愛猫を病気から守るために。普段からやっておきたい5つのチェック

By bzp00343 2017/12/14
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年末は慌ただしい季節。でも気になることがあったら、新年を迎える前に済ませておきたいですよね。

今年はまだ猫の健康診断に行っていなかった、という飼い主さん。猫は病気を隠す動物。改めて猫の健康をチェックしてみませんか?愛猫の病気を早期発見できるよう、飼い主さんに心がけておきたいことを紹介します。

 

■食欲は健康のバロメーター


猫も人も、病気になると食欲がなくなるもの。猫の普段のご飯の食べ方をチェックしてみることはとても大切です。

食欲不振、貧血、嘔吐、下痢、などがみられたら、猫の様子を観察し、これはおかしいと思ったらまずは早めに病院を受診しましょう。

食欲はあるけど、なんだか食べ方がおかしい、という場合は、歯肉炎や口の中にできる病気の可能性もあります。

 

■月に1度の体重測定


冬は猫の被毛が増えるので、体重が変わらなくても愛猫が太って見えることがあります。しかし心配なのはむしろ「急激に痩せてもわからない」こと。

猫ががんになった場合、急激に体重が減少します。寒い季節は被毛に隠れて見た目ではわかりにくいので、月に1度の体重測定を習慣にしましょう。

愛猫の平均体重を把握しておき、そこから短期間で10%以上体重が減少していたら病気の可能性があります。

 

■年に1度は精密検査


年に1度のワクチン接種の時しか病院へは行かない、という飼い主さんは、接種するついでに触診、視診、だけでなく、先生に血液検査とレントゲン、エコー検査もお願いしてみましょう。

この検査によってガンが見つかることもあります。病気の早期発見のためには年に1度は精密検査をすると安心です。

 

■スキンシップでしこりをチェック


飼い主さんが愛猫をブラッシングしたり、スキンシップをするだけでも猫の病気発見に繋がります。メス猫に多いという乳腺腫瘍は米粒程度のしこりから発見されることも多いのです。

猫を撫でながら、ポチッとした感触がないか確認してみてください。

 

■来年こそ禁煙をしよう!


近年、アメリカやイギリスの研究機関では、犬、猫がタバコの煙にさらされることで、ガンの発症率が大幅にアップすることが発表されています。

喫煙する飼い主さんの愛猫が、咳や息切れといった症状が見られた時は、肺がんを疑ってみることも大切。猫は肺がんになると足の指先に「腺ガン」が同時期に発症する猫が多いことが近年の研究で分かっています。

指先に皮膚病ができて治りにくい、2週間経っても改善されない場合は念のため、精密検査をしてみてください。


いかがですか。年始年末は動物病院もお休みになるところも多いはず。今年の猫へのクリスマスは「健康診断」というプレゼントをあげてみてはいかがでしょうか。
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