猫の気持ちが知りたい!猫の気持ちを知るための5つの行動の意味とは

By bzp00343
猫の気持ちが知りたい!猫の気持ちを知るための5つの行動の意味とは
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愛猫が時々見せる、あんな動き、こんな仕草。これは一体どんな意味があるの?と飼い主さんが猫の行動に首を傾げたくなることがあるはず。

人間が猫と暮らして数千年。動物の中で、猫は自ら「人」の暮らしに歩み寄った珍しい生き物。ニンゲンとの暮らしをチョイスしたのは、猫の方だ、とも言われています。(目的は人間の生活にネズミが生息していたからですが)

ニンゲンと一緒にいれば食いっぱぐれない、猫はきっとそう思ったのでしょう。そして猫は昔と変わらない本能をそのまま持ち続けているとか。

猫は人に媚びない、自由で自立した性格。そんな猫と快適に暮らすためには、人間の方が猫の気持ちを読み取る必要があるのかも。

猫の気持ちを知りたい!その秘密を解く鍵は、猫が日頃やりがちな行動の中に隠されています。
あなたの愛猫がどんな気持ちなのか、今回は猫がやりがちな5つ行動の行動の意味をご紹介しましょう。

 

■新聞紙の上に乗る


これはキーボードの上に乗るのと同じ。飼い主さんが新聞を読んでいると、あからさまに新聞の上にどっかりと座り込み、こちらを見上げる愛猫の仕草に戸惑ったことはありませんか?

猫が新聞紙、もしくはキーボードの上に乗るという行動。これは愛猫があなたに対して「自分に構って欲しい」「モフモフしたいなら今だぞ」という気持ちが込められています。

しかしこれにはもう1つ別の意味もあります。猫は新聞紙の紙質が好みだから、キーボードの保温性が心地よいからという意味。どちらを信じるかは、飼い主さん次第です。

 

■飼い主の指や体を舐める


猫が体を擦り付けるのはマーキング同様、自分の匂いをつけて「これは俺のモノ!」と所有物を主張する行為。猫は自分の匂いがついたものに囲まれていると安心する習性があります。

しかし猫と飼い主さんが遊んでいるとき、猫が腕にじゃれつき、噛み付いた後に猫が目を細めて自分の指を舐めてきたときはちょっと違うかも知れません。

猫が噛んだ後に舐める仕草は、「噛んでごめんね。」という謝罪の意味に思われがちですが、実はとんでもない誤解。この行動は猫は獲物を「味見」している仕草なのだとか。あなたの指をネズミに見立ててうっとりしているのかも知れません。。。

 

■何もない空間や壁をじっと見つめる


「うちの猫は霊感がある」「猫は幽霊が見える」と飼い主さんが思いがちな猫のこの行動。うちの愛猫も良くやります。

人間が何もない空間や壁をじっと見つめていたら、見えない誰かが見えているのかも知れませんが、猫の場合は「見ている」のではなく「聞いている」が正解です。

猫の聴覚は人が聞こえない超音波も聞き取ります。周波数で25~27万8千ヘルツ程度まで聞き取れるとか。

猫が何もない空間や壁をじっと見つめる場合は、隣の部屋のかすかな音に耳をすませているのかも知れません。
 

■おもちゃを咥えてくる


これは猫も行動の中でもわかりやすいパターン。猫がおもちゃを咥えてくるのは「一緒に遊んで欲しい」というサインです。

まあ、猫の視点で考えると「遊んでやるよ」という意味かも?それとも「不器用な君にこれから狩りの仕方を教えてやるよ」という上から目線の気持ちが隠されている可能性もあります。

 

■ウンチの後に走り回る


これは猫あるある。いわゆる「ウンチハイ」と呼ばれる行動です。「一体なぜ!」と思う飼い主さんが多いでしょう。

この行動の意味はふた通り考えられます。1つはトイレが気に入らない(猫砂が気に入らない、掃除されてない、大きさが小さい)という不満を表す猫の気持ちによるもの。

そしてもう1つは、猫は昔砂漠で暮らしていました。単独で行動するハンターだった猫は、常に自分が捕獲されないか神経を尖らせていたはず。

自分が獲物に捕まらないよう、木の上や穴の中に身を潜めていた猫が、外に出るのはハンター以外では「排泄」するときだけ。

自分が排泄するときだけ、猫は無防備な姿を晒すことになるのです。そのため、猫はウンチをした後はダッシュで自分の安全な住処まで戻るのが習性でした。

その習性が、今でもしっかり残っている、と言われています。


いかがですか。猫の気持ちが良くわかる、猫がやりがちな5つの行動の意味をご紹介しました。しかしこの猫の気持ち、みなさんが一番知りたいのは「自分のことを猫はどう思っているか?」かも知れません。

果たしてその答えは?うーん、それは知らない方が、幸せかも知れませんよ。
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