猫もストレスでハゲる?猫の「心因性脱毛症」の症状と対策とは

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ストレスを感じるのは人間だけではありません。動物は皆ストレスを感じるそうです。
ちょっとかわいそうな実験ですが、ハムスターを板にくくりつけ、首から下を水に浸けたところ、そのハムスターは数時間で胃潰瘍になってしまったとか。
毎日自由気ままに生きているような猫ですら例外ではありません。特に猫がストレスを感じやすいのは「環境の変化」です。
例えば、家の引っ越し、新しいペットとの同居など、自分のテリトリーの変化にとても敏感です。我が家のカイトも、私が保護猫を拾ってくると、マーキング行為が激しくなります。そして友達の猫の場合、なんとお腹に円形脱毛症ができてしまったとか。
猫は過度なストレスを感じると、仕草や行動で態度に現します。ストレスの原因は同じでも、個体差があるので一概には言えませんが、よく見られる猫のストレスサインとして「毛が抜ける」という症状があります。
猫はストレスを感じると、自分の体を舐める、という行動をよくします。飼い主さんに叱られたとき、おもちゃを取るのに失敗したとき、お客さんと目があったとき、突然猫が激しくペロペロと毛づくろいを始めたら、それはかなり動揺している証拠です。
猫の毛づくろいは習慣ですからそれほど心配はありませんが、毛がなくなるほど毛づくろいをするのは問題ですよね。
この脱毛症、ストレスによる過剰なグルーミングをして禿げることを猫の「心因性脱毛症」と呼ぶそうです。
実際にあった猫の「心因性脱毛症」の原因と対策をご紹介します。
「我が家の子供は3歳児。飼い猫のミーが大好きで、姿を見かけると奇声を発しながら追いかけます。決していじめるわけではないのでほっておいたところ、ミーの背中の一部分の毛がごっそり薄くなってしまいました。」
猫と子供。この組み合わせは決して相性が良いとは言えないようです。子供は急に猫のしっぽを捕まえようとしたり、大声で名前を呼びながら追いかけたりします。
猫の中には大きな声に怯える猫や、体に触られるのを嫌がる猫もいます。このケースのように3歳の子供に毎日のように追いかけ回されたら「心因性脱毛症」になってもおかしくないでしょう。
飼い主さんは、子供によく言い聞かせるのはもちろん、子供の遊ぶ部屋には猫を入れないなど対策を立てることが大切です。
「毎朝同じ時間に起こしにくるサスケ。会社に勤めているときは目覚ましがわりになって重宝したのですが、妊娠して休職中にもそれをやられてちょっと迷惑。
サスケが起こしに来ても、意地になって起きない日々が続いたところ、サスケが頻繁に自分の右足を舐めるように。そこだけぽっかりハゲてしまいました。」
これは一番猫の嫌う「環境の変化」が原因でしょう。飼い主さんとしては、もう少し朝はゆっくり寝ていたいと思うのでしょうが、体内時計に忠実な猫にとって、時間の不規則はイコール環境の変化に繋がります。
朝起こされたくないなら、夜中に猫にご飯をあげておく、運動遊びをもっと増やす、自動給餌器を設置するなど、対策方法を色々と試してみてください。

「最近仕事が忙しく、連日の残業、残業で猫と遊ぶ暇もありません。朝から夜遅くまで飼い猫のキットは1匹だけで留守番です。
ところが、ある日キットを抱っこしたところ、お腹のあたりに大きな円形脱毛を発見。病院へ連れて行ったところ、「ストレス性の脱毛」と診断されました。」
なるほど、これはわかりやすい「心因性脱毛症」ですよね。なるべく猫と遊ぶ時間を作って構ってあげないと、脱毛以外の症状(嘔吐、下痢、食欲不振など)が出やすくなります。
猫が留守中は1匹でも遊べるキャットタワーやキャトトンネルなど、おもちゃを用意してあげると安心です。
猫壱のキャットトンネルは、猫が喜ぶカサカサした素材でできています。両端以外にも猫が頭を出せるホール付き。ペットハウスにもなりますから一石二鳥です。
猫のハゲ、これは軽く考えてはいけません。もちろんストレス以外でも猫がハゲてしまうことはあります。私が保護したおばあちゃん猫は、「猫カビ」にやられて頭頂部がごっそり毛が抜けてしまいました。
愛猫の脱毛を見つけたら、まずは動物病院で原因を調べてもらって下さいね。
ちょっとかわいそうな実験ですが、ハムスターを板にくくりつけ、首から下を水に浸けたところ、そのハムスターは数時間で胃潰瘍になってしまったとか。
毎日自由気ままに生きているような猫ですら例外ではありません。特に猫がストレスを感じやすいのは「環境の変化」です。
例えば、家の引っ越し、新しいペットとの同居など、自分のテリトリーの変化にとても敏感です。我が家のカイトも、私が保護猫を拾ってくると、マーキング行為が激しくなります。そして友達の猫の場合、なんとお腹に円形脱毛症ができてしまったとか。
■猫のストレスサイン、一番多いのは?

猫は過度なストレスを感じると、仕草や行動で態度に現します。ストレスの原因は同じでも、個体差があるので一概には言えませんが、よく見られる猫のストレスサインとして「毛が抜ける」という症状があります。
猫はストレスを感じると、自分の体を舐める、という行動をよくします。飼い主さんに叱られたとき、おもちゃを取るのに失敗したとき、お客さんと目があったとき、突然猫が激しくペロペロと毛づくろいを始めたら、それはかなり動揺している証拠です。
猫の毛づくろいは習慣ですからそれほど心配はありませんが、毛がなくなるほど毛づくろいをするのは問題ですよね。
この脱毛症、ストレスによる過剰なグルーミングをして禿げることを猫の「心因性脱毛症」と呼ぶそうです。
実際にあった猫の「心因性脱毛症」の原因と対策をご紹介します。
■毎日子供に追い回される
「我が家の子供は3歳児。飼い猫のミーが大好きで、姿を見かけると奇声を発しながら追いかけます。決していじめるわけではないのでほっておいたところ、ミーの背中の一部分の毛がごっそり薄くなってしまいました。」
猫と子供。この組み合わせは決して相性が良いとは言えないようです。子供は急に猫のしっぽを捕まえようとしたり、大声で名前を呼びながら追いかけたりします。
猫の中には大きな声に怯える猫や、体に触られるのを嫌がる猫もいます。このケースのように3歳の子供に毎日のように追いかけ回されたら「心因性脱毛症」になってもおかしくないでしょう。
飼い主さんは、子供によく言い聞かせるのはもちろん、子供の遊ぶ部屋には猫を入れないなど対策を立てることが大切です。
■飼い主さんが構ってくれない
「毎朝同じ時間に起こしにくるサスケ。会社に勤めているときは目覚ましがわりになって重宝したのですが、妊娠して休職中にもそれをやられてちょっと迷惑。
サスケが起こしに来ても、意地になって起きない日々が続いたところ、サスケが頻繁に自分の右足を舐めるように。そこだけぽっかりハゲてしまいました。」
これは一番猫の嫌う「環境の変化」が原因でしょう。飼い主さんとしては、もう少し朝はゆっくり寝ていたいと思うのでしょうが、体内時計に忠実な猫にとって、時間の不規則はイコール環境の変化に繋がります。
朝起こされたくないなら、夜中に猫にご飯をあげておく、運動遊びをもっと増やす、自動給餌器を設置するなど、対策方法を色々と試してみてください。
■猫だけの留守番が長い

「最近仕事が忙しく、連日の残業、残業で猫と遊ぶ暇もありません。朝から夜遅くまで飼い猫のキットは1匹だけで留守番です。
ところが、ある日キットを抱っこしたところ、お腹のあたりに大きな円形脱毛を発見。病院へ連れて行ったところ、「ストレス性の脱毛」と診断されました。」
なるほど、これはわかりやすい「心因性脱毛症」ですよね。なるべく猫と遊ぶ時間を作って構ってあげないと、脱毛以外の症状(嘔吐、下痢、食欲不振など)が出やすくなります。
猫が留守中は1匹でも遊べるキャットタワーやキャトトンネルなど、おもちゃを用意してあげると安心です。
猫壱のキャットトンネルは、猫が喜ぶカサカサした素材でできています。両端以外にも猫が頭を出せるホール付き。ペットハウスにもなりますから一石二鳥です。
■最後に
猫のハゲ、これは軽く考えてはいけません。もちろんストレス以外でも猫がハゲてしまうことはあります。私が保護したおばあちゃん猫は、「猫カビ」にやられて頭頂部がごっそり毛が抜けてしまいました。
愛猫の脱毛を見つけたら、まずは動物病院で原因を調べてもらって下さいね。
この読みものに付けられたタグ
健康