貴方は対策してる?自分に『万が一』のことがあった先の猫のこと

By ハナ 2018/11/09
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『うちに猫がいます』というステッカー、ご存じですか?
Twitterで話題になったので知っている人もおおいのではないでしょうか。

最近よく見かける『車に赤ちゃんがいます』というステッカーのように車に貼るステッカー の一種です。
Twitterでは『なんの主張?』『いらない情報』など、車に猫がのってる訳でもないのに、なぜ『猫を飼っている』と後続車に主張しているのか、疑問の声が多く上がっていました。

私も始め聞いたときは番組やアーティストのファンであることを主張するノリでステッカーを貼ってるのかな?と思っていたのですが、実はこのステッカーにはかなり深い意味が込められているのだとか。
かなり猫のためを考えて『大切な意味』を込めて作られた『うちに猫がいます』ステッカー。

そんな『猫がいます』ステッカーに隠れている『大切なこと』の意味とあわせて、猫のために『飼い主として』考えておかなくてはいけないことをご紹介します。

 

◆うちに猫がいますステッカーの本当の意味

よく見る『車に赤ちゃんがいます』のステッカーの意味はご存じですか?
車が事故を起こした際に小さな子供や赤ちゃんは気づかれず、救出されない事故を防ぐためにステッカーが普及したと言われています。

『うちに猫がいます』ステッカーも実は『車に赤ちゃんがいます』ステッカーと同じような意味をもっているんです。
飼い主さんが車で事故を起こし意識がない場合、家に残された猫は一人きりで帰らない飼い主さんを待つことになります。
飼い主さんの入院が長引いたり、意識が戻らない場合、『猫が飼い主さん宅にいる』ということを知らずに猫は家でご飯やお水もない状況になるかもしれません。

『猫がいます』というステッカーは万が一飼い主さんや飼い主さん家族が事故にあっても、誰かに『猫を救出するように言ってください』という主張なのです。
貴方がいなければいきることのできない命が家にいる、ということを肝に命じながら安全運転に努めて欲しいですが、事故に巻き込まれてしまう可能性もあるので『猫だけでも助けてもらえるよう』ステッカーで『自宅から猫を救出』してもらうように頼むのもいいのかもしれませんね。

 

◆ペットレスキューカード

『猫がいます』のステッカーと同じようなもののですが『ペットレスキューカード』というものをご存じですか?

ステッカー同様飼い主さんに『万が一』のことがあった時に『ペットがいること』と『緊急連絡先』を知らせるカードです。
道端で倒れたとき、災害に遭ったとき、事故に巻き込まれてしまった時など飼い主さんに何か遭った場合にペット保護してもらうためのペットのための意思表示カードといえます。

万が一の緊急連絡先も書くことで飼い主さんの状況も素早く家族や友人に伝えることができるため、猫のためだけじゃなく飼い主さん自身のためにもなるカードではないでしょうか。

HPからテンプレートをダウンロードすることもできますが、自分でメモ帳などで作ることも可能です。

ペットレスキューカードの作り方はいったってシンプル。
『うちに猫がいます。もし私に何かあり家に帰れない・意識がない場合、お手数ですが以下の緊急連絡先に連絡し猫の保護をお願いします』
と書き、ペットの情報と万が一の連絡先を記載するだけでOK。

ペットの情報は『名前・性別・かかりつけ医』程度が書いてください。
緊急連絡先には許可をもらい、電話番号と氏名を記しておくとスムーズに猫を保護してもらえるでしょう。

万が一の状況がどのような場面かはわからないので濡れても大丈夫なようにカードは防水処理やラミネート加工すると安心です。
『万が一』がいつくるのか、誰にもわからないことなのでいつでも肌身離さず、財布などにいれと持ち歩くといいかもしれませんね。

 

◆万が一のその先


自分よりも先に猫がいなくなる。大抵の人はそう思って猫と暮らしていると思います。
私も30代前半で猫が15歳過ぎなので、正直なところ、私は猫より後に逝くだろうと思っています。

しかし、いつ『万が一』があるかなんて人間にはわかりません。
若くても命を落とすことはあります。

もし万が一私が死んだら主人が猫の世話をするでしょう。
しかし、主人も一緒に死んだら?その先のことは考えたことがありませんでした。

猫のために『もしも』を考えるのであれば『もしも』の後に、誰に猫を見てもらうのかは考えておいた方がいいかもしれません。
信頼できる人にも話をし、万が一が起こる前にお願いをしておきましょう。
大事な猫の命を繋ぐためには大切なことですよ♪

いかがでしたか?
あまり考えたことがなかった『事故後の猫の保護』や『万が一』のあとの猫のこと。
考えるいい機会になればいいなと思っています。

考えたことがない人はいまいちどよく、考え、話し合ってみてくださいね。
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