夏は室内飼いでも油断は禁物!猫のフィラリア症を予防しよう

By bzp00343 2017/08/20
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フィラリア予防、といえば「犬の病気」だと思っていませんか?実はこの病気は猫にも感染するのです。

このフィラリアとは「蚊」によって運ばれる寄生虫のこと。蚊に刺されてその幼虫が体内に入り、感染することをフィラリア症と言います。

そして猫がこのフィラリア症になると、犬よりも重篤で突然死に至るケースもあるのだとか。大切な愛猫を守るために、猫のフィラリア症を予防しましょう。

 

■フィラリア症の症状とは


猫がこのフィラリア症になると、食欲不振や咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が見られます。しかし慢性的な呼吸疾患や風などの症状と見分けがつきにくいため、飼い主さんも動物病院の先生も見過ごしやすいと言われています。

 

■猫と犬では違いがあるの?


犬の場合は心臓などに寄生したフィラリアが症状を引き起こします。しかし猫の場合は、フィラリアの成虫だけではなく、体内に入って血管内で死滅した幼虫が肺に炎症を起こすことがわかっています。

そのため、猫の場合は呼吸に異常が現れやすと言われています。

 

■高層マンションなら大丈夫?


蚊は高いところまで飛べないから高層マンションなら大丈夫だよね、と思っている飼い主さんも多いでしょう。

しかしどんなに高い高層マンションでも、人の汗の匂いに敏感な蚊は人と一緒にエレベーターなどに入り込んでそのまま室内に入ることがあります。残念ながら、飼い主さんが外出する限り、蚊を部屋に一緒に入れてしまう可能性は否定できませんよね。

 

■フィラリア症を予防するには


猫のフィラリア症の症例はまだ少なく、効果的な治療法はあまり確立されていないと言います。そのため、予防がなによりも大切。

部屋に蚊が入り込まない環境作りはもちろん、動物病院でフィラリア症を予防する薬を処方してもらうと安心です。

一般的なイメージですが、蚊が活発に活動する4月から11月あたりまで、毎月1回の投与を行うと安心できます。日本は全国どこにでもフィラリアを運ぶ蚊が生息しています。人と同様、愛猫も蚊に刺される可能性は0ではないのです。


いかがですか。症例数は少ないとはいえ、猫も蚊に刺されることがあります。鼻やお尻など、被毛に覆われていないところは要注意。飼い主さんはペットにも安心の蚊取り線香や虫除けスプレーなどを用意してもいいですよね。

フィラリアの予防薬はネットでも購入できますが、動物病院で相談する方が安心できます。毎年蚊やフィラリアの発生状況は異なります。最近は「ヒアリ」など外国から未知の虫も国内に発生して問題になっています。

自然が多くて虫が大発生しやすい場所の近くに住んでいる方などは、特に気をつけてあげてくださいね。
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