実はNG!大好きだから猫と人間が共有しない方がよいものとは?

By ハナ 2018/10/01
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猫は家族だから人間と同じように、同じものを使ってます!という方も少なくないかもしれません。
もちろん私だって猫は家族だと思っていますし、大切に考えています。

大切な存在である猫だからこそ人間とは『あえて分けた方がよいもの』があることを知っていますか?
家族だから、大事だからといって食べ物以外のものを猫と共有していると猫の体にとって悪いこともあります。
大好きな猫だからこそ、人間と共有しない方がよいものとはなんなのでしょうか。

飼い主さんと共有してしまいがちな、意外なNGなものをご紹介します。

 

◆トイレ


最近SNSなどでよく人間用のトイレで排泄をする猫を見かけますが、猫のためには人間用のトイレで排泄をさせるのは基本的には避けた方がよいでしょう。

まず人間用のトイレで猫がトイレをすると猫の尿量などがわからなくなってしまいます。また、色なども水洗トイレだと分かりにくくなり猫のおしっこの変化に気がつきづらくなってしまう可能性もあるでしょう。

飼い主さんがお留守のあいだに猫が人間のトイレで用を足すのであればなおさら猫のおしっこの回数の変化や量、色、臭いなどの変化に気がつきにくくなってしまいます。
猫のうんちも水のなかで時間がたつと元の色がわかりづらくなるかもしれません。
猫のうんちやおしっこからわかる『猫の健康状態』がわかりづらくなってしまうので、重大な病気の発見が遅れる可能性も…。

また、猫のうんちは『水洗トイレ』に流すこと自体がNGなんです。
猫のうんちはかなり固く、人間のものと違い水にとけにくい性質をしています。
そのため古い配管や古いマンションなどでみんなで共有して配水管を使っていると、どこかに猫のうんちがひかかりそのまま水にとけることも流れることもできずに、配水管がつまってしまう原因になることもあるようです。

配水管がつまってしまうと他の人に迷惑がかかることもあります。
猫のトイレは『猫のトイレ』で!を徹底しましょう。

 

◆食器

さすがに自分のいつも使っているお茶碗をささっと洗って猫のご飯いれにしてる、という人は少ないかもしれません。
しかし、おやつなどのちょっとしたものや自分の飲んでいるコップの水を猫にも同じコップで飲ませる、ということをしたことがある人は多いのではないでしょうか。

私も実はしたことがあるのですが、基本的に食器の共有はNGです!

『猫は汚くないのになんで?』と思う人もいるかもしれません。
もちろん、『猫は汚いからダメです!』と言っているわけじゃありません。

猫と人間、実は経口感染で移る病気がいくつかあります。
猫から人間に移るものもありますが、逆に人間から猫に移るものもあるんです。
飼い主である自分一人が苦しむのであれば『自業自得』ですむかもしれませんが、人間から愛する猫に病気が移ってしまうと後悔しか残りません。

また、人間が洗剤で洗った人間用の食器には洗剤が残留していることもあります。
人間にとっては微量であっても猫の小さな体にとってはかなりの負担になるかもしれません。

猫のために人間と食器の共有は辞めておきましょう。

 

◆スポンジ

人間の食器を洗うスポンジと猫の食器を洗うスポンジを共有している人は多いはず。
スポンジの共有NGも『猫は汚くないのになんで?』『家族だし共有していいんじゃない?』と思う方が多いように思います。

もちろんこちらも『猫が汚い』とか『動物との区別』を思ってNGだと言っているわけではありません。

猫は中毒症状を引き起こす食べ物が多い動物です。
代表的なものは玉ねぎですが、チョコやその他ネギ類にも猫は中毒症状を引き起こします。
どの程度で反応するのかは個体差があるかもしれませんが、敏感な猫だと一欠けなめただけでも吐いてしまう猫もいます。

そんな中毒症状が多い猫の食器を色んなものを人間が食べたあとの食器に使ったスポンジで洗っても大丈夫なのでしょうか?
きれいにスポンジを洗ってから猫の食器を洗っても、万が一何かがついてしまう可能性だってあります。

それに基本的に猫の食器を洗う時は『人間用の食器用洗剤』は使ってはいけません。
人間用の食器を洗うために洗剤をつけていたスポンジで猫の食器を洗うということ自体が、猫の体にはあまりよくないことなのです。

猫の健康のため、猫と人間のスポンジは分けるようにしましょう。

また、猫用スポンジは『洗剤不要』で汚れが落ちるものにしてあげてください。
猫壱では洗剤不要で汚れが落ちるスポンジも販売しています♪

可愛い猫マークが入っていて人間用と区別もつけやすいのでオススメです。


いかがでしたか?
人間と共有してしまいがちですが、猫の健康のためには分けた方がよいものをご紹介しましたが、あなたは分けれているでしょうか?
まだだった!共有してた!という方はこれから猫の健康のために、分けてあげるようにしてくださいね。
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