猫のストレスの原因はあなたかも!飼い主さんが心がける3つの条件

By bzp00343 2017/10/24
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1万年以上前から人間と暮らしている猫。しかし猫は犬と違って現在も「野性時代」の遺伝子をそのまま持っていると言われています。

品種改良を重ね、人間にフレンドリーになるように改良されてきた犬と違い、猫はありのままの性質で人間と生活を共にしてきました。人間の暮らしの中に潜むネズミを主食にした猫にとって、人間は対等なパートナーなのでしょう。

しかし最近、猫の「犬化」が囁かれています。犬のように飼い主さんにべったり甘える猫が増えているとか。

完全室内飼いで、ご飯に不自由ない暮らしは、猫の性格も変えてきたのかも?でも本来持っている猫の本質までは変わっていません。

完全室内飼いだからこそ、猫にストレスを感じさせない暮らしが大切です。今回は、飼い主さんが心がけるべき3つのコツを紹介します。

 

■自由気ままにさせてあげる


留守中はケージに入れています、という飼い主さんが時々います。これは他に仲が悪い猫と暮らしているとか、病気があるなどの理由があれば別ですが、本来の猫は檻の中に閉じ込められるとストレスを感じるはず。

できるだけ、猫が自由気ままに動ける空間を確保してあげた方が良いのではないでしょうか。

 

■穏やかに見守る


猫が好きすぎる気持ちはわかりますが、猫はあなたの人形ではありません。抱っこしたくても、構いたくても、まずは猫の気持ちを尊重しましょう。

猫が寝ている時、リラックスしている時は、名前を呼んだり触ったりせずにそっとしておくことも大切ですよね。

 

■一緒に遊ぶ時間を作る


猫は孤独な生き物。私はずっとそう思っていましたが、現在の愛猫カイトはやや犬よりの性格です。
我が家には人間の子供と犬が一緒に暮らしているのですが、カイトは
「俺が一番好きだよね?」

と毎日確認をしたがります。毎日顔と顔を擦り付け、ぎゅっと抱っこしたり、顔と頭をマッサージされるのが大好き。

しかしそれもほんの10分から15分くらいで終了します。充分満足すると、フードの皿をチェックしに行きます。

この毎日の10分間が、どうやら猫にとってとても大切な時間のようです。飼い主さんは、愛猫と毎日10分で良いので、猫と向き合って遊んだり、一緒に過ごす時間を作ることをお勧めします。


いかがですか。この3つのポイント。毎日やっている、という飼い主さんは多かったでしょうか?本当かどうかはわかりませんが、「ウサギは寂しいと死ぬ」という話を聞いたことがあります。

個人的な意見ですが、おそらく、それは犬も猫もそうかも知れません。触ったり、声をかけるなどのスキンシップをされない子供は早くに死んでしまうというサルを使った実験もありますから、人間もそうかも知れません。

猫はツンデレ。構い過ぎず、寂しい思いをさせない、それが一番のポイントかも知れませんね。
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