので、猫用のキャリーバック自体を『重い』と感じることはまずないでしょう。
猫を入れて移動しても猫の重さしか感じません。
猫壱のポータブルキャリーも747gとかなり軽量です。

また、ポータブルキャリーのように『折り畳める』ということを売りにしていなくても、ソフトキャリーは大抵の場合ある程度形を変えることができるため、キャリーの持ち運びには便利ですし、仕舞うときにもあまり場所をとりません。
軽くて、持ち運びもできるソフトキャリーはちょっとしたおでかけや、災害時に活躍する機会が多そうです。


 ◇デメリット

布製のソフトキャリー最大のデメリットは、猫が粗相した時の掃除が大変なことにあるかもしれません。
私も経験がありますが、ソフトキャリーで猫が粗相をすると掃除が本当に難しいんです。
実家の猫が体調を崩したので、私が代打で病院へ行くことになり、ソフトキャリーに念のためペットシートを敷いて行ったのですが、ソフトキャリーの中で実家の猫が大量の嘔吐と下痢をしてしまいペットシートでは対応しきれず、キャリーの中にも染みてしまい……。
手洗いで洗っても、布製なので匂いも染みもとれず、何よりも感染症が怖いので泣く泣く廃棄処分に…。
ソフトキャリーはハードキャリーに比べると、消毒や殺菌の方法が少なく簡単にはできないので、体調不良の猫には向かないかもしれません。

また、ソフトキャリーは布製で軽いため上に物を乗せることができません。
飛行機に猫を乗せる場合や多数のキャリーバックを積み重ねなくてはならない場面ではソフトキャリーは使えないので注意しましょう。


 ◇どんな猫向き?

災害時や緊急時に予備的に備えておくならどんな猫にも向いています。
また、あまり猫用のキャリーを使わないというご家庭の猫も、ソフトキャリーで十分でしょう。


◆ハードキャリー

プラスチックでできている『ハードキャリー』。
ソフトキャリーに比べると固く、作りもしっかりとしたものが多いです。

 ◇メリット

プラスチック製なので固く、安定感があります。
多少キャリーバックの中で猫が暴れても問題ありません。
また、作りもしっかりしていて、出入口がチャックなどで開閉するわけではないため、猫が脱走する心配は一番少ないかもしれません。

プラスチック製なので水洗いでささっと掃除もできますし、アルコールなどで拭き掃除もできるので、猫が粗相してしまっても掃除は簡単です♪

 ◇デメリット

ハードキャリーは商品にもよりますが、大抵の場合ソフトキャリーよりも重たいです。
作りがしっかりしている分、仕方がないかもしれませんね。
重くかさばるので、ハードキャリーは緊急の持ち出しには少し不向きです。

またソフトキャリーのように畳んでしまうことも、ハードキャリーではできないので結構場所を取ります。
我が家でも押し入れの結構なスペースをハードキャリーが占領しています。

 ◇どんな猫向き?

よく外出をする猫は、ハードキャリーのようにしっかりしたものを使っていてもいいでしょう。
また、初めて猫を飼うけどどんなキャリーがいいかわからない!という人もとりあえず最初にハードキャリーを買っておけば間違いないでしょう。
 

◆リュックキャリー

ここ数年で出てきた猫用キャリーバックのタイプ。
リュックのように背負うことのできる猫のキャリーバックです。

 ◇メリット

リュックキャリーのメリットは両手が空くということ。
ハードキャリーでも、ソフトキャリーでも、どちらにしても手放しで持つことは難しいように思います。
ソフトキャリーはショルダータイプのものもありますが、猫の安定を考えると片手を添えることも少なくないでしょう。

しかし、リュックキャリーは手で支えなくても、キャリーバックも猫も安定しているので両手がフリーで使えます。
リュックキャリーであれば、自転車で猫と移動することも可能です♪

猫壱のリュックキャリーは中敷きが取り外せるので万が一猫が粗相した場合でも掃除は簡単そうです。
 

 ◇デメリット

リュックキャリーのデメリットは背中にリュックキャリーを背負ってしまうと、猫から飼い主さんの顔が見えないことです。
また、飼い主さんとからも猫の様子が見えないので、猫の体調が悪いときなどは不安になるかもしれません。
ただ、猫壱のリュックキャリーの場合は、背中に背負わずに、前に抱っこひものようにリュックキャリーを抱えると上部のメッシュから猫の様子を見ることができます。

使い方を工夫すればリュックキャリーには大きなデメリットはないかもしれませんね。

 ◇どんな猫向き?

移動手段が車以外!という飼い主さんには両手が自由に使えるリュックキャリーがオススメです。
また、多頭飼いで他のキャリーバックも持たなくてはいけない場合にはリュックキャリー以外のキャリーバックを持つことができるので、多頭飼いの猫にもリュックキャリーはピッタリです
 
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