私は猫の肉球フェチ。愛猫が寝ているときに、ソロ～ッと近づき、無造作に投げ出されrた手足の肉球部分をモミモミするのが大好き。
そんな私の性癖を知っているのか、今朝、私のほっぺたにペタペタと肉球を押し付けてくれる愛猫。あまりの冷たさに心臓が跳ね上がりましたが、まあ、これも愛情ですよね。（きっと）
猫と暮らしているとき、ふと感じる悩みや疑問。あなたにもありませんか？今回は、猫の行動のココについて、どうしても納得できない！という疑問について集めてみました。
■うちの愛猫はゴロゴロといいません
愛猫が目をつぶって満足そうに喉をゴロゴロ……。見ている飼い主には至福のひと時ですが、この猫のゴロゴロ音、決して満足しているときだけ鳴らすわけではないようです。
猫は病気になるとこのゴロゴロ音を鳴らして治癒力を高める、という話も聞いたことがありますし、動物病院へ連れて行ったときに先生の診察台の前で、不安のあまりゴロゴロと音を鳴らすこともあるとか。
もともとこのゴロゴロ音は、子猫が母猫のミルクを飲むときに鳴らしていた音で、成猫になると鳴らさない猫もいるといいます。
飼い主を母猫だと思って甘える猫はゴロゴロいうかもしれませんが、依存心の少ない自立した猫はゴロゴロ言わないのかも。決して嫌われているから鳴らさないということではありません。
■最近ウンチを隠さない。。。
猫は自分の排泄物の匂いが残ることを嫌います。敵に自分のテリトリーを知られてしまうことを恐れて、排泄した後は、丁寧に砂をかけて隠しますよね。
これは自分のテリトリー内で細菌感染を防ぐ、という意味もある重要な行動です。猫がウンチを隠さないとは、不思議ですよね。
猫は嫌なことの記憶は忘れないといいます。以前ウンチをしていたときに、びっくりするようなことや、怖い思いをした記憶が残っているのかもしれません。
また、最近は完全室内飼いの猫が増え、自分のテリトリーは安全、安心だと学習した猫は、ウンチを隠さない傾向がある、という話を聞いたことがあります。
また、多頭飼いしている猫の場合は、マーキングとして自分のテリトリーの境界線上にウンチを残してアピールしたりすることもあるようです。
■人間の消臭剤を猫のベッドに使っても大丈夫？
猫はもともとあまり匂いがしない動物です。私は犬と猫と暮らしているので、その差は歴然。猫の肉球はポップコーンの匂いがする、という名言を語ったのは坂本美雨さんですが、猫の体からはよく干したお布団の匂いしかしませんよね。
しかしやはりちょっと気になる、という場合は、消臭剤を使いたくなります。
猫にアロマは危険ですが、消臭剤はどうなのでしょうか。消臭剤で有名なファブリーズのHPによると、
「個々の成分および製品全体の安全性データについての検討結果から、ファブリーズがペットの目に入ったり、布製品を舐めたりして口に入った場合でも、安全性の問題は特に考えられません。」
とのこと。消臭成分はトウモロコシ由来成分ですから普通に使用する分には問題はなさそうです。
ただし、猫の目に入った場合は念のために水で十分に洗い流したほうが良いでしょう。また、猫の体にかかってしまうと、猫がグルーミングして体内に入る恐れがありますから、被毛は濡れた布でよく拭き取ってあげると安心です。
■首輪を嫌がる
猫にとって首輪や洋服はとてもストレスがたまるようです。特に首輪をつけるなら子猫の時から慣らしておくと良いでしょう。
しかし万が一、外に逃げてしまったときのために、今から首輪をつけたい、という飼い主さんは、心を鬼にしてつけさせる習慣をつけたいですよね。
その場合はなるべく猫のストレスにならない首輪がベスト。軽くて鈴など装飾品のないシンプルなタイプがオススメです。ひげにあたりそうな装飾品がついた首輪は苦手かもしれません。
そして首輪が引っかかったときに、すぐに外れる仕組みの首輪を選ぶと安心です。
■最後に
いかがですか。気ままでグータラに見える猫ですが、やはり行動を見ていると「なるほど、君もよく考えているんだね～。」と思うような行動をすることがあります。
愛猫はあなたが頼り。よく猫は「俺の下僕め......。」のような目線で見つめてきますが、心配事や悩み事の解決は飼い主さんしかできません。
ちょっとしたことでも、猫が暮らしやすいように配慮してあげたいですよね。