もしかして我慢してる?猫の「痛み」のサインはこの3つでチェックしよう

By bzp00343
もしかして我慢してる?猫の「痛み」のサインはこの3つでチェックしよう
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猫は痛みや病気を隠す動物。痛くても全くポーカーフェイスの時もあります。

その理由は、猫は単独行動の動物だから。自分の身を自分で守ろうとする本能が強いので、周囲に弱みを見せまいとするからだと言われています。

猫が痛みを我慢している時。傷など怪我をしていれば判断はできますが、お腹の痛みなどは、飼い主さんの日頃の観察眼で見極めなければなりません。

愛猫の痛みに早く気がつくために、チェックポイントを3つご紹介しましょう。

 

■チェックポイント①視線と目の動きで見極めよう


獣医の先生によると、腹痛など内臓系の痛みの場合、猫は顔に出ることが多いそうです。

怪我などの体の表面の痛みの場合はその部分を舐めるなどのしぐさで痛みがわかりますが、内臓の痛みの場合は視線や目の動きをチェックしてみましょう。

猫は痛みが軽度の場合は、

・周囲をあまり見なくなる
・飼い主さんと目を合わせない
・伏し目がちになる

ことが多いとか。飼い主さんとのアイコンタクトを避けたり、お気に入りだったおもちゃで遊びに誘っても目を合わせない場合は、体の内部に痛みを感じている可能性があります。

痛みの原因は、腹痛、心臓病、腎不全、がん、発熱、頭痛、関節痛、手術や病気による内出血など、あらゆる可能性がありますから、思い当たる場合は早急に動物病院へ連れて行きましょう。

痛みが強くなるとうつむいてぐったりしたり、飼い主さんに威嚇して噛まれる恐れがあります。

 

■チェックポイント②食べ方や食欲を観察しよう


猫は虫歯にはなりませんが、口内炎や歯周病にかかる猫は多いそうです。愛猫がいつもよりフードを食べにくそうにしていたり、食欲が低下している場合は、口の中に痛みを感じているかも知れません。

痛みがまだ弱いうちは食欲はあります。ただし食べるときに、

・ダラダラとよだれが出ている
・フードをポロポロこぼしながら食べる
・いつもよりも食いつきが悪い

という症状がでたらイエロー信号。もし嫌がらなければ、口の中をチェックしてみてください。食欲旺盛の猫が突然食べなって病院へ連れて行ったら歯槽膿漏だった、ということを聞いたことがあります。

他にも胃腸炎、呼吸器、循環器、肝臓、内臓、腎臓といったほぼ全ての内臓気管系の病気が考えられます。

猫の痛みは強くなると全くフードを食べなかったり、食べたそうにしているが食べないという行動が見られます。

2日間フードを食べられない状態が続くと危険です。命に関わることもありますからすぐに受診した方が安心です。

 

■チェックポイント③体の動かし方と居場所をチェック


怪我などの外傷による痛みはすぐに仕草に現れます。しかしその表し方は猫それぞれ。うずくまる猫もいれば、鳴いて痛みを訴える猫もいます。

飼い主にふだんから甘えている猫は、比較的鳴いて痛みを知らせようとするかも知れません。それ以外にも、

・体の同じ部分を繰り返しなめる
・ジャンプをしない、歩き方がスローになる
・触ろうとすると威嚇する
・いつもより長く寝ている
・いつもと違う場所にいる
・部屋の隅や薄暗い場所に隠れたがる

という仕草が見られたら痛みを訴えるサイン。さらにもっと痛くなると、

・そわそわと歩き回って落ち着きがない
・不安げにか細い声で鳴く
・うなる、威嚇する
・うずくまって動かない
・トイレで辛そうな声で鳴く

などの仕草を見せることがあります。そしてよく誤解されがちなのが、

「高齢猫は痛みに鈍感になる」

という噂。これは全くの嘘です。痛みを感じる気持ちに年齢は関係ありません。高齢猫は痛みを耐えて動きがいつもよりゆっくりになるはず。猫の歩行でも痛みのサインが見つかります。

 

■最後に


猫は痛みを感じると、まず元気がなくなります。それに伴って食欲がなくなります。また、猫の痛みの表現はこの3つだけではなく、運動しているときのしぐさなどで分かることも。

猫の痛みを早期発見するには、猫の顔、フードの食べ方、そして猫の仕草の3つをトータルで観察してチェックしてください。

ひとつに変化に気づいたら、そのほかの部分も変化が見られないか、3重にチェックすると正しい判断ができるようになります。

猫の痛みに気がつけるのは飼い主さんだけ。普段からよくチェックしておくと安心ですね。
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