ヒト用の食器洗剤は猫の食器にはNG?猫が喜ぶ食器の洗い方とは

By bzp00343 2018/05/26
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毎日の食事作り。愛猫のために、栄養のある美味しいフードをあげるのは飼い主の責任ですよね。
しかし!忘れがちなのが、猫が食べた後の食器の洗い方。もしかしてあなたは猫の食器をヒト用の食器洗剤でゴシゴシ洗っていませんか?

あれ、猫の食器の洗い方、もしかしてヒト用の食器洗剤はNGなの?いえいえ、そんなことはありません。きちんと洗って汚れが落ちれば、ヒト用の食器洗剤を使うのは何の問題もないはず。

でも、猫が喜ぶ食器洗剤の洗い方、という風に、「猫目線」で考えたときはちょっと違うかも。もしかしたらあなたの愛猫は、食器の洗い方に「やめてくれニャ~!」と思っているかも知れません。

今回は、意外に大切な毎日の習慣、猫が喜ぶ食器の洗い方について考えてみました。

 

■猫の食器の洗い方、ヒト用の洗剤はダメ?


最近の人間用の洗剤で問題になっているのが「公害」ならぬ「香害」です。特に洗濯用の柔軟剤、これでもか!というほど香りが長時間継続するものが大人気。確かに、良い香りのする洋服は、人間なら嬉しいかも知れません。

アロマの香りに癒される、と香りで洗濯用洗剤を選ぶ人も多いでしょう。そしてそれは食器洗剤も同様です。「レモンの香り」「シトラスオレンジの香り」「グリーンライムの香り」と食器洗剤はフレッシュで爽やかな香りがついていますよね。

ところが猫にとって、これは「香害」です。猫は柑橘系の香りは苦手。そして何より、猫の嗅覚は人よりもおよそ6倍も優れているのを忘れてはいけません。

猫が毎日ペロペロと舐める食器から、大嫌いな柑橘系の香りがするとしたら?もしほんの少量でも、食器洗剤が器に残っていたら?猫の気持ちになって考えてみてください。

これはフードの栄養よりも重大な問題です。ヒト用の洗剤、使ってももちろん構いません。しかし十分にすすぐ事を忘れないでください。そしてできれば、猫が苦手な柑橘系の香りの洗剤は避けてあげると喜ぶはずです。

 

■猫の食器の洗い方で重要なのは?


猫の健康に気を使う飼い主さんは、「私は重曹で猫の食器を洗っています。」という方も。それは素晴らしいです。重曹なら安心。エコロジーでもありますよね。

でも猫の食器の洗い方で重要なのは、洗い方よりもむしろ「洗った後」でしょう。時々で良いので、煮沸消毒をしてあげると安心です。

猫の食器は使った後がヌルヌルしています。猫の唾液の中には細菌がたくさんいて、猫がペロペロと舐める猫の食器は雑菌が繁殖しやすい環境です。

毎日洗うのはもちろんですが、できれば週に1,2回、熱湯を入れたお鍋でグラグラと猫の食器を煮沸すると良いでしょう。

そんなのめんどうくさい、という方は、猫の食器に少量の水を入れて、電子レンジでチンする方法でもOK。その場合は猫の食器は「陶磁器」が1番。熱が均一に浸透して雑菌を死滅させます。ステンレスやプラスチックの器は傷がつきやすく、その傷から雑菌が繁殖します。

陶磁器なら食器用スポンジでゴシゴシ洗っても、猫が乱暴に前足でガシガシ器を扱っても大丈夫。重さのある陶磁器は割れにくく、保温性も抜群です。レンジで10秒いつものフードを温めて食べさせるのに陶磁器の器がベスト。猫も喜ぶでしょう。
 

 

 

◆猫壱「ヌルヌル汚れも洗剤なしでキレイに落とす食器用スポンジ」の使用もおすすめ

 
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