4匹に1匹が経験あり?猫の便秘を軽く考えてはいけない理由とは

By bzp00343 2017/12/28
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ある雑誌のアンケートによると、「猫が便秘になったことがある」という質問に「YES」と答えた飼い主さんは25%。

猫が便秘になっても、「たかが便秘だから、大丈夫だよね…。」と軽く考えてしまう飼い主さんも多いようです。

しかし猫によっては、たかが便秘、とは言えない場合もあります。なるべく早めに獣医師に相談し、適切な治療が必要な場合も。

特に便秘に気をつけなければいけない猫とは、どんな猫なのでしょうか。

 

■高齢の猫


猫の平均寿命は15歳前後。10歳をすぎたあたりから猫はシニアの仲間入りです。猫は高齢になると腸の機能や腹筋が弱まり、排泄する力が弱くなりがち。その上、高齢の猫に多い腎臓病などにかかった猫はウンチが硬くなりやすいので便秘がちになります。

飼い主さんはなるべく1日の水分量と運動量をチェックし、猫の健康状態をこまめにチェックして下さいね。

 

■神経質な猫


トイレが汚い、病院に行った後、隣から聞きなれない音がするなど、些細な理由でトイレに行くことを我慢してしまう神経質の猫は結構多いかも知れません。

警戒心の強い猫にとって、排泄するときは一番敵に狙われやすいとき。自分が安心できない環境にいる場合は、ウンチを我慢してしまう傾向があります。

猫の様子がなんだかおかしい、そう言えばご飯もあんまり食べていないみたい、など、普段と違う行動をとった時は、猫がトイレを使っているかどうかを確認してみましょう。

 

■運動量が少ない猫


猫の中には、いつまででも寝ていられる、というグータラな猫もいます。運動が嫌い、という猫はやはり便秘になりやすい体質。

猫も体を動かさないで寝てばかりいると腹筋が衰え、腸の動きも弱くなって便秘がちになります。
1日15分程度で良いので、猫じゃらしなどを使って遊ぶ習慣をつけてみて下さい。

 

■過去に事故に遭った猫


今は完全室内飼いが主流ですが、過去に交通事故に遭ったり、落下するなどの怪我をしたことがある猫は、骨盤が変形していてウンチの通り道が狭くなったり、腸の活動に影響が出ることがあります。

便秘かな?と思ったら、早めに獣医師に相談しましょう。


いかがですか。猫の便秘を軽く考えてはいけない理由。特に高齢の猫、神経質な猫、運動量が少ない猫、過去に事故に遭った猫は要注意です。

トイレで頑張っているのになかなか出ない、ウンチをしながら鳴く、ウンチが硬くてコロコロしている、という時はまずは猫の様子を観察して下さい。



どんな猫にも必要なのが、毎日の水分量。猫壱のウォーターボウルは飲水量が一目でわかるように内側に目盛りがついています。

冬は特に猫の飲水量が減りがち。ウェットフードをあげるなど、食べ物にも工夫をしてみて下さいね。
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