猫の目ヤニ、怒りっぽい性格。病気じゃないけど気になる猫に関する悩み

By bzp00343
猫の目ヤニ、怒りっぽい性格。病気じゃないけど気になる猫に関する悩み
この読みものに付けられたタグ 健康
愛猫との楽しい暮らし。病気にならないようにご飯や遊びに注意し、トイレ掃除もバッチリ。だけど。。。

猫の健康管理に気を使う、真面目な飼い主さん。猫にとっては嬉しい存在です。しかしそんな飼い主さんを悩ますのが猫のこんなことやあんなこと。

今回は、病気じゃないから相談しにくい、そんな愛猫の悩みについて、2つご紹介します。

 

■猫の目ヤニがどうしても気になります。


「生後3ヶ月の愛猫、はなまるは毎日目ヤニが出ます。拭き取ってあげていますが、目ヤニって毎日出るものなのでしょうか?猫の目ヤニは体質ですか?それとも何かの病気でしょうか?」

なるほど~。猫の目ヤニ。しかし目ヤニは病気のときだけ出るわけではありません。人間だって健康な人でも、特に寝起きなどに目ヤニが出ることはありますよね。猫の目ヤニもそれと一緒です。

室内の埃が目に入ったり、まだ子猫なら上手に顔が洗えないことが原因で目ヤニが取れないのかも知れません。

猫の目ヤニを見つけたら、まずはどんな目ヤニかをチェックすることが大切です。寝起きに少し黒っぽい目ヤニが出る程度なら大丈夫。心配な目ヤニは、

「猫自身が目ヤニを気にしている」

「目に赤みや腫れがともなっている」

「片目だけ目ヤニが出る」

など。また、白っぽい膿のような目ヤニや、血が混ざった目ヤニは病気の可能性がありますから動物病院を受診しましょう。目ヤニといっしょにいつも涙があふれている場合も炎症や感染症の可能性があります。

細菌やウィルスが目の中に侵入すると免疫反応として目ヤニが出ることがあります。目ヤニに関係する病気として、角膜炎、結膜炎、眼瞼内反症などがあります。心配なら、一度先生に相談してみるのも良いですね。

 

■他の猫と仲良くできない


「1歳になるオス猫、鈴太郎の友達相手として生後3ヶ月の保護猫のモモを引き取りました。モモは多頭経験があるせいかとてもおっとりした性格。

しかし鈴太郎はモモを嫌ってわざと喧嘩をしかけたりそばに来ると威嚇したり。全然仲良くしてくれません。どうしたら他の猫と仲良くできるでしょうか。」

これは本当に仲が悪いのでしょうか。猫同士の遊びは、周りから見るとまるで喧嘩にしか見えないこともあります。

特に若い猫は遊びもやんちゃ。噛んだり追いかけたり、まるで相手を嫌っているように見えることもあります。

普通生後3ヶ月の子猫に喧嘩をふっかけることはあまりないとは思いますが、猫の性格は子猫時代の環境が大きく影響すると言われています。

生後2週間から7週間までは猫の社会化期と言われる大切な時期。この時期に他の猫と触れ合わなかったり、人に慣れなかった猫は、成猫になってからも人や仲間の猫と上手にコミュニケーションをとれない性格になってしまうことがあります。

2匹の子猫時代の環境がわかれば、関係を判断する材料になるでしょう。

まずは猫同士を遊ばせる時は、逃げ場所を確保しておくことが大切です。遊びではなく本気の喧嘩の場合、片方の猫が逃げ込める安全な場所を部屋に作ってあげてください。

また、慣れるまでは子猫のほうをケージに入れ、猫の匂いや鳴き声などを先住猫が落ち着いて観察できる環境を作ってあげるといいかも。

いきなり新しい猫が自分の縄張りに入ってくると、どんな猫でも動揺します。まずは時間をかけて徐々に慣らすことも大切です。

どうしても仲が良くならない場合、食事場所、寝る場所をそれぞれ分けて、縄張りをくっきりと区別してあげると関係が良くなることもあります。

猫は元来平和主義。自分のご飯と縄張りが確保され、安心できる環境が整っていれば、他の猫を攻撃したり喧嘩をしかけたりしません。

いずれにしても、時間が解決する、という方法もあります。仲が悪かった猫が、年月とともにいつのまにか一緒に寝るようになった、という話も聞きますから、まずはお互いの環境を確保しつつ、見守ってあげることも大切です。

 

■最後に


病気じゃないけど気になる猫の行動。しかしそれが実は怖い病気のサインだったり、ストレスの表れだったりすることもあります。

心配だな、と思ったら、プロに相談するのが一番。良い動物病院は、電話での相談でも誠実に対応してくれます。

まずはかかりつけの病院を見つけること。それも大事な飼い主さんの仕事ですよね。
この読みものに付けられたタグ 健康

最近の記事

Recent Article
  • 暮らし
  • 健康
  • 知識