ハロウィンになぜ黒猫が関係するの?黒猫にまつわる不思議な話

By bzp00343
ハロウィンになぜ黒猫が関係するの?黒猫にまつわる不思議な話
この読みものに付けられたタグ 話題の猫
夏よりも秋が好きなワタクシ。子供が生まれてから、家族で欠かさないイベントと言えば

「ハロウィン」です!

はっきり言ってクリスマスよりこちらの方が盛り上がります。最近では渋谷のハロウィンのコスプレが盛り上がるそうですが、特に黒猫のコスプレの女の子は可愛いですよね。

でもハロウィンにどうして黒猫が登場するのか、ご存知ですか?黒猫といえば、魔女。そもそも、このコンビも不思議ですよね。

今回は、黒猫にまつわる不思議な話を集めてみました。

 

■ハロウィンと黒猫


ハロウィンはもともとケルト民族のイベントでした。日本のお盆のように、死者を迎える日として定着した行事のようです。(収穫祭とか、年末のお祭りという説もあります。)

ケルト民族、というと私はタータンチェックが頭に浮かびますが、この民族は「魔術」を信じていたことでも有名です。「魔女」「妖精」「アーサー王の伝説」などファンタジーな話の陰にはケルト民族が登場します。

余談ですがケルトの男性は女性同様おしゃれでネイルが好きだったそうですよ。そんなケルトの民族のイベント、ハロウィンに黒猫が登場するのは、この民族は魔女は黒猫を馬車に変えてハロウィンの時に人間の世界にやってくる、と信じていたようです。

シンデレラの話ではかぼちゃが馬車に変わりましたが、ハロウィンの時は猫が馬車に変身したようですね。

 

■黒猫は幸運を呼ぶ?


日本では黒猫が自分の前の道をよぎったら不幸になる、という「猫あるある」がありますが、イギリスでは逆に幸福になる、と考えられています。

また、日本は江戸時代ごろ、爪の先まで真っ黒な猫は「カラス猫」と呼ばれてとても珍重されました。このカラス猫を抱いて寝ると、その当時は死の病だった「労咳」が治ると信じられていたそうです。

新撰組の沖田総司もこの言い伝えを信じて黒猫を飼っていたそうですよ。また、夏目漱石の有名な小説「我輩は猫である」の猫のモデルもこのカラス猫だった、という話があります。

もっとも夏目漱石はそれほど猫が好きなわけではなく、彼の妻が猫が好きだったようです。でもこの猫のおかげで小説が売れたと信じ、猫が亡くなった時は知り合いに猫のお葬式の案内を出したそうですから、大切にしていたようですね。


いかがですか。真っ黒な黒猫。ミステリアスで、まさに魔女とは抜群のコンビのようですが、残念ながら、私はまだ黒猫を飼ったことがありません。

黒猫を飼っている友人は、「夜になると本当に姿がわかりにくいから、首に鈴をつけてる」と言っていました。もしかして、猫の首に鈴をつけるようになったのは、黒猫を飼っている人が最初に始めたのかも?もっと黒猫について調べると、色々面白いかも知れませんね。
この読みものに付けられたタグ 話題の猫

最近の記事

Recent Article
  • 暮らし
  • 健康
  • 知識