猫の食事は「ライフステージ」によって変えよう。年齢別の3つのステージ

By bzp00343
猫の食事は「ライフステージ」によって変えよう。年齢別の3つのステージ
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いつまでも可愛らしさを失わない猫。見た目では全く分からなくても、年齢とともに猫の体は確実に老化しています。

猫の老化のスピードは人間の4倍のスピードだといいます。猫の11歳は人間なら60歳程度。食事の好みも、必要な栄養も変わって行くはず。

人間同様、猫の食事もライフステージに合わせて変化して行く必要があります。今回は、0歳から2歳、3歳から10歳、11歳以上と猫の年齢を3つのステージに分けて紹介しましょう。

 

■0歳から2歳の時の猫の食事


猫は生後5~6週齢までは母猫のおっぱいだけで成長します。乳離をするのは生後1ヶ月たったあたりから。人間に比べるととても早いのです。

だいたい1歳になると立派な成猫。生後半年経てば、繁殖も可能になります。そんな成長期の子猫の栄養は、成猫の3倍のカロリーが必要だと言われています。

だいたい1ヶ月を過ぎたあたりから猫の離乳食用の総合栄養食や、ドライフードを子猫用のミルクでふやかしたものを与えてあげましょう。

最初は子猫は慣れないのでクンクンと匂いを嗅いだだけで食べないこともあります。飼い主さんがスプーンなどで食べさせてあげると良いでしょう。

 

■3歳から10歳の時の猫の食事


成猫になった猫の食事は、運動量と体重によって食べさせる量が変わってきます。1日に必要なエネルギー量は運動量の多い猫なら体重1キロにつき65キロカロリー。あまり運動しない猫なら1キロにつき45キロカロリー程度です。

妊娠中や出産後の猫は食事の回数や量を増やして十分に栄養を取れるように配慮が必要です。

ドライフードがメインの食事の場合は、水分不足になりがちです。常に新鮮な水を家の数カ所に用意してあげましょう。



猫壱のウォーターボウルはメモリ付きですから、猫が1日の飲んだ飲水量はチェックできて安心です。

 

■11歳以上の猫の食事


そろそろシニアの仲間入りする年齢です。この年齢になったら、低カロリーで消化の良いフードに切り替えてあげましょう。

キャットフードを食べなくなったり、食欲が落ちてきたら、いつものフードを温めて香りを立たせたり、かつお節などを少しトッピングしてみる、飼い主さんが直接手で与えてみるのも方法の1つです。

ウェットフードに切り替えるときは、猫が歯石がたまらないように歯磨きも行なってあげてくださいね。



いかがですか。猫の食事。元気にモリモリ食べてくれるうちは安心ですが、猫の世界もだんだん高齢化しています。

シニアになった猫は特に食事の配慮が大切です。シニア用のキャットフードには、抗酸化物質が配合されていたり、アンチエイジングに配慮されているものも。

年齢ごとに食事のライフステージを変えてあげることは、猫の長寿にもつながります。飼い主さんは、猫の様子をみながら食事内容を見直してくださいね。
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