宝くじを当てる猫として有名な猫が、佐賀県唐津市のメス猫の「福ちゃん」。宝当神社という宝くじ当選専門の神社近くの野崎酒店の愛猫です。
この福ちゃん、今までになんと総額22億円も当選させているとか。テレビや雑誌など、メディアによく取り上げられています。
昔から、猫は犬よりもジンクスや占いで取り上げられる動物。犬のように従純な性格でない猫は、どこかミステリアスな要素があるのかも知れませんね。
今回は、世界中から集めた猫にまつわるジンクスや言い伝えを調べてみました。あなたを幸せにしてくれるのは、一体どんな猫ちゃんなのでしょうか？
■宝くじを当ててくれる猫
佐賀県まではとても行けない、という人に朗報です。実は東京都江戸川区にも、宝くじの神様ともいうべき猫ちゃんがいました。
その猫の名前は「マコちゃん」という真っ白な白猫。ブルーな瞳が美しい美猫です。
このマコちゃんが「出勤」しているのは、東京都江戸川区にある「京葉交差点センター」という名前の宝くじ売り場。
この売り場、100万円単位の当選は年に20本以上もあり、2014年と2016年には1等前後賞あわせてなんと7億円というビッグな高額当選を出しています。
こんなに当たるのは、やっぱりマコちゃんのカギしっぽのおかげ？宝くじを買うなら、マコちゃんのいるこちらの宝くじ売り場が良いかも知れません。
■猫の夢を見るとハッピーになるかも？
猫が好きな人は、きっと夢の中でも猫と出会っているかも知れません。もし猫が夢の中に出てきたら、忘れないうちにメモを取ってみてください。
夢占いでは、猫の夢はおおむね「吉夢」です。たとえば、
「大きな猫に乗る夢を見たら、目の前にある難局を乗り越えることができる」
「茶色のトラ猫が出てくる夢を見たら、家族に良いことが訪れる暗示」
「サビ猫の出てくる夢をみたら恋愛運がアップする」
「黒白の猫が夢の中に出てきたら、出産や子供に関して幸せが訪れる暗示」
「真っ白な猫が夢に出てきたら、クリエイティブな才能が開く。精神的な安らぎが訪れる暗示」
だと言われています。
■飼い主さんを幸せにするのはやっぱり「黒猫」
全身真っ黒な黒猫。ミステリアスなその姿に、「不幸」をイメージする人も多いようですが、日本を含め、黒猫は世界的に「福を呼ぶ猫」と考えられています！
もちろん白猫や他の毛色の猫が幸運の印と伝えるジンクスもありますが、世界的に見ると圧倒的に多いのは黒猫。飼い主さんを幸せにするのはやっぱり「黒猫」かも知れません。たとえば、
「ヒゲも肉球も全身真っ黒な猫は、カラス猫と呼ばれて福を呼ぶ猫」：日本
「結婚祝いに黒猫を贈ると、新婦が幸せになる」：スコットランド
「黒猫を飼うと、その家の娘は幸せな結婚ができる」：イギリス
「黒猫が家に住み着いたら幸福がやってくる」：アメリカ
「黒猫に食事を与え、敬意を持って接する飼い主には幸福がやってくる」：南フランス
などなど。これ以外にも「黒猫幸福説」を唱えるジンクスはまだまだあります。
■これは当たらないかも？猫にまつわるよく聞く話
こちらは猫に関して「本当によく聞く話」ですが、実は当たらないという話です。
・水入りのペットボトルを置いておくと猫が近づかない
よく住宅街に「これでもか！」と水入りのペットボトルを置いている家がありますよね。残念ですが、この話、発祥はなんとニュージーランド。
ニュージーランドでは、庭にこの水入りのペットボトルを横にして置いておくと、犬が芝を荒らさないと信じられているようです。
それがなぜ日本にきたら、犬が猫に変わったのか。とても不思議です。しかしこれは猫には全然効果がないと言われています。
むしろこの水入りのペットボトルをたくさん置いておくことで、太陽の光を吸収して出火して火事の原因になることもあるとか。置いているお宅はぜひ撤去した方が安心です。
■最後に
猫は幸福を運んでくれる。この言葉に実感を込めてうなずく飼い主さんは、おそらく全員でしょう。たとえ黒猫でなくても、いてくれるだけで幸せ。それが猫という生き物ですよね。
もし誰かに、「飼い主を幸せにするのはどんな猫？」と聞かれたら、
「あなたの目の前にいる猫だよ」
というのが、一番正しい答えかも知れません。