様々な雑誌やアンケートを読むと、「猫を飼っていて良かったこと」という答えは、ほとんどが「癒される」が第一位。
あのモフモフした柔らかい体に顔をうずめると、お日様の匂いに心が癒されますよね。孤独を慰め、不安を乗り越えさせてくれる猫のマジック。猫がいればそれだけでいい、という飼い主さんの言葉に、頷く人は多いのではないでしょうか。
「幸せになるためのヒントはペットが教えてくれる」
と語っているのは動物・野澤クリニックの院長、野澤信之先生。彼は著書「愛を教えてくれる犬と幸せを運んでくれる猫」という本の中で、
「たった1匹の猫（犬）を幸せにできない人は自分も幸せにできない」
「不機嫌な顔で犬の散歩をしている人はいない」
「ペットは飼い主を映す鏡」
などの名言を語っています。ペットと暮らしている方にはオススメの1冊。ぜひ読んでみてください。
今回はその中でも、猫が教えてくれる幸せになるための11のヒントについてご紹介します。
■お気に入りの場所を確保せよ
心が晴れない時、気分が落ち込んだ時専用の「シュルター」を確保しましょう。高級ホテルのラウンジ、近所のスーパー銭湯でも構いません。ネガティブな気分を優しくほぐしてくれる場所を知っていると「あ～！もうやだ！」という時の避難場所になります。
■要求ははっきりと伝える
猫は飼い主の要求やしつけにはきっぱり「無視」しますが、自分の要求はかなりはっきり伝えます。いったいどうしたらそんなにメンタルが強いのか。。。
要求ははっきりと伝える。そしてそれでも相手に嫌われないスキルを身につけ、堂々と自分を主張するにはどうしたら良いか、猫を観察して見習いましょう。やっぱり「可愛い」が武器？
■困った時は毛づくろいせよ
そうです。困ったとき。イライラしたとき。女性は美容院、エステティックサロンへ行きましょう。自分の体が綺麗になることほど気分がアガることはありません。マッサージはもちろん、プロに任せたおしゃれな髪型、丁寧で可愛いネイルは心がウキウキしますよね。
■好きな相手にはまず弱みを見せてしまうこと
コレです。コレ。猫の「ニャ～ン」というか細い鳴き声に、真夜中でも外に出て探してしまう飼い主さんは多いはず。
相手を知ることも大切ですが、まず恥ずかしがらず、自分をさらけ出しましょう。ありのままの自分を受け入れてくれる相手が、あなたにぴったりの最高のパートナーです。
■気がすすまないことはしなくていい
心配事の9割は起こらない、といいます。あなたがやりたくないなら、別にやらなくても大丈夫。世間はそれほど変わらないはず。
頑張って嫌なことに挑戦するのはもちろん大切ですが、生理的にダメだ！無理！ということをイヤイヤするのはメンタルを壊してしまいます。
嫌なことからは逃げてもいい。猫はいつもそうしていますよね。
■退屈なことに時間を取られるより寝てしまえ
行きたくない付き合いだけの飲み会、暇つぶしのための外出。そんなことに時間を使うなら、自分の部屋でぐーぐー寝ていた方が気分も体もとてもラク。
睡眠にまさる美容法はないといいます。たっぷり寝れば気分もリフレッシュしますよね。
■たまには思い切り体を動かすべし
猫の瞬発力、反射神経の良さには驚かされます。いつもグータラ寝ているくせに、見ていないところで体を鍛えているのでしょうか。
人間休息も大切ですが、体を動かさないと筋肉が衰えます。たまには思い切り体を動かしましょう。
■一度にたくさん食べるな
猫は本当にチョコチョコ食べが好きです。しかしこのちょっとずつ食べる、という行為はダイエットに最適、という説もあります。
猫のスレンダーな体を見習って、一度にたくさん食べる習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
■一緒にいる人を気持ちよくさせること
できそうでできないこの行動。大切です。猫はごく自然に私たちにやってくれていますよね。猫が自然体でオープンマインドは態度をとってくれるからこちらもリラックスできます。
相手の気持ちに寄り添うこと。自然体で相手を思いやること。
この猫の行動、真似してみることは大事かもしれません。
■清潔を保て
猫は綺麗好きです。幸せの神様もきっと綺麗好きなのでは？整理整頓された部屋は、人の心をリラックスさせてくれますよね。
そして自分もいつも清潔な服を着て、綺麗にお化粧していると自信が持てます。掃除は習慣。そして清潔も日頃の習慣が大切です。
いかがですか。猫が教えてくれる幸せになるための11のヒント。猫目線で見たアイディアが満載です。ぜひ参考にしてください。