我が家の愛猫、カイトは家族の中で一番私に懐いています。（当然！）しかし私を「大事に思っているか？」「尊敬しているか？」というとちょっと疑問が残ります。
一番なついているのは私でも、大好きなのは「臭い」息子。カイトは1日の大半をお気に入りの息子の部屋で過ごすことが多いのです。
そして私には猫パンチをしますが、母には絶対にしません。そして私の前では絶対にしないような甘える鳴き声で娘に甘えます。
もしかして猫は家族によって態度を変えているのかも？私は「飼い主」かそれとも「下僕」なのか、いまいち猫の気持ちがわかりません。
猫の飼い主さんは自分や家族に対する態度について、「猫は一体どう思っているの？」という素朴な疑問を感じている人が多いようです。
今回は、猫と飼い主の関係性に関する疑問について調べてみました。
■猫は家族に順位をつけている？
猫は野性時代に単独で行動する動物でした。ですから群れの中の動物に「順位」をつける、という習慣や発想はないと考えられています。
しかし長年飼い猫として暮らしている猫の場合、自分の「縄張り」で暮らしている家族にたいしては「群れ」と見なし、その中の人物が自分にとってどんな存在なのかは見極めているようです。
そして「いつもご飯をくれるのはお母さん」など、ある程度重要な存在の人間には順位付けをすることはあると考えられています。
■家族の中で猫に懐かない人がいるのはなぜ？
同じように猫をお世話していても、猫が懐く人と懐かない人がいます。それは自分からすると、全く同じ世話をしているようでも、猫にしてみると差があるのかもしれません。
猫にとって一番重要なのは「安心できること」です。例えばご飯をあげるときに、乱暴にガチャンと置く人と、猫の名前を呼びながら優しく置いてくれる人では猫にとって安心感が違います。
体の大きさや声のトーン、動きにも注意してみると良いでしょう。猫に好かれる人は、「一人暮らしのおばあさん」、という意見もあります。
■最初嫌われても後から猫に好かれることはあるの？
最初は全く懐かない猫。でも時間が経つと、お互いに性格や行動がパターン化して、相手の生活スタイルがわかってきます。
自分に絶対に危害を加えない、ということが分かれば、猫は徐々に警戒心を解いてくれるでしょう。いつまでも懐いてくれない場合は、子猫時代に何らかのトラウマがあったのかも。
しかしあなたが優しく接していれば、いつかは猫に伝わるはずです。
いかがですか。猫とあなたの関係性。あなたは家族の中で一番猫に愛される人物だったでしょうか。猫はとても警戒心の強い生き物ですが、一旦信頼するとものすごく甘えてくることがあります。猫に好かれたければ、まずは「信頼関係」を作ってみてはいかがでしょうか。