愛猫の気持ちをもっと知りたい。愛猫に長生きしてもらいたい。それは猫と暮らす飼い主さんの全ての気持ちですよね。
猫のことならニャンでも知りたい!そう思う猫好きさんがとっても多いのを知ったのは、第一回の「ねこ検定」を受験したときでした。
雨が降る中、受験会場となった東京会場の品川の大学には、テスト2時間前から黙々と勉強する人たちでいっぱい。年齢も小学生くらいの子供から高齢の方までまちまち。みなさんあのくまくら画伯の猫の表紙の付いた検定の教科書を熱心にみていたのを覚えています。
猫が好き!その気持ちを生かして、どうせなら資格を取ってみませんか?最近はトリマーさんや猫専門のカメラマンさんなどは、仕事にも活かせるからとペットの資格を持っている人が増えています。
ペットの資格、残念ながら国家資格ではないため、民間の企業からいろんな検定や資格が紹介されています。
今回は、そんな資格の中から、愛猫のために役立ちそうな資格を厳選して3つご紹介いたします。
■ペットオーナー検定
猫に限らず、ペットを初めて飼う人にオススメな資格がこちらの「ペットオーナー検定」です。ペットの体の仕組み、飼い方からしつけ方、ペットフードや法律の知識など、基本的なペットの知識を学ぶことができます。
子供からお年寄りまで幅広い年齢層で受験できる内容が特徴です。
■愛玩動物飼養管理士
ペットを扱う業界の人たちがまず目指す資格がこちらの「愛玩動物飼養管理士」です。ペットオーナー検定よりももっと深く踏み込んで動物の習性や病気、飼養管理について専門的に学べる内容となっています。
この資格は1級と2級があるのでまずは2級取得を目指すと良いでしょう。
■ねこ検定
まさに猫を愛する人のために作られたのが、こちらの「ねこ検定」です。まだ新しい資格検定で、来年2018年の3月25日に第2回の検定が開催されます。
年に1度しか受験できず、初級・中級・上級の3種類。仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡で開催されます。
今回から上級編ができたので、前回中級に合格した人はぜひ目指してみてください。監修は猫専門ドクターの服部幸先生。ガイドブックは2017年11月に販売予定ですが、かなり難しいと評判です。。。
いかがですか。私の知り合いの猫専門カメラマンの方が、最近「愛玩動物飼養管理士」の1級を取得。仕事をする上で、猫への態度が変わったと言っていました。
「撮影の時に使うおもちゃは、全て消毒するようになりました。資格を取ったおかげで、猫の唾液から感染症になる場合があることを知り、猫への扱いにも気をつけるようにしています。」
とのこと。資格を取ったことで、愛猫への接し方にも自信がついたそうです。愛猫のために、資格を取るのも良いかも知れませんね。