猫はあなたが1番好き、ではないかも?猫の順位付けには3つの法則があった!

By bzp00343
猫はあなたが1番好き、ではないかも?猫の順位付けには3つの法則があった!
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我が家の愛猫カイトから見た家族構成は、ニンゲン(下僕)が4匹と犬(ライバル)が2匹。もちろんこの6匹の上に君臨しているのはこの俺様、だと思っているはず。

犬が家族を「群れ」に見立てて順位付けをするのはよく知られていますよね。帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科の加隈先生が監修した猫の本によれば、最近の動物行動学の研究によると、単独の孤高のハンターであった猫も、完全室内飼いの猫の場合は家族に対して犬のように順位付けをする行動が見られるそうです。

猫にとって大切な存在とはどんな人なのでしょうか?経済力(ご飯をたっぷりくれる人)?包容力(そばにいると安心できる人)?それとも自分と相性が会う人(同居猫)?

猫は犬のように順位を付けても1位の人を自分のリーダーとは思わないようですが(泣)、それでも猫が「一番好きだニャ!」と思う相手には法則があるようです。今回は、猫が重要視する順位付けするときのは「3つの法則」をご紹介します。

 

■猫が重要視する順位付け1位:求めたときに願いを叶えてくれる人


複数の家族(動物)と暮らしている猫は、自分が求める願いを叶えてくれる家族はだれかを日々の経験から学びます。そして「常に自分が求めたときに願いを叶えてくれる人」を1位と順位付けをするそうです。

当然1位に選んだ人にはそばにいれば自分の欲求が満たされると思い、常に密着するようになります。

猫がいつもそばにいようとする人、それが猫にとって最も大切な存在だということですね。

 

■猫が重要視する順位付け2位:食事のお世話をしてくれる人


猫ライフで一番重要なのは、「ご飯・縄張り・遊ぶこと」でしょう。猫が生きていく上で必要な食事のお世話をしてくれる人はとても大切な存在です。

しかし悲しいかな、この人は1位の「求めたときに自分の願いを叶えてくれる人」に比べ、日常的に満たされるようになるので、存在が印象に残りにくくなるそうです。

 

■猫が重要視する順位付け3位:一緒に過ごす時間が長い人


猫が室内で一緒に過ごす時間が長い家族には、猫も慣れやすく安心感につながるので存在の重要度がアップすると言います。

一緒にいるだけ、という人が複数いる場合は、自分と一番距離が近い人から順位が高くなる模様。ただし猫が構って欲しくないときに構うなど、猫が嫌がることをする人は順位がどんどん下がって行くそうです。
 

■しかしこんな傾向もある!


猫は自分にとって重要度がより高い人の近くにいる傾向があります。家族内の順位を知りたい場合は、家族全てが揃っているときに、愛猫が誰の近くにいるかで判断できるそうです。

しかし猫の順位付けは、赤ちゃんや幼児には順位を付けない傾向があるとか。動作や大きさが違う上に、家族が大切に扱う赤ちゃんや幼児は、猫にとっては「よくわからない存在」と認識している可能性が。

自分のお世話や遊びなどの接点もないので、重要度が測れないのかも知れませんね。

そしてブラッシングやトイレ掃除など、自分のお世話を熱心にやってくれる存在に対して、猫は「感謝する」という感情は持たないようです。

ブラッシングが嫌いな猫の場合は、それを担当する家族はどんなに安心できる存在でも順位は下げる傾向があるそうです。

また、家族の環境が変わると猫の順位も変化します。単身赴任、結婚などで1番重要な家族がいなくなると、2番目に重要な存在だった人がそのまま繰り上がるとか。

親の同居、出産と言った家族が増えた場合でも、増えた家族のお世話で重要な人が猫と接する機会が減ると順位が下がることもあるそうです。

 

■最後に


いかがですか。なるほどシリアスな猫のランク付け。猫に愛されたくて、せっせとご飯を用意しても、猫の遊びたい要求を常に叶えてあげている人の方が、猫にとっては重要度が高いということですね。

いつもご飯をたっぷりもらっている猫。これが犬の場合はご飯をくれる人を「神だ!」と思うそうですが、猫の場合は「俺ってもしかして神様!」と思うそう。

どうしたら猫に愛されるのか、しかし猫は「愛される」よりも自分が「愛する」ほうが得意なのかも?

それでもいい!所詮自分は猫の下僕……。と思える人が、一番猫に好かれる人なのかも知れませんね。。。
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