結構痛い!強力!猫キックを猫が繰り出してくる3つの理由

By ハナ
結構痛い!強力!猫キックを猫が繰り出してくる3つの理由
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腕にしがみつき高速キック!!
を猫にされたことのある飼い主さんは多いのではないでしょうか。

しがみついてくる猫の姿は可愛いですが、かなり強力な猫キックは結構痛いもの。
しかも連続で素早く繰り出される猫キックは本当に人間へのダメージは案外大きいものです。

  遊んで欲しいのか、それとも機嫌が悪いのか…。
猫キックにはいったいどんな理由が隠されているのでしょうか?

猫キックに隠された猫の気持ちを探ってみます。
 

①狩りの練習を踏まえた遊び

猫はもともと狩猟動物です。
どんなに家猫として暮らしている時間が長くなっても、『狩りをする』という本能はなくなりません。

子猫の頃から子猫同士、捕まえたり捕まったり、キックをしあいながら狩りの練習をしているのだそう。

大きくなってからも『キック』は狩りを模した遊びとして猫のなかでずっと残っているのでしょう。
猫じゃらしなどで普通に遊んでいても、興奮してくると『狩り』を思いだし、ついつい猫じゃらしを動かしている飼い主さんに飛びかかり、強力な猫キックを繰り出してしまうようです。

遊びも加わり、興奮状態の猫キックは『噛みつき』がプラスされることも少なくありません。
猫の興奮度合いによっては飼い主さんが怪我をしてしまうこともあるため、遊ぶ前には爪を切り、猫キックを繰り出すくらい猫が興奮し始めたら、一度猫をクールダウンさせるようにしましょう。
 

②構って欲しい

猫が猫キックをする理由で一番多いのは『飼い主さんに構って欲しい!』と思っているときなのだそう。
何か他のことに集中している飼い主さんや出掛けようとしている飼い主さんに、『こっち向いて!』と気を引くため、猫キックをしてしまうようです。

なんとも愛らしい理由ですね♪

猫が構って欲しい時の猫キックは、興奮して狩ってやろう!という『本気モード』の猫キックとは少し違います。
猫自身もある程度加減をして猫キックをしており、猫キックに加えて、噛んでくる場合も甘噛みのことが多いように思います。

甘噛みはあまり痛くないかもしれませんが、猫が加減をしてくれていても猫の爪が伸びたままの猫キックは痛いので、常日頃から猫の爪が尖っていないように猫の爪は切っておきましょう!
 

③やめて欲しい



猫は人間に嫌なことをされたときや、触られたくないところを触られた時は『嫌だ!』という気持ちを人間に色々な方法で伝えてくれます。

声や表情、態度など色々なことで猫は『やめて』と伝えてきますが、しつこく嫌なことをしてくる人には、猫キックを繰り出すことがあるようです。

耳が『イカ』のように横になっていたり、尻尾を大きくバタバタふった後に猫が猫キックをしてきたら、それは『もういい加減にやめろー!!』という猫の叫びです。

やめて欲しい時の猫キックは猫が本気でいやがっているサインなので、撫でたり、構うのはやめてしばらく猫をそっとしておいてあげましょう。
 

◆猫に猫キックをされた時の注意点は?

どんな理由であれ、猫に猫キックをされた時にびっくりして急に手や足を引っ込めてしまう人もいるかもしれませんが、実は猫キックの最中に急に手や足を引っ込めるのはちょっと危険です。

猫が狩り遊びのつもりで飼い主さんの足や手を抱え込み猫キックをしているのであれば、逃げていこうとする手や足を逃がすまいと力が余計に入ってしまうこともあります。
また、急に手や足を引っ込めると引っ掛かった猫の爪が急に引かれることになってしまい、飼い主さんが怪我をする可能性が高くなります。

猫の爪を毎回きちんと切ることで、猫キックによる怪我を予防することも大切ですが、猫にがっつり捕まれて猫キックが始まったら、逃げるのではなく手を逆に押し付けるか、猫が落ち着き猫キックが終わるまで静かに待ってみましょう。

猫も飼い主さんを傷つけるのは本意ではないはずです。

なるべく飼い主さんが怪我をしないように注意しましょう。

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