愛猫との最後の過ごし方。飼い主さんが猫にできる終末ケアとは「前編」

By bzp00343 2017/12/19
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猫好きにとって、一難耐えられないのは愛猫との別れ。いつか必ずやってくる…。そう思いつつ、今自分の膝の上でゴロゴロと満足げに眠っている猫と別れるなんて、とても耐えられないですよね。

しかし現在すでにシニア猫と暮らしている方や、猫が治療が難しい重篤な病気になっている場合は、愛猫との最後の過ごし方はとても大切です。

より良い別れを意識して、最後まで充実した猫生を全うするために、飼い主さんが猫にできる終末ケアの方法を調べてみました。

 

■愛猫の寿命や病気について知っておく


猫がかかりやすい病気や命に関わる病気の知識を普段から知っておくことは大切です。特に純血種の猫を飼っている方は、その猫種特有のかかりやすい病気があります。あらかじめ知っておくべきでしょう。

日本で大人気のスコティッシュフォールドは遺伝性の疾患にかかりやすく「骨軟骨異形成症」はこの猫特有の病気といっても良いでしょう。あの可愛い折れ耳は実は骨の異常からくる先天性の奇形なのです。

 

■家庭内で方針を決めておく


愛猫の「もしも」がきたとき。「可能な限り最善の治療をする」のか、「家でゆっくりと過ごさせる」のか、普段から話し合っておくことはとても大切です。

猫の寿命は15年程度。愛猫の「もしも」は案外早くやってくるのです。そして猫の介護や看病は誰が担当するのか、その時のために保険やサービスはどのような種類があるかなど、できる準備は早めに用意しておきましょう。

 

■猫の病気や介護にかかる費用


もし猫がガンなど重篤な病気にかかった時。大きな怪我で手術が必要な時。ペットは自由診療なので、費用はとても高額です。

「愛猫のリリーが肺がんになった時、2年間ボーナスを治療費に全額つぎ込んだけど、それでも足りなかった。」

友人からこう聞いてから、私は自分の家の犬や猫は全て保険に加入しました。しかしある人は

「私は毎月猫貯金を3000円積立てしてる。」

と言っていました。それも素晴らしいアイディアですよね。猫が元気なうちから積立を始めれば、結構な金額が貯まるはず。万が一の備えがあると、猫を安心して看病できます。


いかがですか。残り少ない愛猫との暮らしを、少しでも快適に、不安なく過ごすためには。
そのために必要な3つのポイントとは、

「愛猫の寿命や病気について知っておく」こと、猫の治療について「家庭内で方針を決めておく」こと、そして猫が元気なうちから「猫の病気や介護にかかる費用」を貯金したり、保険に加入しておくこと。

猫は飼い主さんの考えで寿命が決まる、と言っても過言ではありません。猫が最後まで幸せに、安らかに最後を迎えられるように、できる限りのことはしてあげたいですよね。
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