お家でできる!猫の簡単♪健康チェック

By ハナ 2019/12/02
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猫の健康診断…定期的に行っていますか?
1年に1度病院でしてもらう、という方が多いかもしれませんね。

もちろん、年に1度動物病院で健康診断をしてもらうことは大切ですし、必要なことです。
しかし、お家でもできる簡単な健康チェックも大切です!
お家で月に1度程度のペースで、猫の健康チェックを行っていれば、猫の病気を早期発見できるかもしれません。
 
そこで、今回はお家で気がついたときに簡単にできる、猫の健康チェック法をご紹介します!
あなたもぜひ、ブログを読みながら一緒にやってみてくださいね。
 

◆健康チェックの『し時』って?

猫の健康チェックを行うのは『猫が落ち着いているとき』です。
猫が興奮していたり、激しく遊んだ後などは、正しくチェックできないため、猫が眠っている最中や、猫が落ち着いているときに、行いましょう。

また、健康チェックは毎日やる必要はありません。
もちろん、毎日猫の健康チェックしても大丈夫ですが、お互いに負担にならない、月に1~2度くらいを目安に行うようにするといいでしょう。
 

◆猫に熱はありませんか?

一般的な成猫の平熱は37度後半~39度くらいだと言われています。
平熱が36度前後の大人の人間からすると、猫の体温は少し高いと感じるかもしれませんね。

猫の体温は『体温計』ではかるのが一番正確です。猫の肛門に体温計を優しく差し込み、人間と同じように体温計で熱を測ります。
ただ、愛する猫に体温計をいれるのは怖い!という場合は、体温計ではなく触った感覚で、発熱していないか確かめてもいいでしょう。
猫が発熱しているときは、40度以上熱が出ることも少なくないので、触っただけでも発熱しているとわかるはずです。
頻繁に猫を触り、自分の猫のだいたいの平熱を感覚として覚えておくと、猫の体温変化がよりわかりやすくなります。
猫を触るときに毎回同じ場所を、同じように触るようにして、猫の微妙な体温の変化を感じられるようにしましょう!
 

◆猫の心拍数は正常ですか?


生き物は小さければ小さいほど心拍数が速くなり、大きい動物は大きくなるほどに心拍数は遅くなります。
人間よりも小さな猫は人間に比べると心拍数は速め。1分間に120~220拍ほど脈打つと言われています。
人間のおよそ2~3倍の速さで心臓が脈打っているのだそう。

猫の心拍数をお家で測るのは、ちょっとコツが要ります。
猫の胸にピッタリと耳をつけて直接鼓動を聞くのが、一番楽な心拍数のチェック方法ですが、猫の胸に1分も耳をくっつけておくのは少し難しいかもしれません。
猫が喉をならしてしまうと、心拍音も聞こえなくなってしまうので、猫の胸にくっついて心拍数を数えるのは無理に近いかもしれません。

猫の心拍数を数える時には、指先で猫の心臓がある左胸部をさわり、わずかに打つ心拍をかぞえるのが一番やりやすいのだそう。
最初は心臓の位置が分かりにくいかもしれません。
猫の心臓は左の前足の肘を脇腹にくっつけた辺りにあるそうなのですが、私は指先だけでは心臓を見つけることはできませんでした。
位置を覚えるまでは、胸に耳をあて、場所だけ探してから、指先で心拍を測るといいかもしれませんね。
 

◆低血圧になってない?

猫の血圧を正確に測るのであれば、病院のような血圧計が必要になります。しかし、血圧計を持っているなんてお家はかなり少ないのではないでしょうか。

お家での健康チェックをする場合には、猫が低血圧を起こしていないかの簡易的なチェックを行いましょう♪
やり方はとっても簡単です。

猫の歯茎を強めに押し、何秒で色が戻るのかを数えましょう。
猫が低血圧になっていなければ、通常は押されても猫の歯茎の色は2秒程度で元の色に戻ります。
2秒以上かかって歯茎の色が戻るなら、猫が低血圧状態になっているかもしれません。
早めに病院を受診しましょう。
 

◆猫に脱水症状はありませんか?

脱水症状を起こすのは夏だけと思っていませんか?
猫も人間も、乾燥する冬場に脱水症状を起こすことは少なくありません。
しかも、寒くなると活動時間も水を飲む量も減る猫は冬も脱水に警戒が必要なんです。

猫が脱水を起こしていないか、確認するのもとっても簡単♪
猫の皮膚を軽く引っ張り、三角テントを作ります。
そして、つまんだ猫の皮膚を離したときに、猫の皮膚が通常に戻るまで何秒かかるのかを測ります。
通常はすぐに皮膚は戻りますが、猫が脱水症状を起こしていると引っ張られた皮膚は中々元には戻らないのだそう。
猫が脱水気味の場合、お水を急いであげることも大切ですが、『どうすれば日常的に水を猫が飲むのか』も考えなくてはなりません。
猫にとってお水を飲みやすい工夫を考えてあげましょう。

いかがでしたか?
大切な猫の健康を守るために、月に1度の健康チェックを習慣づけてあげましょう。
 
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