猫同士の相性が悪いとき。飼い主さんがやっていいことと悪いこと

By bzp00343
猫同士の相性が悪いとき。飼い主さんがやっていいことと悪いこと
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冬は「猫鍋」の季節。2匹の猫が仲良く団子になって寝ている姿が見られるのは、飼い主冥利につきる特権です。

2匹以上の猫と暮らしている場合、気になるのは猫同士の相性の良し悪し。犬と違って顔の表情筋が余り動かない猫の場合、仲良く遊んでいても、今の取っ組み合いは「喧嘩」なのか「じゃれあい」なのか、猫ってイマイチ分かりにくいですよね。

「喧嘩」なのか「じゃれあい」なのかも見極めるコツは、猫同士の上下関係に注目。常に同じ猫が上になるなら喧嘩、上下が入れ替わるようならじゃれあいだと考えられます。

もしもチェックして、どうやらこの猫同士は相性が悪いらしい、と分かったとき。飼い主さんがやっていいことと悪いことについてご紹介します。

 

■猫が喧嘩したときにやってはいけないこと


猫同士が威嚇したり喧嘩を始めたとき。飼い主さんがやりがちなのが、優勢な猫の方を大声で叱って抱えてやめさせようとする行為です。

しかしこれはとても危険なNG行為。興奮状態の猫に大声で怒鳴ったり体に触ろうとすると、猫が暴れて飼い主さんを引っ掻いたり攻撃する可能性があります。

そして罰として「ご飯を抜く」などの行為もNG。猫にとって仲間同士の喧嘩はごく自然な行動なので、それを罰したりすることは猫にとってごく自然なこと。飼い主さんのこの行為は猫にとって全く意味がありません。

 

■猫が喧嘩したときにやってみて欲しいこと


相性の悪い猫同士の場合、飼い主さんがまずやって欲しいのがトイレ、寝床、食事の場所を完全に別々にすること。

縄張りを非常に気にする猫の場合、自分のテリトリーに他の猫がいることを嫌います。生活の基本となるトイレ、寝床、食事の場所を離すことは猫のストレス解消にもつながります。

 

■猫の喧嘩を上手にやめさせる方法


猫同士が激しい喧嘩を始めたら。飼い主さんはまず手を叩いたり物を落として大きな音を立てて猫の気をそらし、猫が大好きなおやつを見せましょう。

そして猫同士が距離を置いたところでおやつを与えると、猫は喧嘩をやめたことへのご褒美だと理解してくれます。

あまり頻繁におやつを与えると肥満の原因になりますから、おやつを与えたときは、主食のごはんの量を少し減らすなどの工夫も忘れないでくださいね。


いかがですか。相性の悪い猫との同居する場合。飼い主さんは分け隔てなく猫と接してあげてください。できれば1匹ずつ、他の部屋でマンツーマンで遊ぶ時間を作ってあげると猫は喜ぶはず。

飼い主さんが猫をえこひいきしたりすると、猫は敏感に感じ取ります。特に若い猫の場合は飼い主さんとの甘えたり遊んだるする時間は大切です。毎日短時間で良いので個別に遊んであげてくださいね。
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