私のこといつまで覚えててくれる?猫の記憶力はどれくらいあるの?

この読みものに付けられたタグ
知識
基本的に長期間猫と離れることのない生活を送っている私。
ですが、出産の時に2度1週間猫と離れることがありました。
初めて出産で1週間猫と離れることになったとき、私のことを覚えていてくれるのかとても心配でした。
初めて長期間猫と離れること、たった1週間ですが、触れない、会えないことをかなり不安に感じていました。
もちろん、結果的には1週間猫と離れたくらいでは猫に忘れられてしまうことはありませんでした。
しかし生まれてすぐから6年ほど一緒に暮らしていた私の弟のことは、会わなくなってから4年もするともうすっかりと忘れてしまっていました。
長年一緒に暮らしていても会わない期間が長いと猫の記憶は曖昧になってしまうようです。
では猫が『覚えている』ことのできる期間はいったいどのくらいなのでしょうか?
猫の記憶力はどれほどあるのか、探ってみます。
そんな『猫らしい』とも言えますが、猫は自分の興味のあることへの記憶力はかなりいいことがわかっています。
色々な実験があるのですが、たくさん箱を用意し餌の入った箱だけランプが点灯する、ということを猫にまず覚えさせます。
その後いつまで餌の入っている箱を覚えていられるかをはかることで、猫の記憶力をはかるというもの。
同じ実験を犬にも行ったところ、犬は5分しか餌の入った箱を覚えていられなかったのに対し、猫は16時間もの間餌の入った箱を覚えていることができたのだそうです。
しかし、あまり興味がない『おもちゃ』が記憶の対象だった場合、記憶力が違ってくると言います。
同じように猫の短期記憶をはかる実験で、餌を与える実験とおもちゃを与える実験が同条件で行われたことがあります。
猫の餌に対する短期記憶は10分以上覚えていたにも関わらず、同じ条件で同じように覚えた興味がないおもちゃの記憶は10秒も持たずに忘れてしまったのだそう。
興味があることはよく覚えていて、興味のないことはすぐわすれてしまう、なんてなんとも猫らしいのではないでしょうか。
人間も嫌だったこと、痛い思いをしたことほど強く記憶に残っていませんか?
1歳になったばかりの子供ですら、痛いことをされる予防接種を受ける病院をよく覚えていて泣きわめいたりするものです。
猫も実は人間と同じく、嫌なことほどよく覚えているもの。
痛いことがあった、怖い目に遭った、びっくりするようなことがあったなど、楽しい記憶よりも嫌だった記憶を猫はずっと覚えているようです。
嫌なことほど記憶に残るのは『防衛本能』からだと言われています。
動物が野生で生きていくためには危険を回避する必要があります。
危ないことや怖いことはきちんと覚えておき、回避をしなければ行けません。
そのため、猫を始め人間だって『嫌だった記憶』ほどしっかりと頭のなかに残ってしまうようです。
短期でも長期でもそれなりにしっかりと記憶いてくれるようです。
では嫌なことではない、毎日お世話してくれる飼い主や同居しているペットのことはいったい『家族だ』と認識できる程度に覚えていることができるのでしょうか?
基本的には1ヶ月ほど猫と離れたくらいでは猫が飼い主さんを『飼い主だ』と認識できなくなることはないそうです。
ただ人間もどんどん古い記憶は薄れていくように、猫もどんどんと古い記憶は失われていきます。
2~3年、顔を合わすことがないと猫のなかでは記憶があやふやになり飼い主さんでも『飼い主だ』と認識できなくなるようです。
意外に長い間猫は飼い主さんのことを覚えてくれています。
いかがでしたか?
猫は記憶力がない、なんて思われがちですが案外『興味のある部分』や『本能的な部分』の記憶力は良いようです。
ちょっとした出張や入院、旅行程度であれば猫から忘れられる心配はなさそうですね。
ですが、出産の時に2度1週間猫と離れることがありました。
初めて出産で1週間猫と離れることになったとき、私のことを覚えていてくれるのかとても心配でした。
初めて長期間猫と離れること、たった1週間ですが、触れない、会えないことをかなり不安に感じていました。
もちろん、結果的には1週間猫と離れたくらいでは猫に忘れられてしまうことはありませんでした。
しかし生まれてすぐから6年ほど一緒に暮らしていた私の弟のことは、会わなくなってから4年もするともうすっかりと忘れてしまっていました。
長年一緒に暮らしていても会わない期間が長いと猫の記憶は曖昧になってしまうようです。
では猫が『覚えている』ことのできる期間はいったいどのくらいなのでしょうか?
猫の記憶力はどれほどあるのか、探ってみます。
◆猫は『興味のあること』への記憶力はいい
猫は気まぐれで自分勝手です。そんな『猫らしい』とも言えますが、猫は自分の興味のあることへの記憶力はかなりいいことがわかっています。
色々な実験があるのですが、たくさん箱を用意し餌の入った箱だけランプが点灯する、ということを猫にまず覚えさせます。
その後いつまで餌の入っている箱を覚えていられるかをはかることで、猫の記憶力をはかるというもの。
同じ実験を犬にも行ったところ、犬は5分しか餌の入った箱を覚えていられなかったのに対し、猫は16時間もの間餌の入った箱を覚えていることができたのだそうです。
しかし、あまり興味がない『おもちゃ』が記憶の対象だった場合、記憶力が違ってくると言います。
同じように猫の短期記憶をはかる実験で、餌を与える実験とおもちゃを与える実験が同条件で行われたことがあります。
猫の餌に対する短期記憶は10分以上覚えていたにも関わらず、同じ条件で同じように覚えた興味がないおもちゃの記憶は10秒も持たずに忘れてしまったのだそう。
興味があることはよく覚えていて、興味のないことはすぐわすれてしまう、なんてなんとも猫らしいのではないでしょうか。
◆嫌なことほど猫は覚えている

人間も嫌だったこと、痛い思いをしたことほど強く記憶に残っていませんか?
1歳になったばかりの子供ですら、痛いことをされる予防接種を受ける病院をよく覚えていて泣きわめいたりするものです。
猫も実は人間と同じく、嫌なことほどよく覚えているもの。
痛いことがあった、怖い目に遭った、びっくりするようなことがあったなど、楽しい記憶よりも嫌だった記憶を猫はずっと覚えているようです。
嫌なことほど記憶に残るのは『防衛本能』からだと言われています。
動物が野生で生きていくためには危険を回避する必要があります。
危ないことや怖いことはきちんと覚えておき、回避をしなければ行けません。
そのため、猫を始め人間だって『嫌だった記憶』ほどしっかりと頭のなかに残ってしまうようです。
◆猫が飼い主を覚えていられる期間
上記から猫の記憶力はそこまで悪くないことはわかりました。短期でも長期でもそれなりにしっかりと記憶いてくれるようです。
では嫌なことではない、毎日お世話してくれる飼い主や同居しているペットのことはいったい『家族だ』と認識できる程度に覚えていることができるのでしょうか?
基本的には1ヶ月ほど猫と離れたくらいでは猫が飼い主さんを『飼い主だ』と認識できなくなることはないそうです。
ただ人間もどんどん古い記憶は薄れていくように、猫もどんどんと古い記憶は失われていきます。
2~3年、顔を合わすことがないと猫のなかでは記憶があやふやになり飼い主さんでも『飼い主だ』と認識できなくなるようです。
意外に長い間猫は飼い主さんのことを覚えてくれています。
いかがでしたか?
猫は記憶力がない、なんて思われがちですが案外『興味のある部分』や『本能的な部分』の記憶力は良いようです。
ちょっとした出張や入院、旅行程度であれば猫から忘れられる心配はなさそうですね。
この読みものに付けられたタグ
知識