野生に一番近いのはキジトラ猫?!キジトラに関する3つの噂

By ハナ
野生に一番近いのはキジトラ猫?!キジトラに関する3つの噂
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日本で一番多いイエネコってどんな猫か知っていますか?

実は、日本で一番多いイエネコは『キジトラ柄』の猫なんです。
ちなみに我が家の猫もキジトラ柄です♪

今ではたくさんの猫種のいる日本ですか、日本に一番初めに入ってきたのは『キジトラではないか』と言われているほど、日本にキジトラ猫は馴染みの深い猫なのだそう。
日本に昔からいるからか、キジトラには他の柄の猫にはない色々な『噂』があるのをご存じですか?

『キジトラは病気になりにくい』や『キジトラは野生の猫に一番近い』など一度は耳にしたことのある話もあるかもしれません。
 
今回は、日本のイエネコのルーツとも言われている『キジトラ』のまことしやかに話されている噂を解明してみたいと思います!
 

◆キジトラは野生に一番近いって本当?

キジトラは野生の猫である『ヤマネコ』に一番近いイエネコであるとよく言われています。

動物園や図鑑などで見る『ヤマネコ』とキジトラの柄がよく似ていることから『野生の猫に一番近い』と言われているようです。

実は本当に、キジトラはヤマネコに一番近いイエネコなんです。

日本のイエネコのなかでキジトラは唯一新種の遺伝子の影響を受けていない柄の猫なのだそう。
いわゆる『日本猫』のなかの『純血種』とも言えるかもしれませんね。
遺伝子的にみてもキジトラ猫は『野生型』という『ヤマネコに一番近い猫』として認められています。
 

◆キジトラは病気になりにくい?

キジトラ猫は病気をしにくい、と聞いたことはありませんか?
我が家のおじいちゃん猫も今でこそ腫瘍がありますが、16歳を越えるこの年まであまり大きな病気になることはありませんでした。
痔になったり、便秘をしたり…と細々した体調不良はありますが、我が家のおじいちゃん猫は、腫瘍も良性の物だったので16年間わりと元気に生きてきました。
シニア猫のほとんどが患っていると言われている腎不全などにも、幸いかからずに16歳になり、ほぼ病気知らずといっても過言ではありません。

猫の個体差もあるので断言はできませんが、日本猫の中でもキジトラは病気になりにくいのではないか、と私はキジトラを飼っていて感じています。
『病気になりにくい』と決めてしまうのには少し弱い情報ですが、キジトラは遺伝子的に『野生』に近い猫なので他の柄の猫に比べると、体は丈夫なのだそう。
またヤマネコと同じくキジトラは自然治癒力も高く、小さな怪我などは自力で直すことができるようです。

キジトラは体が丈夫で自然治癒力も高いことから、大きな病気になる確率が低く、病気や怪我をしても軽ければ勝手に治ってしまうため、病気になりにくいと考えられているのかもしれませんね。

ただ、キジトラは野生に一番近く体が丈夫だからこそ、痛みや病気を隠しがちです。
キジトラ猫が『ちょっと変だな?』と思うような行動をしていたら、早めに病院へ行き、念の為体調を診てもらった方がよいでしょう。
 

◆キジトラは飼いやすい?

 

実際にキジトラを飼っているからかもしれませんが、キジトラは本当に飼いやすい猫です。

キジトラは野生に一番近い猫、と言われていますが、性格はかなり人懐っこい猫が多いのが特徴でしょう。
もちろん野生の血が強いので、人慣れしてくれるまではかなり警戒心が強いです。しかし、一度『人間は怖くない』と思えると、とことん甘えてくるキジトラは非常に多いのだそう。
我が家の猫は私が家にいれる人間は『怖くない人』と認識しているようで、大人や子供、男女関係なく、膝にのりにいく甘えたっぷりを発揮しています。
信頼関係さえしっかりと結ぶことができると、キジトラは甘えんぼうの猫になっていくようです。

また、環境への適応力も高く、どんな環境にもすんなりと馴染むことができるのも、キジトラのいいところ。
我が家の猫は3回ほど引っ越しを経験していますが、引っ越しによる影響を受けたことは一度もありませんでした。

ただキジトラは野生の血が濃いこともあり、他の柄の猫よりも遊びが激しい、という声もたくさんあります。
遊び好きで、甘えたなので、ちょっと手をかけてお世話したい人にはぴったりの猫かもしれませんね。
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