猫も心の病気になる?同じ行動を何度もしつこく繰り返す「常同障害」とは

By bzp00343 2018/03/25
猫も心の病気になる?同じ行動を何度もしつこく繰り返す「常同障害」とは

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うつ病は心の風邪、という言葉を聞いたことがあります。心も疲れると体同様に病気になりますよね。

ところで、「常同障害」という言葉をご存知ですか?「常同障害」とは、同じ行動を何度もしつこく繰り返すなど、その行為に執着する病気のことです。

眉毛を抜いたり、髪を引っ張ったり、手を洗う行為は誰でもすると思いますが、そういった何気無い行為を度を過ぎてやるようになると「強迫性障害」と診断されることがあります。この常同障害は、この病気にとても良く似ていると言われています。

心の病気になるのは人間だけではありません。犬や猫、馬など動物もなると言われています。
動物の場合は、特に体を舐めすぎて脱毛する、尻尾を追いかけてぐるぐる回り続けるなど、その行動を自分でやめられなくなっている場合は、常同障害かも知れません。

今回は、猫の常同障害の症状と原因について調べてみました。

 

■こんな行動を繰り返していませんか?


まず、次の行動を愛猫がやっているかどうかをチェックしてみてください。

・引き抜くように爪を噛み続ける

・動きを止めることなくクネクネと動き続ける

・空中のどこかをずっと見続ける

・尻尾を追いかけてぐるぐると回り続ける

・柔らかい布を激しく吸い続ける

・お腹など体の同じ箇所をペロペロと舐め続ける


この行動、1日に数回なら全く問題はありません。しかし回数を何度も繰り返したり、ペースが以前よりも頻繁になった、もしくは寝る前など、暇な時間帯によくやるようなら常同障害の疑いがあります。

 

■猫が常同障害を起こす原因とは


愛猫が常同障害を起こすようになる原因は主にストレスによって起こると言われています。猫が受けるストレスには、病気や怪我などによる「かゆみや痛み」が原因の場合もありますが、多くは「生活環境の変化」によるものだと考えられます。

常同障害の原因になりそうな猫のストレスとは

・引越しや部屋の模様替え:猫は自分の生活空間が毎日同じだと安心する動物です。環境の変化は猫のストレスの原因になります。

・同居猫と相性が悪い:自分の縄張り(同じ住空間)に相性が悪い猫や新しい猫がいると、「縄張りを取られるのでは」と緊張して猫がストレスを感じることがあるそうです。

・元気な子供にちょっかいを出される:猫は意外に赤ちゃんに優しい、といわれています。しかし猫は本来動きが予測不能な赤ちゃんやしつこく触ったり追いかけてくる子供は苦手。猫によっては強いストレスを感じることも。

・トイレや食器が汚れている:猫は本当にきれい好きです。汚れたトイレを使うくらいならウンチを我慢する方を選ぶ性格。食器もまた同様です。

猫が使う食器やトイレはこまめに掃除するようにしましょう。また、猫のトイレは1匹に1個が原則です。多頭飼いされている方は、猫の数プラスもう1個あると猫はストレスにならないと言われています。

・やることがなくて退屈:猫は本来狩猟動物、ハンター気質の動物です。狩りもできず、おもちゃもなく、完全室内飼いの猫はきっと退屈しているのではないでしょうか。(ぜひ猫壱のキャッチミーイフユーキャンをお試しください。)

・病気による痛みやかゆみ:これは仕方ないかも知れませんが、痛みやかゆみは完治するまでは猫は非常にストレスを感じるでしょう。

 

■最後に


猫の常同障害は普段から猫の様子を観察しないとわからない病気です。あれ、おかしいな、と気がつくことができるのは飼い主さんだけ。少しでも不安を感じるなら、かかりつけの動物病院の先生に相談してみてください。

この常同行動をしているときに、愛猫が好きなおやつや新しいおもちゃなどを与えてみてください。すぐに常同行動をやめておやつやおもちゃに反応するようなら心配度数は低めです。しばらく様子を見ても良いでしょう。

しかしおやつやおもちゃにすぐに反応したものの、すぐに常同行動が再開してしまうようなら心配です。

この常同行動は放っておくと猫の脱毛の原因になったり、ほかの病気の要因になってしまうかも。猫のストレスの原因に心当たりがあるならすぐに改善することも大切です。

しかし稀に遺伝が原因でこの常同障害が起こることもあるとか。特に柔らかい布を吸うのが好きな猫種はシャム猫などアジア出身の猫に多いそうです。飼い主さんはちょっと愛猫の様子をチェックしてみてくださいね。

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