病気?飽きれ?それとも催促?!猫がため息をつく4つの理由

By ハナ
病気?飽きれ?それとも催促?!猫がため息をつく4つの理由
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人間は疲れた時やあきれた時、ほっとした時によくため息をつくと思います。
我が家もよく子供がいたずらをした後に『はぁぁー』っとかなり深いため息をつくことが増えました。

人間のため息は状況を見ていれば、ため息をつく『理由』を知ることはできるでしょう。
しかし、猫がたまに鼻から『ふー』とため息をついているところを見ると『何でいまため息をついたの?!』と不安になってしまいます。

猫がため息をつくのは人間と同じような理由からなのでしょうか?
それともなにか病気などがあり、猫はため息をつくのでしょうか?

猫がため息をついてしまう理由をご紹介します!

 

◆落ち着こうとしている

猫は『なにか嫌なこと』があった後には落ち着こうとして『転移行動』と呼ばれる全く違う行為をすることがあります。

例えば飼い主さんに怒られていたのに急に毛繕いを始めたり、爪とぎを始めるのも『転移行動』の1つです。
ため息もまた、猫にとっては『落ち着くため』のプロセスの一部。
嫌なことがあって嫌な気分になったけど、ため息をついて落ち着こう!という気持ちで猫は『フン』とため息をつくのだそう。

基本的には飼い主さんから起こられた後につくため息は『飼い主さんをバカにしているため息』ではなく、飼い主さんに怒られて落ち込んだから気分を変えようとしてついているため息です。

猫が怒られた後にため息をついていたら『ちょっとはわかったのかな?』とおもってあげてくださいね。

 

◆集中状態からの解放

人間もかなり集中している状態から解放されたら『フー』と深いため息が出てしまいませんか?
集中して息を殺しているような状態から解放されて安心とリラックスモードへの切り替えのために人間はため息をつきます。

実は猫も集中していた状況から解放されると『ふーっ』とため息をつき、気持ちをリフレッシュしているのだそう。
集中して猫が遊んでいるときや猫がなにかを真剣に追いかけているときなど、猫の本能である『狩猟』のような行動をとったあとは大抵猫はため息をつくようです。

猫がため息をついた、ということは集中していた状態、狩猟や遊びがいったん終了したということ。
猫と一緒に遊んでいた場合はちょっと休憩にして、猫のリラックスタイムにしてあげましょう。

 

◆緊張感からの解放


集中している状態からの解放と似ていますが緊張しているとき、人間も猫も息を殺してじっと固まることがあるでしょう。
そんな状態から解放されてまずつくのは安堵のため息ではないでしょうか。

猫も驚いたときに固まってしまい、緊張状態が終わったら、安心してため息をつくことはよくあるのだそう。

完全室内飼いの猫がたまに外を見ながらため息をついていることってありませんか?
実は『外を見て吐くため息』も猫が『外にでたいなぁ』というため息ではなく『緊張感から解放されて』ついているため息である場合が多いと言われています。
外なにかがいて、『縄張りをとられるかも!』と猫が警戒し、緊張し、そのなにかがいなくなったことで猫も安心してため息をつくことが多いようです。

猫が外を見てため息をついていると『外に出たいんだね…』と申し訳ない気持ちになってしまいますが、猫は外に出たいわけではありません。
猫にたいして申し訳ない気持ちにならなくても大丈夫ですよ!

 

◆病気

猫は通常、鼻呼吸をしています。
そのためため息をつくのは『鼻から』の場合が大半です。
しかし、猫が口から『はぁー』と、人間のようにため息をついていたら病気の可能性も…。

猫が口から呼吸をするということは、猫の鼻がつまっているか猫の体温が高く体温を下げようとしているかどちらかです。

どちらにしても、猫の体調が万全ではないというサインです。
猫の鼻がつまってフゴフゴ言っていたり、ぐったりしているようなら病院へと連れていきましょう。

猫がため息をつく理由
猫がため息をつくのは人間がため息をつく理由とあまり変わらないようですね。
ただ、口で呼吸してのため息には注意が必要です。
猫がため息をついていたら、鼻からか、口からか、ちゃんと確認するようにしましょう!
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