ほっといていいの?猫が家のなかで隠れちゃう5つの理由

By ハナ
ほっといていいの?猫が家のなかで隠れちゃう5つの理由
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猫の性格にもよるとは思いますが、『猫がすぐに隠れちゃう』という話はよく聞く話です。
猫はどちらかというと、神経質で怖がりな性格のため、ちょっとしたことがきっかけで、どこかに隠れてしまうこともよくあります。

猫がどこかに隠れてしまったら、飼い主としてどうすればよいのでしょうか?
探して隠れてしまったところから出すのか、ほうっておいてもいいのか…。
猫が隠れてしまう理由と共に、猫が隠れてしまった時にどうすればよいのか、ご紹介します。

 

◆猫の本能

猫は肉食動物ではありますが、それほど強い肉食動物ではありません。
そのため、外敵も多くおり、野生で暮らしていた時代では、視界の開けた場所で体を休めることはありませんでした。
猫は身を守るため、人目につきづらい小さな狭い場所や、薄暗い場所を寝床にしていました。

狭い場所や薄暗い場所は、猫からすると『安心する場所』だと本能的に感じているのでしょう。
そのため、猫には隠れているつもりがなくても、安心できる狭い場所で眠っている姿が、飼い主さんからすると隠れているように見えることもあるようです。

猫が変に興奮したり、ぐったりした様子で、狭い場所にいるのではないなら、猫に隠れているつもりはなく、ただ『安心するかそこにいるだけ』です。
あまり気にせずそっとしておいてあげましょう。

◆警戒心



猫は、苦手な音や引っ越しなど、いつもと違うことがあると警戒心から隠れてしまうことがあります。
花火の音や地震にびっくりして、警戒心から隠れてしまう猫の話は本当によく聞きますし、経験のある方も多いはずです。

猫は元々警戒心が強く、臆病な動物です。
びっくりすると猫が隠れてしまうのは、猫の性格的に仕方のないこと。

地震で避難しなくてはならないという場合は別ですが、猫が驚いて隠れてしまったのであれば、猫が自ら出てくるまでとりあえずは待ってあげましょう。
花火などの音にびっくりした場合には、その日中や翌日に猫が出てくることも少なくないので、ごはんやお水の心配はあまりしなくても大丈夫です。

しかし、引っ越しなど環境変化に警戒して、猫が長期に渡り隠れてしまうことがあります。
そんなときには、猫の隠れ場所にお水やごはんを運んであげましょう。
また、1日に数度は猫の様子をこっそりと確認し、体調不良や変わったところはないか遠目に確認してくださいね。
 

◆人見知り

警戒心の強い猫は、初めて会う人やお客さんに対しても警戒し、隠れてしまうことがあります。
お客さんが帰ったら出てくる猫が多いと思うので、猫が出てくるまでは、猫のことはそっとしておきましょう。

猫をお客さんに見せたいから!といって、無理やりお客さんの前にだすと、猫が余計にお客さんを警戒してしまいます。
可愛い猫を自慢したい気持ちもわかりますが、人見知りの猫にとって、知らない人は怖い人です。
そっとしておきましょう。
 

◆騒音

たまにいるのですが、近所から聞こえる工事の音や機械の音などの騒音で、猫が隠れてしまうこともあるようです。
警戒心から隠れるわけではなく、騒音から逃げたい・騒音からのストレスにより猫は隠れてしまうのだとか。

今まで人見知りや音などでびっくりして隠れたこともなかったのに、ある日を境に急に猫が隠れるようになったら、何かしら騒音によるストレスがあるのかもしれません。
猫が隠れるようになる前後で今までとは変わったことが継続的に続いてないか、一度考えてみましょう。
 

◆体調不良

猫は体調が悪いと本能にしたがい、安心できる敵に襲われにくい場所、つまり狭く暗い場所に身を隠し、体を休めます。

暗い場所や狭い場所の方が安心する、というのもあるかもしれませんが、なるべく体調不良を人に悟られないように、猫は体調不良のとき隠れてしまうと言われています。
ただ単純に機嫌が悪かったり、小さな怪我などで猫が隠れることもありますが、長時間猫が隠れていて、どこかいつもと様子が違うのであれば、猫は体調不良の可能性が高いです。
なるべく早めに病院へ連れていきましょう。


いかがでしたか?
猫が隠れてしまう理由は様々ですが、猫が病気や怪我をしているとき以外は、基本的には猫が自ら出てくるまではそのままにしておいて、問題はなさそうです。
猫がどうしているのか、どこにいるのか、こっそりと気にしながら、猫の気持ちが落ち着くまではそっとしておいてあげましょう。

 
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