ご長寿猫には秘訣があった!猫を長生きさせるために気をつけていること

By bzp00343 2018/02/13
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2018年現在、日本の猫ちゃんの平均寿命は16歳前後。猫の16歳は人間なら80歳ぐらいですから、猫も長生きが当たり前の時代になったかも知れません。

私の周りの愛猫家の中には20歳越えの猫も珍しくありません。つい先日、糖尿病と腎不全を発症した20歳の猫を看取った知り合いは、

「猫の介護費用に2年分のボーナスを費やした……。」

と遠い目をしながら語っていましたが、その彼もきっとまた猫と暮らすはず。猫好きは必ずまた猫との出会いがあるのが「猫あるある」ですよね。

それでもやはり、家族となった猫にはなるべく長生きしてもらいたい、と思うのは飼い主の願い。みんなは猫の健康の為にどんなことに気をつけているのか、ちょっと調べてみました。

 

■猫がお気に入りのグッズは決して変えない


ご主人の仕事の都合でなんとロシアから日本に引っ越してきたOさん夫婦。家族はシャム猫のリー君、16歳。

もともとリー君はロシアでお世話になったアパートの大家さんが飼っていた猫。大家さんが旅行に行くときに預かったことがきっかけで、リー君を手放せなくなってしまったとか。(よく聞く話ですね。)

日本に帰国が決まった時も、リー君を置いて行くことは考えなかったそうです。8ヶ月かかって猫の帰国申請の許可が降りた時、一番心配だったのが「リー君のストレス」のこと。

「リーはモスクワでは天井の広い部屋でのびのびと生活していました。その為、日本の住まいも天井の高さ、を重要視して選びました。」

なるほど。猫は確かにストレスに弱い動物。引越しは最大のストレスだと言われています。Oさんの偉いところは、モスクワで使っていた猫グッズ、ご飯を全て持ち帰ってきたこと。キャットタワーと猫のベッドはすぐに使えるようにスーツケースに入れて手荷物扱いにしたそうです。

「リーはもう16歳なので、なるべくストレスをかけない環境で暮らさせたいと思いました。ご飯もおもちゃもなるべく変えたくなかったので、ダースでモスクワで購入して日本に送りました。」

う~ん、すごい、リー君はおかげですんなり日本の環境に馴染んだそうです。Oさん夫婦はリー君が相性が良い猫がいればもう1匹家族に迎えたい、と言っていました。リー君ならきっと大丈夫なのではないでしょうか。

 

■なるべく運動量をさせるようにする


大阪に住んでいるペルシャ猫のココちゃんは18歳。しかし目の輝きも、被毛の美しさもツヤツヤのピカピカ。人間なら18歳ぐらいの若さを感じる猫ちゃんです。

飼い主のTさんは有名なライ●ップのトレーナー。その為、猫も人間も若いうちから運動を習慣にすればいつまでも若々しくいられる、ということを実践しているとか。

猫じゃらしを使って家の階段の上り下り、キャットタワーは家の各部屋に設置、猫のベッドはわざと高い場所におくなど、家の随所に猫を運動させるための工夫がいっぱい。

「ココは高齢なので、やはり無理はさせられません。週に1回は体重を計り、300g体重が減ったら動物病院でヘルスチェックをするようにしています。」

とのこと。すごい!猫の健康管理はバッチリ。Tさんはココちゃんの母猫も飼っていましたが、その母猫は21歳まで生きたそうです。やっぱり運動は長生きの秘訣なのかも知れませんね。

 

■猫を長生きさせるには


愛猫の健康管理、あなたはどんなことに気をつけていますか?今回聞いたOさん夫婦とTさんが気をつけていたのは

「猫の環境を変えない」

「なるべく運動をさせる」

の2つ。それ以外にも大切なことは、やはり「食事」と「健康管理」でしょう。猫もシニアになると必要な栄養も変わってきます。シニア向けのキャットフードに変えてみる、食べやすい、柔らかいウェットフードをあげてみるなど、猫の好みに応じて変更してみることも大切です。

そして長生きにつなげるにはやはり健康診断が大切。猫は生後2年で人間なら24歳にまで成長します。

それから1年ごとに4倍のスピードで年をとっていきます。猫の1年は人間の数年に相当しますから、高齢猫の場合、1年に1度の健康診断ではやや不安かも。

ある猫の飼育本によると、猫の健康診断の理想的な頻度は、

・0~5歳までは年に1回
・6歳~10歳は年に1度以上
・11歳以上は年に2回

が理想的だとか。愛猫の健康管理は飼い主さんの仕事です。ぜひ参考にしてくださいね。
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