猫の便秘。ウンチが出ていても便秘かも?実は怖い猫の「隠れ便秘」の理由

By bzp00343
猫の便秘。ウンチが出ていても便秘かも?実は怖い猫の「隠れ便秘」の理由
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冬は猫の便秘が多い季節。普段からあまり水分を取らない猫は犬に比べて便秘になりやすいとも言われています。

ある雑誌のアンケートによると、「愛猫が便秘になったことがある」と答えた飼い主さんは25%。4匹に1匹は経験した計算になります。

猫の便秘を「たかが便秘」と思うのは危険です。猫の体の構造上、たとえウンチが出ていても猫が便秘な場合もあるとか。

今回は、猫の便秘について徹底解説致します。

 

■実は怖い猫の便秘の理由


猫が便秘になる理由は主に4つ考えられます。猫の場合、「水分量が足りない」のがかなり多い理由かも。それ以外では「フードがあっていない」「ウンチを我慢している」「運動量が足りない」など。

この4つのうち、どれか1つでも愛猫に当てはまるなら、それはウンチが出ていても「隠れ便秘」かも知れません。病院では便秘の猫の場合、他の病気の可能性を考えて色々な検査をします。

・腰や足に異常はないか:猫が便秘になったとき、腰や足の骨、関節、筋肉、神経に異常があるとトイレで踏ん張る時に力が入らず便秘になることがあります。

・脱水していないか:腎臓病など内臓の病気によって全身が脱水気味になることがあります。脱水が日常化するとウンチが固くなって便秘になりやすくなります。

・腸にトラブルがないか:腸に腫瘍などの異物があると、腸内が塞がれてウンチが出にくくなり便秘になりやすくなります。

 

■こんな猫は要注意!


猫の中でも「便秘になりやすい」猫がいます。このような猫は特に飼い主さんが日頃から様子を観察してあげてください。

・高齢の猫:猫は高齢になると腸の機能や腹筋が弱くなるため、ウンチを踏ん張る力が弱くなりがちです。特に腎臓病の猫はウンチが硬くなりやすいので注意してください。

・神経質な猫:体は健康でも、トイレが汚い、同居の猫に遠慮するなど、神経質な猫は些細なことがきっかけで便秘になることがあります。

・運動量が少ない猫:寝ているのが大好きな自宅警備員。遊ぶよりも寝ていることを選ぶ猫は腹筋が衰え、腸の動きも弱くなりますから便秘がちになります。

・過去に事故にあった猫:過去に交通事故や高い場所から落下した経験がある猫は、骨盤が変形してウンチが出にくくなっている可能性があります。

 

■猫の隠れ便秘、こんな症状は要チェック!


猫の便秘、一体どれくらい出ていなければ便秘と言えるのかはその猫によって違います。毎日ウンチが出る猫もいれば、健康でも2日に1回しか出ない猫もいるはず。

愛猫が隠れ便秘かどうかはこんな症状をチェックしてみてください。

・ウンチをしながら鳴く:猫はウンチをするときはなるべく敵に見つからないように静かに済ませたいと思っています。

自分の存在を教えるかのように、ウンチをしながらニャーニャー鳴いていたとしたら、それはかなりの緊急事態。腸が傷ついて痛みを感じているのかも知れません。

・トイレで長時間気張っている:猫のトイレはさっさと済ませないといつ敵がやってくるかわかりません。

それを知りながら、長時間猫がトイレで気張っているとしたら、それはやはり便秘のサインでしょう。猫がトイレから出たら、ウンチの量が普通と同じかどうかチェックしてみてください。

・ウンチをした後で吐く

猫はよく吐く動物ですが、ウンチをした後で吐くのはなんらかの異常のサインです。体内で病気になっているか、または異物を飲み込んでしまった可能性も考えられます。

 

■猫を隠れ便秘にさせない方法


猫を便秘にさせないためには、毎日の飲水量はとても大切です。できれば愛猫が毎日どれくらい水を飲んでいるかを把握しておきましょう。

猫壱のハッピーダイニングシリーズの中で、ウォーターボウルは特に猫への愛情を込めて作られています。
 

どんな猫でも飲みやすい高さをつけてあること。器の内側に愛猫が飲んだ量が一目でわかるようにメモリが説いていること。そして猫がいつでも清潔な水が飲めるように陶器で作られていることなど。

水を飲みたがらない猫に、いかに水を飲んでもらえるか、これを真剣に考えて作られた猫壱のウォーターボウル。今ならいつもの肉球柄以外に、季節限定のSAKURA柄やFUJI柄も人気があります。

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