猫の肉球で健康状態がわかる?猫の肉球診断でわかる4つの体質とは
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先日友人が猫のくしゃみが続いたために病院へ行ったところ、「花粉症です」と診断されたそうです。猫も花粉症になるのですね。そしてその時、その病院では「漢方薬も処方できます。」と言われたとか。
飲んですぐに効く西洋医学の薬は確かにありがたいですが、なんだか副作用が心配になるときはありませんか?
即効性はなくても、ゆっくりと体質を変えてくれる東洋医学はもしかしたら体に優しいのかも。
その病院では、猫に対して鍼灸やマッサージを行ってくれるそうですが、その時、猫の体質を判断する決め手となるのが「肉球」なのだそうです。
猫の肉球を見ればその猫の体質がわかるかも?今回は、飼い主として知っておきたい、愛猫の健康状態がわかる「猫の肉球診断」の方法についてご紹介しましょう。
猫がリラックスしている時を狙って、猫が喜ぶスキンシップをしてみてください。首の後ろ、顎の下はどんな猫でも触られると嬉しい場所。ゆっくりと優しくスキンシップをしながら、肉球チェックを開始しましょう。
猫の肉球をチェックする場合、毎回同じ足の肉球をチェックすることが大切です。左右どちらかの前足が良いでしょう。
猫は肉球を触られるのが苦手なことが多いので、猫の機嫌が良い時を狙って肉球を触るようにしてくださいね。
猫の肉球をそっと握り、肉球の表面に優しいタッチで触ってみて、猫の温度をチェックしてみてください。
猫の平均体温は38~39度くらい。指で触って熱かったり、冷たかったりする場合はなんらかの症状が考えられます。
前足の肉球部分をそっと押してみて、弾力をチェックしてみてください。プニプニと押すとすぐに弾力が跳ね返ってくるようであれば健康の証です。
猫は基本的に無臭の動物です。飼い主さんが顔を近づけて愛猫の肉球の匂いを嗅いでみてください。(トイレ後だと臭うかも知れないので、お昼寝中とかを狙ってください。)
排泄物とも違う、嗅いだこともないような異臭がしたら要注意です。
猫の足を優しく握り、指の付け根を押して爪をチェックしてみてください。爪が割れていたり、もろくなっていないか観察してください。
これは東洋医学的では「影虚」という体質になります。痩せている猫に多い体質です。頻繁に水をゴクゴクと飲んだり、寒い日でも暑がるようなところがありませんか?
この体質の猫は自律神経が乱れやすく、体がほてりやすいという特徴があります。
これは東洋医学的には「気滞」という体質になります。神経質で不安定な性格の猫に多いといいます。
この体質の猫は、ちょっとしたことでも緊張しやすく、肉球に汗をかきやすいために肉球が湿りがちで冷えていることが多いのではないでしょうか。
ストレスに弱く、イライラしがちな猫に多い体質だと言われています。
これは東洋医学的には「陽虚」という体質になります。肉球の色が白っぽいピンク色で、温かみを感じられないのではないでしょうか。
この肉球の猫は慢性的な冷え性かも知れません。常に部屋の中で暖かい場所を求めてウロウロしたり、ストーブの前から動かない猫はこの体質の可能性があります。
低体温の猫は免疫力が下がりやすいので病気になりやすいと言われています。
これは東洋医学的には「陽虚」という体質になります。肉球にむくみがあり、代謝が悪いので体内に老廃物がたまりやすい特徴があります。
肥満の猫に多く、肉球がいつも湿って異臭がする猫はこの性質かも知れません。
いかがですか。東洋医学では体温、触診、舌の色など、体に現れる症状を上手に読み取って体質を改善させて行くそうです。
重篤な病気ではなく、なんとなく猫の元気がない、という場合は猫の肉球を見ればある程度はその猫の体質がわかるかも知れません。
もちろんこの4つ以外の体質もありますから、全ての猫がこれに当てはまるわけではありませんが、ちょっと愛猫の肉球をチェックしてみてくださいね。
飲んですぐに効く西洋医学の薬は確かにありがたいですが、なんだか副作用が心配になるときはありませんか?
即効性はなくても、ゆっくりと体質を変えてくれる東洋医学はもしかしたら体に優しいのかも。
その病院では、猫に対して鍼灸やマッサージを行ってくれるそうですが、その時、猫の体質を判断する決め手となるのが「肉球」なのだそうです。
猫の肉球を見ればその猫の体質がわかるかも?今回は、飼い主として知っておきたい、愛猫の健康状態がわかる「猫の肉球診断」の方法についてご紹介しましょう。
■肉球診断する時の6つのチェックポイント
①まずはスキンシップ
猫がリラックスしている時を狙って、猫が喜ぶスキンシップをしてみてください。首の後ろ、顎の下はどんな猫でも触られると嬉しい場所。ゆっくりと優しくスキンシップをしながら、肉球チェックを開始しましょう。
②毎回同じ足の肉球をチェック
猫の肉球をチェックする場合、毎回同じ足の肉球をチェックすることが大切です。左右どちらかの前足が良いでしょう。
猫は肉球を触られるのが苦手なことが多いので、猫の機嫌が良い時を狙って肉球を触るようにしてくださいね。
③猫の肉球の温度をチェック
猫の肉球をそっと握り、肉球の表面に優しいタッチで触ってみて、猫の温度をチェックしてみてください。
猫の平均体温は38~39度くらい。指で触って熱かったり、冷たかったりする場合はなんらかの症状が考えられます。
④猫の肉球の弾力をチェック
前足の肉球部分をそっと押してみて、弾力をチェックしてみてください。プニプニと押すとすぐに弾力が跳ね返ってくるようであれば健康の証です。
⑤猫の肉球の匂いをチェック
猫は基本的に無臭の動物です。飼い主さんが顔を近づけて愛猫の肉球の匂いを嗅いでみてください。(トイレ後だと臭うかも知れないので、お昼寝中とかを狙ってください。)
排泄物とも違う、嗅いだこともないような異臭がしたら要注意です。
⑥爪をチェック
猫の足を優しく握り、指の付け根を押して爪をチェックしてみてください。爪が割れていたり、もろくなっていないか観察してください。
■猫の肉球でわかる4つの体質
①肉球の色が赤っぽくて触ると少し熱っぽい肉球の猫
これは東洋医学的では「影虚」という体質になります。痩せている猫に多い体質です。頻繁に水をゴクゴクと飲んだり、寒い日でも暑がるようなところがありませんか?
この体質の猫は自律神経が乱れやすく、体がほてりやすいという特徴があります。
②肉球にシミのようなマダラ模様がある肉球の猫
これは東洋医学的には「気滞」という体質になります。神経質で不安定な性格の猫に多いといいます。
この体質の猫は、ちょっとしたことでも緊張しやすく、肉球に汗をかきやすいために肉球が湿りがちで冷えていることが多いのではないでしょうか。
ストレスに弱く、イライラしがちな猫に多い体質だと言われています。
③肉球の色が薄く、冷たい肉球の猫
これは東洋医学的には「陽虚」という体質になります。肉球の色が白っぽいピンク色で、温かみを感じられないのではないでしょうか。
この肉球の猫は慢性的な冷え性かも知れません。常に部屋の中で暖かい場所を求めてウロウロしたり、ストーブの前から動かない猫はこの体質の可能性があります。
低体温の猫は免疫力が下がりやすいので病気になりやすいと言われています。
④肉球が湿って異臭がする肉球の猫
これは東洋医学的には「陽虚」という体質になります。肉球にむくみがあり、代謝が悪いので体内に老廃物がたまりやすい特徴があります。
肥満の猫に多く、肉球がいつも湿って異臭がする猫はこの性質かも知れません。
■最後に
いかがですか。東洋医学では体温、触診、舌の色など、体に現れる症状を上手に読み取って体質を改善させて行くそうです。
重篤な病気ではなく、なんとなく猫の元気がない、という場合は猫の肉球を見ればある程度はその猫の体質がわかるかも知れません。
もちろんこの4つ以外の体質もありますから、全ての猫がこれに当てはまるわけではありませんが、ちょっと愛猫の肉球をチェックしてみてくださいね。
この読みものに付けられたタグ
健康