ちょっとした注意で猫を事故から守る!部屋の中の危険5つのチェック

By bzp00343 2017/09/22
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猫との暮らしが長くなると、「うっかり」することが多くなります。猫は好奇心が旺盛。つい先日、猫のおやつの袋の中に入っていた「乾燥剤」で愛猫が遊んでいるのを発見。まさにヒヤリとしました。

ハインリッヒの有名な法則、別名「ヒヤリ・ハットの法則」によると、1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するといいます。

猫の命は飼い主さんのうっかりが招くことも。今回は、ちょっとした注意で猫を事故から守るための、部屋の中の危険な5つのチェックポイントを紹介します。

 

①家具の隙間は塞いでおく


猫は好奇心から家具の横や後ろの隙間に入りがちです。電化製品のコードに引っかかって感電したり、出られなくなる可能性がありますから、家具の隙間は塞いでおきましょう。

 

②コード類のはカバーをしよう


パソコン、テレビ、ドライヤー、猫にとっては無用の長物でも、人間には必要な電化製品。しかしそのカバーを噛んで遊ぶ猫が多いのも事実です。

特に子猫はこのコードでじゃれたり噛み付くのが大好き。癖をつけないように、カーペットの下にコードを隠したり、カバーをつけてガードすると安心です。

 

③床用洗剤は使わない


最近は香りが強い洗剤が流行です。しかし匂いに敏感な猫にとっては迷惑そのもの。特に床用の洗剤はアルコール入りの成分が入ったものを使ったことで、その床で遊んだ猫が中毒を起こした、という事例があったとか。

なるべく床は水拭きか掃除機で汚れを吸い取るようにし、床用洗剤は使わない方が望ましいと言えるでしょう。

 

④エアコンや直射日光には注意


高齢な猫や子猫は体温調節がうまくできません。カーテンを開けた直射日光が入る部屋で、春先でも室温が上がって熱中症になったり、夏の暑い日に冷房の温度を低くしすぎて逆に風邪を引かせてしまうことも。

部屋の室温は季節に変わりなく27~28度程度に設定しておくと良いでしょう。

 

⑤台所の生ゴミや洗剤は片付ける


猫は匂いに敏感です。飼い主さんが留守になると、まず狙うのが台所のゴミの匂い。生ゴミの誤食や、漂白剤をいたずらして中毒を起こす危険性があります。

キッチンの扉は閉めておくか、猫がいたずらしないように片付けて起きましょう。


いかがですか。書いていて、私もそういえば、最近床洗剤を使ったことを思い出しました。愛猫はもう7年も同じ家で暮らしていますから、床を舐めたりする習慣がないのはわかっていますが、このうっかりが危険ですよね。

危険な事態を回避できるのは飼い主さんしかいません。「猫にやっちゃダメだよ!」という言葉は通じませんから、気をつけてくださいね。
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