3日以上猫を留守番させるとき・うちの猫は在宅or預けるどっちが良い?

By bzp00343 2018/05/03
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ゴールデンウィークや年始年末。最近のカレンダーを見ると、3連休の連休が増えていますよね。2018年は何と9回あります。これはやはりどこかに行きたい!

。。。と思っても立ちはだかるのがペットのお世話。愛猫を置いて3日間も留守には出来ない(泣)そう思う飼い主さんもいるのでは?

しかし安心して下さい。ある研究によると、猫は「環境」が変わらなければ、あまりストレスを感じない動物なのだとか。

猫はご飯や遊びを毎日決まった時間にやってあげれば、その相手が飼い主でも赤の他人でもいいらしい……。いや、これは個人差がもちろんあると思います。えぇ。

ただし!猫の性格と健康状態によって、お留守番させる「環境」は考えてあげたほうが良いでしょう。

ある雑誌のアンケートによると、猫を留守番させるときは、

・知人などに来てもらった:77人
・猫だけで留守番させた:55人
・動物病院へ預けた:44人
・知人宅へ預けた:35人
・ペットシッターに頼んだ:12人

という結果でした。猫仲間の手を借りる飼い主さんが多いようですね。今回は愛猫の3日以上留守番させるとき。在宅にするか、預けるか?その見極め方についてご紹介します。

 

■老猫・臆病で神経質な猫・多頭飼いの猫の場合


この場合は、ズバリ、猫が「在宅のまま」お世話をしてもらうほうが良いでしょう。親、兄弟、友人など、知人に家に来てもらってご飯やトイレの世話をしてもらうか、もしくはペットシッターを頼むのもアリ。

猫は自らの縄張りにいるときに落ち着くことができる動物ですから、環境を変えないことはベストには違いありません。

特に環境の変化に影響が出やすいシニアの猫や、人見知りが激しい猫にはお世話をする人が、用事だけを済ませたらさっさと帰ってくれる状況が都合が良いはず。

また、預け先の負担や病院などに預けるときの費用を考えると、多頭飼いされている場合も「在宅のまま」お世話をしてもらうほうが良いでしょう。

 

■1匹飼い・臆病で神経質な猫の場合


この場合は、誰にもお世話を頼まず「猫だけで留守番させる」ほうが良い場合もあります。人見知りが激しくて、飼い主さんにもお腹が空いたとき以外はすり寄って来ないような猫の場合は、1匹で暮らす環境の方が返って快適かも知れません。

しかしこの場合、2日間が限度でしょう。2白3日、それもなるべく早く帰ってくるなら、ということです。

フードや水をたっぷり用意しても、猫は「これは夕飯にしよう」など、時間配分を決めて食べてくれる訳ではありません。

帰っていつもより多めのフードを食べてしまい、消化不良を起こしたり、吐いてしまう可能性も。排泄物が溜まったトイレを嫌がって排泄を我慢して泌尿器系の病気を引き起こす恐れもあります。

猫だけの留守番は2日間が限界です。1日は猫だけ、2日目はシッターさんを頼むなど、工夫してもいいですね。

 

■持病がある猫・子猫の場合


この場合、ベストな方法は「動物病院へ預ける」ことでしょう。プロに任せたほうが安心ですよね。

シニアの猫で、環境を変えないほうが良い猫でも、てんかん発作などがある場合は動物病院へ預けたほうが安心です。最近は動物病院と併設のペットホテルも増えています。

かかりつけでない動物病院や初めて預けるペットホテルの場合は、ネットなどで口コミをチェックしたり、あらかじめ下見をしておくと安心です。

 

■1匹飼い・社交的な猫の場合


誰にでも懐く、人懐っこい社交的な猫の場合は、ニャーと鳴けばいつでも構ってもらえるような、常に周囲に人がいる環境が良いかも知れません。

1匹だけの完全室内飼いの猫は、飼い主さんにべったりの関係が落ち着く場合もあります。預ける場合は、なるべく飼い主さんの親や兄弟姉妹といった血縁関係の家に預けると良いかも。全くの他人よりは猫ちゃんが安心してくれるでしょう。

 

■最後に




いかがですか。愛猫の留守番、本当に心配になりますよね。環境の変化に弱い猫は、いくら性格が社交的な猫でも知らない場所に慣れるまでは相当ストレスを感じるとか。

「猫は環境に慣れるまでが大変。でも慣れてしまえば案外知らない場所でも苦痛でなくなります。ですから、預けるならいっその事長期間の方が良いのです。」

とコメントされている獣医の先生もいました。なるほど、納得ですよね。

そして大事なことは、もし愛猫を預けるとしたら、その猫のおもちゃやケージを持ち込んであげて下さい。猫は自分の縄張りのものがあると落ち着きます。

猫壱のポータブルケージは軽いので移動も楽々。ぜひ使ってみて下さいね。
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