あげている飼い主さんは約3割。猫にNGな「人間のおかず」を知っておこう

By bzp00343
あげている飼い主さんは約3割。猫にNGな「人間のおかず」を知っておこう
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つい先日、知り合いから

「猫がビールを飲んでると近づいてくるんだけど、猫ってアルコール大丈夫なの?」

と質問され、思わず私は立ち上がって叫んでしまいました。皆さん、ペットにアルコールは

「絶対にダメ!!!」

です。猫にあげてはいけない食べ物のランキングベスト3は、「玉ねぎ」「チョコレート」「アルコール」でしょう。

舐めさせるだけ、と愛猫と一緒に晩酌をしたい気持ちはわかりますが、ビールなどのアルコール類は体内で吸収される時間がとても早いのが特徴です。人間でも飲み慣れないと急性アルコール中毒になる人もいますよね。

体の小さい猫にとって、ほんの少しでもアルコールは猛毒と同じです。飲酒後30分から1時間以内に嘔吐、下痢、震えなどの症状が現れて死んでしまった猫もいるそうです。絶対にやめてくださいね。

ある雑誌のアンケートによれば、お酒を飲んでると気が大きくなるのか、猫に「ちょっとだけ」と人間のおかずをおすそ分けしてしまう、という飼い主さんは約3割。

今回は猫にあげてはいけない「人間のおかず」をご紹介します。

 

■焼き鳥


猫にあげたくなる筆頭のおかずがこちらの焼き鳥かも知れません。おねだりする猫も多いでしょう。でもこれはNGなおかずです。

焼き鳥に使われる「たれ」には塩分のほか、様々な調味料が使われています。焼き鳥の中でもレバーはビタミンAが豊富な食べ物ですが、猫はビタミンAを過剰に摂取すると肝臓に蓄積されて中毒症状を起こすことがあります。

 

■豆腐と鰹節


冷奴の上に乗っている鰹節をちょっとだけ、私も愛猫にあげたことがあります。でも豆腐も鰹節も猫にはNGなおかずです。

カツオはリンの含有量が多いので、あげすぎると尿石症になる危険があります。そして一見健康に良さそうな豆腐も、豆腐を固める時に使われる「にがり」に塩化マグネシウムが含まれているので、腎臓疾患になりやすいと言われています。

 

■アジのたたき


アジ、イワシ、サバなどの青魚はDHAやEPAという不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらの魚を大量に与えると酸化を防ぐビタミンEが不足して黄色脂肪症の原因になると言われています。

また、魚の骨を猫に与えるのも危険です。タイなどの硬い骨は喉や消化器官に刺さる可能性がありますからあげないようにしましょう。


いかがですか。焼き鳥やお刺身、ついつい猫にあげたくなりますよね。しかしこれらの人間のおかずは、猫の健康上問題がある食べ物です。

愛猫の健康管理は飼い主さんの責任です。その一口が病気の元になるのです。
猫を長生きさせたいなら、ちょっと気をつけてあげてくださいね。
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