【猫のヤキモチ】もしかしてそれって…。猫がヤキモチを焼いた時の対処法とは

By bzp00343 2018/06/26
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暑い夏。恋の季節ですね。しかし現在私に向かってハァハァと駆け寄ってくるのは2匹の愛犬のみ。

私が帰宅すると、毎回アイドルを追いかけるマスコミのように激烈歓迎をしてくれる犬達。まぁそれは別に良いのですが、玄関で私が犬にベロンベロン攻撃されているのを、2階の踊り場からまるで「家政婦が見た」状態で見下ろしているのが愛猫のカイトです。

よく猫の表情は分かりにくい、と言われていますが、この時のカイトの表情にははっきりと

「何やってんだよ~!」

という不機嫌の表情がアリアリ。あれ、もしかして、ヤキモチを焼いてるの?

猫と暮らしている飼い主さんから時々聞く、「家族間内でドロドロの三角関係」、あなたも経験したことはありませんか?

・「先住猫が新しく入ってきた猫をいじめる」

・「夫と話している時は愛猫は近寄って来ない」

・「犬と猫が仲良くしてくれない」

これはもしかして猫のヤキモチが原因かもしれません。こんな時はどう対処したら良いのでしょうか。

 

■猫同士のヤキモチ「先住猫が新しく入ってきた猫をいじめる」


「我が家は私と夫、子供二人の4人家族。先住猫のポポは10歳のメス猫です。元野良猫だったせいか、警戒心が強く、家族の中で私にしか懐きません。

先日1歳足らずの子猫を迎えたのですが、この子猫は家族みんなにスリスリと懐く甘えん坊。するとポポは子猫を見ると追いかけ回していじめるようになりました。これはヤキモチを焼いているのでしょうか?」

猫のヤキモチ、というとよく聞くのがコチラの「先住猫が新しく入ってきた猫をいじめる」問題。
しかしこれはヤキモチというよりも、「警戒している」気持ちの現れなのかも知れません。

猫は自分の縄張りをとても大切にする動物。いきなり自分のテリトリーに新しい猫が入ってくると、気持ちが不安定になって警戒するのは当然の成り行き。

その子猫の性格にかかわらず、追いかけ回したり、威嚇することはよくありがちな行動です。この場合はお互いが慣れるまでは部屋を分けたり、ご飯やトイレの場所を離して縄張りを侵さない工夫をしてあげると良いでしょう。

 

■猫と人のヤキモチ「夫と話している時は愛猫は近寄って来ない」


「夫婦二人と6歳のオス猫ルルとの暮らしはとても順調です。夫はルルをとても可愛がっていて、ルルも夫の膝の上が大好き。喉を鳴らして喜びます。しかし夫と私が二人で話していると、なぜかルルは離れたところからじっと見つめて寄ってきません。これはもしかして猫のヤキモチ?」

猫と人のヤキモチ。夫婦が一緒にいると愛猫が近づいて来ない、というケースですね。そもそも猫は争いを好まない性質です。お気に入りの場所は早い者勝ち。この場合、夫(お気に入り)を他の人が使っているので、離れた場所で待機しているのでしょう。

ヤキモチではなく、順番待ちをしている状態だと考えられます。この場合は奥さんとルルちゃんが一緒にいるところに夫が近づいていけば案外うまくいくかも知れません。

 

■猫と犬と人のヤキモチ「犬と猫が仲良くしてくれない」


甘えん坊で独占欲の強い7歳のオス猫カイトと、誰にでもフレンドリーな2歳のメス犬、モモ。そして中立の立場の5歳のメス犬、ぽんず。これは我が家の場合ですが、犬と猫が同居して暮らす場合は、まず犬をきちんとしつけ、猫にしつこく接しないことがうまくいくポイントでしょう。

犬と猫の場合、猫をしつけしようなんてとても無理。しかし犬は比較的飼い主の意見を尊重してくれます。

そしてできればお互いの縄張りを決めておくと良いかも知れません。我が家ではベランダのある2階は猫の縄張り。走るスペースのある3階は犬のテリトリーで、1階は人も犬も猫も共有の場所にしています。

そしてどちらにも等しくモフモフすること。我が家の場合はちょっとだけ猫優先です。カイトのお手入れが終わってから犬の散歩に行くのを習慣にしています。

 

■最後に


いかがですか。猫のヤキモチの対処法。もちろんこれは猫の性格によりますが、だいたいの猫は異種の動物とも良い関係を築けると言われています。

猫との同居に向いているのは、猫以外では性格がしつこくなくて、力加減を調整できるタイプの犬だそう。

猫の本能刺激する金魚や小鳥、ハムスターの類は注意が必要です。猫の「ヤキモチ」ではなく「食欲」を刺激してしまうでしょう。

どんな場合もうまくいくのは、猫が生後6週齢までに同居して暮らしておくと良いと言われています。3つ子の魂百まで、という諺は、猫にも通用するようですね。
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