猫のけがや病気の時の応急処置。あなたの対応が愛猫の命を左右する!

By bzp00343
猫のけがや病気の時の応急処置。あなたの対応が愛猫の命を左右する!
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愛猫がけがをしたり体調を崩したりしたとき。動物病院へすぐに連れていけない時などに、自分でできる応急処置の方法を知っていると安心ですよね。

とっさのときにこの応急処置をするかしないかで、愛猫の命を救うことができるかも知れません。ただし応急処置はあくまでも動物病院へ連れて行くまでの一時的な緊急対応です。

症状が落ち着いたように見えても、検査や入院が必要な場合もありますから、素人判断は危険です。

今回は、まさかのときの応急処置の方法を、熊本地震のときにたくさんの犬や猫を自分の病院へ避難させて診療した、徳之助動物病院の徳田先生の著書を参考にした対策をご紹介します。

 

■猫が出血、骨折してしまったら


何らかのけがで猫が出血した場合、可能であれば傷口を水で洗い流してください。水道水でよく患部の傷を洗い流したら、そのまま清潔なハンカチやタオルなどを傷口に押し当てて止血します。

出血がなかなか止まらないときは、傷口よりも心臓に近い部分に包帯などを巻いて止血し、血が止まったらほどきます。

骨折が疑われる場合は添え木などはせず、キャリーバッグに入れて猫が動かないように動きを制限させて、安静にしながら動物病院へ連れて行きましょう。

 

■猫が熱中症になったとき


猫が熱中症になると、呼吸がハアハアと荒くなったり、よだれが大量に出る、舌が異常に赤いといった症状が現れます。

猫の熱中症は重症になると命を落とすこともあるとか。早急に対応が必要です。まず猫を涼しい場所に移動させましょう。全身を水につけたり、濡れタオルで体を包んだりして猫の体を冷やします。

もし水が近くになくて、全身を冷やせないときは、前足と後ろ足の付け根、首、足の先などを重点的に冷やしてください。

猫が熱中症になったときは、症状が落ち着いても内臓にダメージを受けている可能性もありますから、かならず動物病院で診察してもらうと安心です。

 

■猫が意識がないとき


猫がなんらかのことが原因で呼吸をしていない、声をかけても意識がないときはまずは落ち着いて対応しましょう。

猫の口を開けて舌を引き出し、誤嚥をふせぐために頭を低くして気道を確保します。猫の体の右側が下になるように横にしてください。

心臓が完全に止まっていたら、手のひらで猫の胸を押して心臓マッサージをしてください。10秒間に15回を目安に胸を圧迫して、鼻から息を吹き込むことを繰り返します。

猫の意識が戻らないときは、猫を横向きに寝かせたまま、速やかに動物病院へ連れて行ってください。

 

■猫が溺れてしまったとき


津波や洪水、お風呂でおぼれてしまったとき。猫が大量に水を飲んでぐったりしているときは、水を吐き出させることが最優先事項です。

応急処置の方法として猫の後ろ足を持って逆さ吊りにし、軽く上下に振ったり背中を叩いたりします。

呼吸が止まっていたら、首を伸ばして気道を確保し、口を押さえて鼻から3秒間くらい息を吹き込みます。

呼吸や意識が戻ったら、全身を良く拭いてからタオルで包んで動物病院へ運びましょう。

 

■猫がやけどしてしまったとき


熱による火傷はまずは患部をよく冷やすこと。軟膏などを塗るのは逆効果にあることもあるのでやめたほうが良いでしょう。

綺麗な流水で5分以上は火傷した部分を冷やすことが理想的です。ねこが暴れたり水が十分に使えないときは氷や濡らしたタオルをこまめに交換してとにかく冷やしてください。

薬品などによる火傷の場合は水でしっかり洗い流してから冷やすことが大切です。

 

■猫がストレスを感じているとき


猫は環境の変化に敏感です。ストレスで精神的に不安定になったり、下痢や嘔吐、食欲不振といった症状が出ることも。

猫がストレスを感じているときは、副作用がないサプリメントや安定剤を与えることで不安が和らいでリラックスでき、症状が改善されることがあります。

動物病院で薬を処方されることが一番ですが、飼い主さんがいっぱい遊んであげてスキンシップすることも猫のストレスを軽減させる効果があります。

 

■最後に


いかがですか。知っておくと安心できる、猫のけがや病気の時の応急処置。動物病院へ連れて行く前の対処方法は重要です。あなたの対応が愛猫の命を左右するかも知れません。

これらの応急処置の方法は、ちょっと頭にいれて置いてくださいね。
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