猫は人間を健康にする!猫がココロの病を治してくれるこれだけの理由

By bzp00343 2017/08/21
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猫がこれだけ日本でブームになる理由。それはなんだと思いますか?

最近では高齢者施設や病院、そして学校などの教育現場でも猫や犬などの動物が、獣医師や専門のスタッフと一緒に訪問したり、短時間でも触れ合う、または一緒に暮らす試みが日本各地で広まっています。

テレビの番組でも動物を主役にした番組は大人気です。メンタリストのDAIGOさんは自身も大の猫好きですが、著書の中で

「猫の写真をパソコンの待ち受けにして時々見るだけで、仕事の向上がアップすることが科学的に証明されている」

と語っていました。猫はうつ病を治すという話もよく聞きます。自分の体験談として漫画や書籍にした本もよく見かけますよね。

猫は人間を健康にする。それは果たして本当でしょうか?今回は猫がココロの病を治してくれる理由を探してみました。

 

■ペットには癒し効果がある


スウェーデンのハンドリン博士が行なった実験によると、飼い主が犬を撫でたり愛犬に話しかけると、飼い主の血中濃度が上昇するという研究結果を発表しています。

人間の血中濃度が上がると、オキシトシン、別名「愛情ホルモン」と呼ばれる物質が脳下垂体から分泌されます。

このホルモンは母性愛や他人に対する信頼感を高める、恐怖心を和らげるといった効果があるとか。また血圧や心拍数を下げ、血中のストレスホルモンの濃度を下げる効果もあると言われています。

 

■自閉症や心の病に効果がある


これも犬を使った実験ですが、心の病を抱える人たちの専門施設に犬を持ち込んで触れ合ったり一緒に暮らしたことで、病状に改善が見られたり、心の病の指標となる物質の唾液中や血中の濃度が正常値に近づいたことが報告されています。

なぜこのような実験で猫ではなく犬が使われるかというと、猫は犬よりも気まぐれで人の命令は聞かないからだとか。

猫は実験には向いていない動物だと言われていますが、もし猫で実験しても犬同様の効果があるはずだと研究者の間では認識されているようです。

 

■ペットはストレスを減らす


麻布大学の永澤美保博士らの実験によると、飼い主と犬が見つめ合うことで双方のオキシトシンの分泌が促進されたとの研究結果が発表されています。


いかがですか。科学的に犬を使った実験とはいえ、ペットが本当に飼い主を癒し、ストレスを減らしてくれることは事実なようです。

そして現在、日本を含む先進国では職場での競争や仕事の効率化を迫られたり、リストラや老後の不安などでほとんどの人が何らかのストレスを感じていると言われています。

ストレスが増える社会になったから、人は猫に癒しを求めて現在の猫ブームが起こった、ということも考えられるのではないでしょうか。。。
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