猫好きさんにオススメ!心がほっこり温まる・思わず号泣の猫マンガ3選
猫大好き、そして本を読むのが趣味のワタクシ。当然セレクトする本の中には猫に関する本がたくさんあります。
今まで読んだ中で一番衝撃的だった本は、自閉症の動物学者、テンプル・グランディンが書いた「動物感覚」という本。これは犬好き、猫好き、動物に興味がある方にはぜひ読んでいただきたい名著です!
そして今年は動物漫画の当たり年。秋の夜長、雨の降る日にぴったりな、心がほっこり温まる猫の漫画、思わず号泣必至の猫マンガがたくさん出版され、猫好きには嬉しいかぎり。
今回はそんな数多い猫の本の中から、猫好きさんにぜひ読んでほしい秀逸の猫漫画をご紹介します。
私がイチオシのベストバイの漫画がコチラ。深谷かほるさんの描くハートウォーミングな猫の話が収録された『夜回り猫』です。
「「泣く子はいねが~。」
と夜の街を徘徊する「夜廻り猫」の遠藤平蔵。頭に缶詰を乗せているのはお腹をすかせた子猫にあげるためでしょう。
姑獲鳥(こかくちょう)に襲われ、けがをしていたところを遠藤が助けた子猫、重朗は片目というハンデを負いながらも遠藤を慕い、毎夜一緒に夜回りをします。
「むっ 涙の匂い…!」
と心で泣く人や動物の気持ちをキャッチし、寄り添って話を聞く遠藤。離婚した夫婦。子育てに悩む新米主婦。捨てられても飼い主を恨まず、新しい飼い主を探す野良犬など、この漫画は毎回様々な悩みを抱える人々が登場します。
遠藤の優しさ、解決策は、たとえ悩みを解決できなくても、なぜか心が温まるものばかり。そう、その答えはまさに「猫そのもの」ですよね。
この漫画を読めば、あなたによく似た悩みを持つ人が登場しているかも。2018年9月現在、夜回り猫 深谷かほる 講談社は、4巻まで発売中です。
あぁ、私のところにも遠藤に来て欲しい。。。
3回も重版がかかったベストセラー猫漫画がこの『俺、つしま』です。黄色と黒の腹巻き、ふてぶてしい目つきの「つしま」は、ツシマヤマネコそっくりの精悍な元野良猫。ゴミをあさっているところをおじいちゃん(注:女性)にナンパされて家に居つきます。
猫を超偏愛するおじいちゃんの家には、23歳というキジ白の猫、最高齢のズン姐さんと、なかなかトイレが覚えられない茶トラ猫のちゃー、そして毎日ご飯を食べにやってくる地回り猫、白茶トラのオサムがいます。
つしまはニンゲンの飼い主との出会いは2度目。先代の飼い主、「ジジイ」が老衰で亡くなって以来、
「このおじいちゃんだっていついなくなっちゃうかわからない。」
と言いつつ、ありったけのご飯を食べ漁ります。猫のわがまま、理不尽な行動を決して咎めることなく、下僕のようにかしづいて世話をするおじいちゃん。
まるで自分を見ているようだ……。と恥ずかしくなりますが、それでも人を信用しようとする純粋な猫の「本心」がチラチラと漫画に散りばめられていて、ほっこりしたり、涙ぐんだり。
「猫はいてくれるだけで幸せ」
としか言いようのない動物だということを、しみじみと実感できる漫画です。
『しっぽの声』は、1巻が犬の話、そして2巻が主に猫の話となっています。この漫画の監修は、犬猫動物の保護に情熱を燃やす女優、杉本彩さんが理事長を務める公益財団法人動物環境・福祉協会Eva。
猫ブームをささえるのは、悪質ブリーダーによって無責任に繁殖させられた猫も少なからずまじっています。
特に無理な交配をさせると危険な猫種がスコティシュフォールド。この猫は遺伝性の疾患を持つ子猫が生まれる可能性が高いのです。
しかし知識のないブリーダーがどんどん交配を繰り返した結果、立っていられないほどの関節炎に悩み、激痛で苦しむ猫が後をたちません。
その猫をどうしたら良いのか。。。獣医師獅子神と、アニマルシェルターの天原。二人が悪質ブリーダーから犬猫を救出するシーンは壮絶、すごい!でもクスリと笑えるところもあって、この漫画の作者の保護動物に関する知識の深さと熱意が伝わってきます。
犬や猫は果たして「生き物」か、それとも「商品」なのかー。ペットショップの「大売り出し」に込められた恐ろしい「真実」を教えてくれる漫画です。
いかがですか。猫が好き!という人だけで、世の中は成り立っているわけでは、もちろんありません。
しかし、世の中に猫がいるだけで、たったそれだけで人間はここまで幸せになれるんだ!と声を大にして叫びたい、そんな猫好きさんには、この3冊はきっと気に入ってもらえるはずです。
今まで読んだ中で一番衝撃的だった本は、自閉症の動物学者、テンプル・グランディンが書いた「動物感覚」という本。これは犬好き、猫好き、動物に興味がある方にはぜひ読んでいただきたい名著です!
そして今年は動物漫画の当たり年。秋の夜長、雨の降る日にぴったりな、心がほっこり温まる猫の漫画、思わず号泣必至の猫マンガがたくさん出版され、猫好きには嬉しいかぎり。
今回はそんな数多い猫の本の中から、猫好きさんにぜひ読んでほしい秀逸の猫漫画をご紹介します。
■夜回り猫 深谷かほる 講談社
私がイチオシのベストバイの漫画がコチラ。深谷かほるさんの描くハートウォーミングな猫の話が収録された『夜回り猫』です。
「「泣く子はいねが~。」
と夜の街を徘徊する「夜廻り猫」の遠藤平蔵。頭に缶詰を乗せているのはお腹をすかせた子猫にあげるためでしょう。
姑獲鳥(こかくちょう)に襲われ、けがをしていたところを遠藤が助けた子猫、重朗は片目というハンデを負いながらも遠藤を慕い、毎夜一緒に夜回りをします。
「むっ 涙の匂い…!」
と心で泣く人や動物の気持ちをキャッチし、寄り添って話を聞く遠藤。離婚した夫婦。子育てに悩む新米主婦。捨てられても飼い主を恨まず、新しい飼い主を探す野良犬など、この漫画は毎回様々な悩みを抱える人々が登場します。
遠藤の優しさ、解決策は、たとえ悩みを解決できなくても、なぜか心が温まるものばかり。そう、その答えはまさに「猫そのもの」ですよね。
この漫画を読めば、あなたによく似た悩みを持つ人が登場しているかも。2018年9月現在、夜回り猫 深谷かほる 講談社は、4巻まで発売中です。
あぁ、私のところにも遠藤に来て欲しい。。。
■俺、つしま おぷうのきょうだい 小学館
3回も重版がかかったベストセラー猫漫画がこの『俺、つしま』です。黄色と黒の腹巻き、ふてぶてしい目つきの「つしま」は、ツシマヤマネコそっくりの精悍な元野良猫。ゴミをあさっているところをおじいちゃん(注:女性)にナンパされて家に居つきます。
猫を超偏愛するおじいちゃんの家には、23歳というキジ白の猫、最高齢のズン姐さんと、なかなかトイレが覚えられない茶トラ猫のちゃー、そして毎日ご飯を食べにやってくる地回り猫、白茶トラのオサムがいます。
つしまはニンゲンの飼い主との出会いは2度目。先代の飼い主、「ジジイ」が老衰で亡くなって以来、
「このおじいちゃんだっていついなくなっちゃうかわからない。」
と言いつつ、ありったけのご飯を食べ漁ります。猫のわがまま、理不尽な行動を決して咎めることなく、下僕のようにかしづいて世話をするおじいちゃん。
まるで自分を見ているようだ……。と恥ずかしくなりますが、それでも人を信用しようとする純粋な猫の「本心」がチラチラと漫画に散りばめられていて、ほっこりしたり、涙ぐんだり。
「猫はいてくれるだけで幸せ」
としか言いようのない動物だということを、しみじみと実感できる漫画です。
■しっぽの声 夏緑 小学館
『しっぽの声』は、1巻が犬の話、そして2巻が主に猫の話となっています。この漫画の監修は、犬猫動物の保護に情熱を燃やす女優、杉本彩さんが理事長を務める公益財団法人動物環境・福祉協会Eva。
猫ブームをささえるのは、悪質ブリーダーによって無責任に繁殖させられた猫も少なからずまじっています。
特に無理な交配をさせると危険な猫種がスコティシュフォールド。この猫は遺伝性の疾患を持つ子猫が生まれる可能性が高いのです。
しかし知識のないブリーダーがどんどん交配を繰り返した結果、立っていられないほどの関節炎に悩み、激痛で苦しむ猫が後をたちません。
その猫をどうしたら良いのか。。。獣医師獅子神と、アニマルシェルターの天原。二人が悪質ブリーダーから犬猫を救出するシーンは壮絶、すごい!でもクスリと笑えるところもあって、この漫画の作者の保護動物に関する知識の深さと熱意が伝わってきます。
犬や猫は果たして「生き物」か、それとも「商品」なのかー。ペットショップの「大売り出し」に込められた恐ろしい「真実」を教えてくれる漫画です。
■最後に
いかがですか。猫が好き!という人だけで、世の中は成り立っているわけでは、もちろんありません。
しかし、世の中に猫がいるだけで、たったそれだけで人間はここまで幸せになれるんだ!と声を大にして叫びたい、そんな猫好きさんには、この3冊はきっと気に入ってもらえるはずです。