【猫の終活】愛猫を最後まで幸せに看取るために飼い主ができること

By bzp00343
【猫の終活】愛猫を最後まで幸せに看取るために飼い主ができること
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我が家には犬と猫がいます。愛するペットの幸せを最後まで守るために、自分の終活の前に犬と猫の終活を考えなくてはいけません。

自分に何かあった場合、愛犬の引取先はすでに決まっています。(私の姪と友人がそれぞれ約束してくれました。)しかし愛猫カイトは自分でいうのはなんですが、私のことが大好き。

カイトが家族の中で一番愛しているのは息子の足の匂いだとは思いますが、その次に好きなのは私です。きっと他の人にお世話してもらうのは無理(←猫バカ)

こうなるとカイトが死ぬまで私は死ねない。猫バカですが、愛猫を最後まで幸せに看取るために飼い主ができることを真剣に考えてみました。

 

■猫のシニアライフ


猫はいつからシニアになるのか?意見の分かれるところですが、猫の11歳が人間でいう60歳にあたります。猫が10歳をすぎたあたりから、愛猫にどんな老後を送ってどんな最期を迎えさせてあげたいか、治療や介護の方針、葬儀や保険などのお金の話を家族で話し合っておくと良いでしょう。

一人暮らしの人は、猫好き仲間や友人に相談したり、ペットのケアをしてくれる専門の施設などを調べておくと安心です。

猫は見た目はそれほど変わらないために、老化の発見が遅れがちになることもあります。最近ご飯を残すのは、そろそろ硬いフードが合わなくなっているからかも。シニア用や療法食のフードの切り替えは体調を見ながらゆっくりすすめるのがベストです。

水を飲み込む時に口の周りがビチョビチョになっていたり、こぼす場合は舌の動きが弱まっているサインかもしれません。その場合は飲み込みにくくなっていますから、柔らかいウェットフードに切り替えどきです。

猫はシニアになると寝床の近くで粗相をしたり、キャットタワーを使わなくなるなど目に見える行動の変化が現れます。

オシッコや食事、大体の日常の様子を観察して日記に書いておくのも有効です。

 

■猫の病気について


猫も人間同様年を取ると病気のリスクが上がります。かかりつけの獣医師を決めておき、猫の老後や終末期を任せられるか考えておきましょう。

病院を選ぶ基準は「治療方針」「口コミ」「ドクターの人柄」「清潔感」「自宅からの距離」「設備」「診療時間」「医療費が明確」かどうかが判断基準になると思いますが、私は最近もう1つ、「時間外でも往診してくれるかどうか」も決め手の1つにしています。

緊急時の連絡方法や対策を教えてくれる病院はオススメです。

また、飼い主が家でできる健康管理も大切です。定期的な健康診断はもちろんですが、ペット保険を検討する方法もあります。ある大手保険会社の2016年の「犬・猫の総合傷病ランキングと平均診療費」によると、

1位:皮膚炎   11,776円
2位:外耳炎     8,167円
3位:下痢         8,812円
4位:腫瘍         72,359円
5位:異物誤飲   41,254円

となっています。保険に入らないなら毎月「猫貯金」をするという方法もアリですよね。

 

■葬儀や供養


愛猫が虹の橋を渡ってしまったとき。ペットの葬儀に決まりはありません。私は自分と同じ墓にいれるつもりなので、葬儀屋さんに頼んで火葬にしてもらうつもりですが、自宅の庭に埋葬する他、ペットの火葬や埋葬を引き受けてくれる自治体もあります。民間の業者よりも費用が安い場合が多いようです。

もし火葬を葬儀業者に頼む場合、信頼できる業者をあらかじめ探しておくと安心です。葬儀業者を選ぶポイントとして、

・ペット葬儀会社の協会に所属している
・料金が明確でオプション料金なども事前に説明してくれる
・質問に丁寧にこたえてくれる
・葬儀施設の見学を受け付けている
・口コミの評判が良い
・HP、パンフレットに施設の所在地や具体的な火葬場所、電話番号が記載されている。
・強引な勧誘や物販の強制がない
・ペットの葬儀に関して十分な知識がある

などを参考にして選ぶと良いでしょう。費用は火葬の内容のほか、ペットの大きさや体重ごとに設定されていることが多いので、愛猫の体重を記録しておくと良いかも知れません。

 

■最後に


愛猫の終活。まだまだ先、と思っていても、いつかは必ずやってきます。とりあえずできるのは毎日の健康管理とお金を貯金しておくこと。

そして誰かに愛猫のお世話をお願いすることを想定して、猫の生活習慣や個性がわかる情報を記載した「終活ノート」を作っておくと、万が一の時でも安心です。
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